※これは私の実体験です。
24~28歳のあいだの4年間、私にはご主人様がいました。結末は、私に真剣なお付き合いをしたいパートナーが現れたので、奴隷契約を解除したいと申し出て、関係は終わったのですが…。
今でも染み込んでしまったM性は元には戻らず、現在のパートナーはそういうSM的な趣向が全く無い方なので、悶々とする毎日を送っています。
こうなることはわかっていたので、私が我慢しなければいけないこととも思っていますが、こうして吐き出したいという気持ちは抑えられません。
ご主人様とは私が働いていた飲み屋のお客さんとしてお会いしました。いつもグループで来て、一人あまり話さないご主人様のことが何か気になってはいましたが、初対面から1年程度は特に何事もなくお客様と飲み屋の嬢としての間柄が続きました。
関係に変化があったのはある日のこと、いつものように2人組で来られたご主人様の席に、ほかの女の子と2人で着き、いつも通りの接客をおこなっていました。
私がご主人様と話をして、もうひとりの女の子がお連れ様と会話していました。
なんでそんな話になったのかは覚えていませんが、縛りの話になったかと思います。
こういうことはしたことある?とかなんとか聞かれたんでしょうか、私は頭でっかちで、無駄に知識だけは多い方だったので、実際に行為としてしたことはないけど、「有名な緊縛師さんなら知っていますよ」と口にしたところ、そこからいきなりご主人様の
「えっ、そうなの?!なんで知ってるの…」とそこから矢継ぎ早にいろんなSMのお話が飛び出し、そこに知識だけで応戦していく私。笑
気がついたら周りのお客さんが帰ったこともあり店中の女の子がこの席に着いていて、ただ
お連れ様の方に沢山の女の子、
私とご主人様2人で盛り上がってる。
みたいな謎の卓と化していました。
そろそろチェックの時間になり、ご主人様と帰り際にLINEの交換をしました。もう一年は接客をしてきていたのに、LINEの交換がこんなにも遅くなるなんて飲み屋の女の子としては失格ですね。汗
この日はご主人様のグループだけが残っていたこともあり、帰られたタイミングでお店も早めに閉めることになりました。
帰り支度をしながら、なんだかモヤモヤ、ドキドキした気持ちの私…。
小さい頃から先天的に興味のあったSMの世界に、初めてリアルに繋がれたようで、心の中では
「もっといろんな話がしてみたい…!」と叫んでいました。
着替えを済ませて急いで店を出ると、先程交換したばかりのご主人様のLINEをひらいていました…。
<つづく>