脳イキ体験談

自己催眠みたいなところがあると思うんですよね、絶頂って。とくに脳イキは、その最たるものかと。

なので入り込みやすい環境や言葉を男性がかけてくれれば触らずとも脳イキになる気がする。

恋愛で（エロいお触りはなし。あると緊張して入りにくい）イチャイチャしているときのポヤヤ～ンとした感じはトランス状態だから、

さらに、間接照明の柔らかい光とテーブルでアロマキャンドルの火が揺ら揺らとか、そんなのも味方につけた環境が良いかと。

私が体験した中で、いちばん凄かった脳イキがそんな環境だったんです。

肉体関係はまだない相手とデートしてて、そろそろ‥って夜。
２軒目に行ったカラオケルームでイチャイチャ（エロではなく恋愛的なやつ）して、徐々に期待感が高まってるときに、
相手が目を見つめてきて、私の顔をすーーっと指でなぞる。

すでにイチャイチャでトランス状態に入ってる私は、相手の指があたる感覚に集中してて（１つに集中させるのがトランス状態に入りやすい）、指の動きに翻弄されてる。
でも、その翻弄が気持ちいい。そもそも催眠とは相手に従ってしまうのではなく「そっちのほうが気持ち良さそうだな～」とフワフワ寄り添ってしまう状態だ。

気持ちよく翻弄され、指に合わせて子宮がキューッとなって足が強張ってガクガクしてた。

そんなときに、
真っ直ぐ目が合った瞬間、相手がニヤッと笑いながら「イケ！」とひと言。

驚いた。

その瞬間にバーン！！！と頭撃ち抜かれたみたいな感覚になって、身体はのけ反り、ふわ～～。

風に舞った羽根が地面に着地するみたいに、ふんわり下降するが、
着地した瞬間に今度はクリトリスから脳天に電流がビビビッと駆け巡って震えがガクガク。雷に打たれたらこんな感じなのだろうか。

自分では止められなくて無意識に腕を前に組んで押さえ込むが、すぐに次の波がきて、先程の頭をバーン！と撃ち抜かれるようなのけ反りがきた。

最初のときと比べれば衝撃は弱まってるのだが、大きい波の前に波がすーっと引くように「これから次が来る」という予感の恐ろしさに、「あ、だめ、いゃ‥」とうわ言を漏らしているうちにあっけなく飲み込まれる。

翻弄される気持ちよさを知ってしまっているから、予感があっても抗うことができないのだ。

セックス上手い男性って、食事デートの段階からこのトランス状態に誘導してくれてる気がする。
だから店を出たらすんなりホテルを了承するし。まだ服着てる段階でも何度も脳イキしてるから、挿入なんてした瞬間に絶頂してしまう。

いいなぁ、そんなお相手と遊びたい。