苦い思い出だけど、話したくなりました。
就職が決まった記念に、東北地方へと一人旅に出掛けた僕でした。。
賑やかな場所は余り好きではない僕は、山間部の鄙びた温泉宿へと宿泊しました。
その日の泊まり客は僕一人でした。
夕食が運ばれて来たのですが、頼んでもいないお酒がお膳に添えられていました。
60過ぎの宿主の女将さんに勧められて、お調子一本の空けてしまいました。
多分、お酒の中には眠気を催す何かが入れられていたのだと思います。
いつしか眠りに落ちてしまった僕なのでした。身体の窮屈さに目を覚ますと、手足は縄で縛られていたのでした。
浴衣も下着も全て剥ぎ取られて雁字搦めの状態でした。布団の上に転がされ寝かしつけられていました。
側で、女将がうっとりとした表情で目も虚ろ。着物の前合わせの間から手を差し込んで、ゴソゴソと腕を動かしていました。
いっ時の時間、そうしていた女将は、満足した様子で手の動きを止めたのち、自ら穿いていたパンティを脱いだのでした。
そのパンティはしっとりと濡れていました。和服に黒色のパンティが印象的でした。
「私の匂いを嗅ぎなから眠りなさい。いい匂いがするわよ。良く嗅ぎなさい。多分眠れないと思うけど、、」
そう言うや否や、脱ぎたての肌の温もりが残っているパンティを僕の頭の上から被せて来たのでした。
強烈な女将の女の臭いに目眩を起こして悶え苦しみました。そうして朝を迎えた僕でした。