私がマゾとしてめざめたのは
小学生のころからだったと思うんです
私の小学生の頃の同級生の友だちの
ともこちゃんは
占いも好きで
オカルトとか魔女も好きで
そういうコミックもたくさん集めていて
私も読んだりしていました
中世の魔女がつかまって
縛られて拷問されたり
吸血鬼に 首すじをかまれたり
そういうマンガにドキドキしたりしていました
私は幼い頃 母が離婚して
お父さんとは離れ離れで
恋しくてファザコンになっていたのでした
そうして レディコミックで
縛られた魔女を自分におきかえて
おじさまに おもちゃにされて
遊んでもらうのを 想像して
息苦しいくらいに はあはあと
興奮していたのです
ともこちゃんにはお兄ちゃんがいて
そういう私を見ていたからなのか
かくれんぼみたいのを みんなでしてるときに
私を 物置のようなとこで
なわとびの縄で 私を後ろで縛ってきて
足も縛って 動けなくされたんです
ともこちゃんのお兄ちゃんは
私を縛ると ちょっと様子をみてくるっていって
いなくなりました
縛られた私は すごく 興奮していて
いつのまにか ダンボール箱の角が
私の太もものわれ目に当たっていて
なんともいえない 快感がおしりから
頭のてっぺんまで きゅんきゅんと
かんじて しまって いました
角にあたってるとこを うごかすと
また きゅん きゅんと して
いつのまにか こすりつけて
きゅん きゅんを 楽しむように
なっていました
縛られて 動けなくて
きゅん きゅん しちゃってて
ともこちゃんのお兄ちゃんが
縄をほどきにきてくれたとき
また 縛られたい って
思うように なっていたんです