続きです
部屋の中は暖房で温まっているとはいえ、12月だし、俺たちはベッドに潜るように入った。
いつもと違う緊張感が漂っていた。俺にも唯にも。
いつもと違う展開になるのが二人に解っていたからだったが、いろいろと喋りながら始めるかねての逢瀬とは明らかに違う雰囲気が漂っていた。
無言のままで唯の唇に吸い付き、気づいたがその時点で二人ともかなり息が荒くなっていて、既に明らかな興奮状態だった。
ハアハアと息を吐きながら、俺は唯のスエットの上着の中に手を入れた。
その頃の唯は既にスポーツブラを卒業し、少女らしい可憐な感じのデザインではあるが、ちゃんとしたブラジャーを着けていた。
ブラの上から強く小さな胸を揉みしだき、グリグリと乳首も刺激する。
俺はその時決意していた。
(できるだけ唯が痛くないように丹念に愛撫を施しながら、唯のアソコをほぐしてやろう)
だから焦っていきなりパンティーに手を掛けるようなことはせず、十分唯のマンコを濡らす、その上でじっくりと唯の膣口を広げるような愛撫をして括約筋をほぐしてから事に及ぶ、そんな計画を立てたのだった。
いつもと同じ手順、違うのは二人とも無言だったってことだった。
その無言の静寂をストップさせるように俺は唯に声を掛けた。
「なあ、唯。お前いつもと違うな。やっぱり怖くて緊張してるんだよな。まあ、俺自身もそうなんだが。」
「・・・全然平気とはとても言えない。我慢する覚悟はできるけど、やっぱり怖くはあるよ」
「俺はさ、できるだけお前が痛くないようにしてやりたいと思ってるんだ。」
そしてこういった手順で唯を抱くことで唯の痛みが最小限になるようにしたいことを説明した。
「だからいつものように俺がすることに没頭して欲しいんだ。難しいけどできるだけリラックスしてくれるか?」
「うん・・・頑張ってみるよ」
そこからいつものように俺は唯の体中に舌を這わせた。
いつものように唯のクリトリスに到達し、そして唯はいつものように体を震わせながら絶頂に達した。
(さあ、ここからだ)
俺はひくつく唯の膣口に指を伸ばした。
クチュッと音を立てて、俺の人差指は第二関節の手前くらいまで簡単に入っていった。
これはいつもの愛撫でも行ってきた手順のため、二人ともプレッシャーは感じることはなかったが、明らかにそこから先に行き止まりがある、そう感じさせる感触だった。
俺は無理に指でそこから先に進もうとはせず、入り口のところを広げる作業に取り掛かった。
入れた人差指を上や下、右や左に動かし、そして少しづつその動きの幅を大きくしていく。
途中から(筋を伸ばしてるよな、これって)というような抵抗感を指に感じる様になってくると、唯は時折
「ツッ!」「ウウッ!」
心地よいときの声とは違う声を上げた。
「痛いか?」
「・・・時々。でも我慢できる痛みだよ」
「これが痛く感じならなくなれば、かなり唯のここの周りの筋肉がほぐされた状態になったってことだろうから。そこまではこの感じで続けるぞ?」
「うん、お願いします」
俺は痛みだけじゃ可哀想だと思い、入り口をほぐしつつ、クリトリスにもまた舌を這わせ、そして軽く吸い上げた。
「ヒャウッ!気持ち良い!気持ち良いよ、俊さん。もっとそれやって。そしたら我慢できそう」
「ああ、わかった」
指をグニグニと動かしながら、クリを転がす。
それを続けるうちに唯のアソコの状態に気づいた。
唯がイキそうだと訴える頃合いでアソコもヒクヒクと痙攣を始める。
そしてイク瞬間にギューッと締まり、その後そこがポッカリと緩んだ状態になることに。
(確か前に読んだバルーン化現象ってやつかも。それなら今の手順でイッた直後の緩んだ状態の時に破瓜してやれば、痛みが少ないかもしれない)
体をビクビクと動かしながら悶える唯の体の状態が収まるのを待ちながら、また膣口を広げる手順に入った。
しばらくしてから、また唯のクリにチロチロと舌を這わせると、唯は一回目よりも二回目、三回目とだんだん感度が強くなるタイプだったので、大きな悶え声を上げだした。
「アアッ!いい!アッ!アッ!すごいいい!アッアッアア~~~!またイッちゃうよ、俊さん!」
「何回でも安心してイキな。イケばイクほどきっと痛くなくなるぞ」
安心させるため、没頭させるためにそんな嘘をついた。
「ほんと?じゃあいっぱいイク。いっぱいイカせて、俊さん」
ずっと唯の膣口を緩める作業をしながらのクンニを根気よく施して、心なしかかなり広がった気がした。
(これならもしかしたら・・・)
唯がその日4回目のクリでのアクメを迎えることを訴えた時に、俺も自分のパンツを脱いで準備をした。
そしてその刹那、ビクンと体が跳ね、唯はアクメを迎えた。
まだ口をパクパクさせてる状態の時に俺は自分のペニスを唯の膣口にあてがい、そして少しだけ腰を進めた。
亀頭がほとんど隠れたところまではすんなりと入っていけたが、そこから先に俺の侵入を阻むような感覚の部位が確かにあった。
(やっぱりちょっと勇気がいるな)
自分の欲望より、可愛い唯が痛がるところを見たくない想いのほうが強く、かなりの逡巡がその時点でもあった。
「唯、今から奥の方に入れていくけど、我慢できそうにない時はちゃんと言うんだぞ」
「うん、長い時間痛いよりも、ひと思いにやってもらったほうが良い気がするの。遠慮なくお願い」
すげえこと言うもんだと思いながらも、それを聞いて俺も覚悟ができた気がした。
更に腰を推し進め、押し返してくる感じがするその防壁を突き進んだ。
“ブツッ”そんな音がしたんじゃないかと思えるような感覚が俺のペニスに伝わってきた。
その途端唯の全身が硬く強張り、掴んでいた俺の腕への力がギュッと強まった。
俺はもう構わず俺の亀頭が行きつくところまで腰を進めていった。
おそらく処女膜であろうと思しきところを過ぎてからの唯の内部の抵抗感は思った以上に少なく、根気よく唯をほぐしたこと、バルーン化現象の効果があったのではと想像できた。
「痛いか?唯」
「ちょっと最初痛かったけど何か思ってた以上に大丈夫だった。ねえ、これで私卒業したんだよね?」
「ああ、大人になったな、唯」
「・・・・大人になったことより、これでほんとに全部俊さんのものになれたことが嬉しい・・・人生の半分の目標が叶った気がするよ」
「フッ、何なんだお前の人生の目標って?」
「俊さんのお嫁さん。だから俊さんにバージンをあげるのは人生の半分の目標なの」
涙を流しながらほんとに唯は嬉しそうだった。
「少し動いてみても大丈夫そうか?」
「うん、これなら平気そう。ていうか、動かなきゃ俊さん、気持ち良くならないんでしょ?」
まだ年端もいかない唯だったが、いつだって俺を気遣ってくれる。
「そうだな。じゃあ少しづつ動かしてみるぞ?」
そう言いながら腰を少し引いて、その分だけまた前に押し入った。
「あっ・・・ああっ・・・だめ・・・あん、だめ」
「痛いか?」
「違うの。何かね、一番奥までくると痛くはないんだけど、だめえって思っちゃう。何だか切ないような感じになるし、少し気持ち良いんだけど・・・説明難しいな。とにかくね、何かだめって感じになるけど、だめじゃないの。わかってくれる?」
「よくわかんないけど、大丈夫そうだね。とにかく動くよ」
コクンと唯はうなずいた。
入れた時はバルーン化現象なのか、俺のものへの圧迫感はそこまで強くなかったが、次第に本来の狭さに戻ってきたのか、唯の内部の肉が俺のものをみっちりと包み込む感じが強くなってきていた。脳髄にくる快感だった。
俺は腰の動きをさっきより大きく早くしてみた。
唯の中のヒダヒダとか、奥の方にあるコリンとした子宮口とかが俺の亀頭で感じられた。
「あっあっあっあっああっ!あうっ!なんか・・・変・・・あっ!ああっ!なんか変だよ、俊さん!」
「どんな感じだ?痛くないのか?」
「うん、痛くない。何か気持ち良いんだけど、いつもの俊さんがキスしてくれる時の気持ち良さとは違う感じ。どっかに飛んでいきそうな、気が遠くなりそうな感じがするよ。ああっ!何かすごい・・・あああっ!!」
(これは・・・思ったより大成功の処女喪失だぞ。こんな華奢な体で、俺のものでここも目いっぱい広がってるのに端から痛いより気持ち良さのほうが強いなんて・・・しかし、唯どころじゃないな。あまりの狭さで気持ち良過ぎて俺の方がイッちまいそうだ)
そんなことを考えながら、歯をくいしばって頂上への到達を俺は我慢していた。
しかし、唯の白い華奢な体を俺が貫いている事実とそのあまりにも卑猥な光景、そして唯の意外な反応で、俺はもう我慢の限界だった。
「唯!すまない!俺、イッちまいそうだ!」
「いいよ!来て!出して!私の中に!」
生理がまだ始まってないとはいえ、さすがに中出しはと思ったが、唯は猛烈にせがんできた。
「中!中!中に!俊さん、中に!私の中に全部出して!お願い、中に!!!ああ~、気持ちい良い!お願い!!!!」
そう言いながら唯は腰を下からグリングリンとグラインドしてきた。
唯の膣の肉に強烈にしごかれた形になり、目から火花が出るような快感に襲われた。
その腰を動かす光景は、どんなエロ動画よりエロく、俺はあっけなく迸ってしまった。
「うううっ!出すぞ!」
そう言うと、細い足でがっちりと俺の腰をはさみ、さらには上半身を起こし腕も腰に回して、俺が逃げないような態勢を取り、俺の舌をむさぼりながら
「一番奥に出して!奥に!」
ドクドクと俺は欲望の毒液を唯の中に吐き出した。
俺たちはしばらくお互いの舌を貪りながら、その余韻に浸った。
続く
※元投稿はこちら >>