車に戻ると少しお腹が痛かった。
「ちょっとお腹痛いかも…」
「冷えたか?」
「トイレ行こうかな」
「今日は帰るか?」
「どうしようかな…」
お腹を擦りながら考える。
「もう少し一緒にいたい」
こんなテンションのまま家に帰るのは勿体無かった。
「ホテルで休む?」
「うん、出来なかったらゴメンね」
「気にすんなって」
祐二は、ホテルの部屋に入るとエアコンを強くしてくれた。
「寒くない?」
「うん、大丈夫」
「横になってな」
「うん」
しばらくしてトイレに行くと落ち着いてきた。
「よくなってきた」
「よかったな」
私のお腹をポンポンと叩く。
「祐二~」
抱きついて胸にスリスリすると祐二の匂いがした。
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