(オ、オシッコすれば許していただけるの?)
失敗を取り返す機会を与えてくれたタケ様に、麻由美はチンチンのポーズで感謝の気持ちを表すと
床に並べられた三つのグラスに四つん這いで歩み寄ります。
そしてグラスがお尻の下辺りまで身体の位置を調整すると、おもむろに右足を高く上げました。
コートの裾にオシッコが掛かってしまうので、麻由美犬が自らコートを腰までたくし上げると、
下半身は再び丸出しになりました。
すっかり麻由美犬に調教された身体は、それまで全くその気は無くても、ションベンの時間と
言われただけで条件反射のように尿意を覚え始めます。
最早身体の隅々の神経が麻由美の気持ちとは独立して、主様を喜ばせようと勝手に機能して
いるのだと思いました。
マジ、ションペンするのかよ…この女。
店内のお客さんは息を詰めて成り行きを見守っています。
歩道からも通行人が立ち止まり、柵越しに犬のショーを覗き込んでいます。
麻由美犬はもちろん初めての経験です。
(あ、あぁ…どうやって狙いを定めればいいの…)
雄犬のオシッコのポーズはしたものの、上手くグラスに注ぎ込むなど
至難の業です。
救いを求めるようにタケ様を見上げると、早くしろと言わんばかりに
顎で麻由美に催促します。
さらに周りを見回すと麻由美犬を取り囲むギャラリーが、熱っぽい視線で
そのほとんどの人が携帯の写メを構えています。
(はぅぅぅ…いや…写真はだめぇ…)
逡巡しながら抗議も出来ず、ポーズも崩せません。
(あぁん…出ちゃう…!)
一瞬間を置いて麻由美犬の股間から水滴が漏れました。
初めチョロチョロと飛び散っていたのが、すぐに勢いを増し、
一筋の水流となり、飛沫を上げて噴き出します。
その大半が的であるグラスから外れ、お店の床に零れました。
(あっ、だめ、だめ…)
麻由美は慌てて尿道口の向きを変えるように足の上げ方を変えます。
水流の着地点が変わり、一つ目のグラスに飛び込みます。
携帯のシャッター音とともに、拍手が起きました。
二つ目、三つ目とすっかり淫らな芸のコツを掴んだ麻由美犬の
オシッコは並んだグラスを満たして行きました。
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