「あっ？コレ？無意識に手に取ってたのかなぁ？
最近欲求不満でさぁ・・・誰か使ってくれる相手いないかなぁ？
ってぼぉ～っと考えちゃってたんだよねぇ・・・」

『申し訳ありません。
テーブル上にご自分で中身をお出し頂いてもよろしいでしょうか』

(誰か居ることを期待していたが、全員出払った事務所でバックの中身を確認するため隣りに立ちます)

『すいません。こちらの製品ですが…レジを通して頂いていないようでが…お間違えないでしょうか』

(回答遅れ申し訳ありません。)

「別に構わないけど？子どもの迎えもあるから早くしてね？」
言われた通り後ろをついて行きます

わざとカメラに映る様に万引きしたのは
コンドームです

『えっと…申し訳ありませんが、事務所までお願いできますか？
店内のきろと合わせて確認作業…行わせて頂きますので』

(こちらこそ、よろしくお願い致します。
事前に対応マニュアルは見ていますが、初めての応対となり、緊張の方が増しています)

『ヤバッ・・・めっちゃ好み・・・』
全身がビクッとしますが傍目には驚いているように見える

「えっ？何も忘れてないけど？」


（よろしくお願いします
とりあえず事務室に連れて行ってください）

『あ、あの…申し訳ありません、お客様。
何かお忘れではありませんか？』

(朝の混雑も一段落し、一息付きたくなる時間。そんな店内で、モジモジする様な動作を店内で見せる女性客…。
気になり目で追っているとバッグに品物が入るのを目にしてしまうも他の店員は交代時間に入り、対応可能者が一人の中、店外に出たのを確認後、恐る恐る声を掛ける)