悶々したまま俺は寝た。…次の日、朝起きて朝飯を食べてからバイトに行く準備をした。行く前に部屋を見ると、紫音はスヤスヤと寝息を起てていた。そしてノートに[バイトに行ってくる…もし帰るなら合い鍵は持って行きな。それとこれは電車代だよ]と書いて3千円を置いて出かけた。…夕方(帰ったかな?)と思いつつも、コンビニで弁当を一応2つ買って帰ると紫音は居て「お帰りぃ」と元気に言った。部屋は綺麗になっていて夕飯も作っていた。「帰らなかったんだ」「だって暫く居ていいって言ったじゃん」(まぁそれはそうだけど)と思ったが言わなかった。「これどうしたん?作ったん?」「うん…そうだよ…それより」と言って「お風呂にする?ご飯?それともわ・た・し?」と言ったので「あ~はいはい」と流すと「流さないでよ~」と言って笑った。俺は「じゃぁ…私って言ったらどうする?」と意地悪っぽく言うと「えっ!?」と言って焦り顔を赤くした。俺はクスっと笑い「冗談だよ」って言ったが紫音は「…おじちゃんなら…いいよ」とボソッと言って俺を見て「冗談だよ~」と笑った。(コイツは)と心で思った。
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