ゆっくりと動かしていた腰も、次第にやや早めにと変えました。
その途中でした。
「う、う」
その子は低い唸り声みたいなのを発しました。
そして中がギュギュ~っと縮まったんです。
そして言いました。
「イケました」
「え?いったの?」
「はい、イケました」
なんて慎ましやかなイキ方。
「男の人とエッチしてて、こうやってイケたのは初めてです。こみ上げてきたものが、頭を突き抜けた感じがしました」
その子はセックスでの初イキ、その感想を話してくれたんです。
そうであればもう私、我慢する必要などありません。
出そうなってはちょっと緩め、それを繰り返してたの、止めました。
「おじさんもイカせてもらうよ?」
「はい」
避妊具内射精で終わりました。
終わって少し休んでる最中でした。
「年上の人としてみたがったんです。中途半端に年上じゃなく、経験豊富な父みたいなくらい年上の人。初めてエッチしてから二年くらいたつけど、エッチがいいと思えなくて。でも今日初めてエッチはいいんだと知りました」
援の理由を聞いてみました。
「別にお金なんかどうでもいいんです。自分がどうなのかを試してみたい、エッチが気持ちいいのか試してみたい、それが理由でした」
「じゃあ今日、無料でもいいの?」
「払いたくないなら、そうでもいいです。私はいい思いさせてもらえたんで」
それから中年オヤジにしては頑張り、夕方まで合計三発もさせてもらいました。
帰るときになってもその子、お金払えと本当に言わないんです。
帰る車中でも言いません。
でも私、約束のお金、別れ際に渡しました。
「大したもの買えないだろうけど、それで服でも買って」
その子は少し申し訳なさそうな態度をしながら、受け取ってくれました。
「また会えるかな?」
私が車内から車を降りたその子に声かけました。
すると振り向き、言いました。
「彼氏いるんです。色々教えてもらって、有難うございました」
そう言って走って去っていきました。
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