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1
2012/02/22 22:16:38 (y1SqZ0Cv)
続き物故、これだけ読んでもイミフ。
前回よりエロいけど、裸とか挿入とかそういう物を期待している人には微妙かもです。

「○○(俺)、お前免許持って来てる?」
「んぁ?多分ある」
「じゃあさ、ちょっと頼まれてくれない?」
この日の夜はファミレス的場所で晩飯の予定だったんだけど、兄貴夫婦が遙さん姉に地酒を飲ませたいとか言い出して、兄貴達おすすめの居酒屋に行くことになった。要するに、酒が嫌いな俺に運転手をやってくれ、ってことだった。
「居酒屋って、便璃はどうすんねん」とか思ったけど、考えてみれば俺も子供の頃ジュース片手に普通の食事的なノリで居酒屋連れられたこともあったし、まぁいいかってことでご相伴に預かることにした(食事代は兄貴が出してくれるし)。
居酒屋は小上がりで、一つの卓に5人で座った。席順は

遙姉便
□□□
兄俺

って感じ。
便璃は初めての居酒屋だったらしく、酒飲んでテンションが高い兄貴達を横目に、すごくびっくりした顔をしていた。そりゃあ自分の親や親戚が顔真っ赤にして豹変しだしたら、驚くを通り越して怖いわな。
「こういうお店、初めて?」
とりあえず、さっきと同じように便璃に話しかける俺。あわよくば、さっきみたいな展開にならんことを期待していたのは言うまでもない。
「は、はい」
「見てごらん、これが人をおかしくする液体だよ」
「……」
「あっはっは……いや、冗談だよ冗談」
「……」
「……」
また便璃はガチガチモード。そんな便璃の様子を見て俺は、「さっき仲良く(?)なるために費やした時間はなんだったんだよ……」とか「もしかしてさっきので怯えて……?」とか色々悪い方に考えが巡った。
しかし、それも最初のうち。便璃もすぐに慣れたようで、俺たち二人は再び普通に会話を始めた(おさわりはナシ)。
この時分かったことだけど、真面目そうに見えるという俺の推察はどうやら当たっていたようで、便璃は学校でナントカ委員長をしているとのことだった(何委員長だか忘れたけど、「へー、じゃあ生徒会に所属ってこと?」「生徒会じゃなくて児童会です」みたいな会話をした気がするし、「便璃の学校は5年生が委員長するんだ」とか考えた記憶がある)。
とにかく重要なのは、便璃が真面目で偉いということだ。そんな子がさっき俺の足で……そう考えたら、またもや俺の悪い虫がうずき始めた。


レスに続きます
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2
投稿者:イヌレツィム
2012/02/22 22:22:37    (y1SqZ0Cv)
「○○くん、飲んでるー?」
遙さん姉が、斜向かいから俺に無理矢理絡んできた。運転手が飲む訳ねーだろ!と思ったけど、
「飲んでますよー!」
とか言って、ただのジュースを一気飲みしてその場をやり過ごした。
姉さんにそこそこ気に入られたみたいで良かったんだけど、本当にジュースに酒混ぜられそうになったのはマジで勘弁して欲しかった(その時兄貴が一瞬シラフになって「えっ」とか言ってたのは笑えた)。
遙さんも遙さん姉もケタケタと笑っている。「ちょっと、それはダメっすよ!」という俺の抗議に対しては、
「だってこのお酒美味しいんだもん」
などと供述をしており、動機は未だ不明。
まぁ、なんだかんだで楽しく飲んでいたんだけど、10:00過ぎくらいになって、酒の匂いにあてられたのか、便璃が目と顔を真っ赤にして眠たそうにしていた。
「眠い?」
と尋ねると、「うーん」という感じで首を傾げ、目をこすりながら「まだ眠くないです」とのたまう。どう見ても眠そうです、本当にありがとうございました。
「便璃ちゃん眠そうなんだけど」
と、兄貴達に告げると、
「えー」
といった感じで、あからさまに飲み足りないオーラを出す3人。それに対し、「眠くない……」と、説得力ゼロの主張をする便璃。
この時俺は、「俺と一緒にいたいから眠いの我慢してるのか?愛い奴め」とか考えていたんだけど、単純に俺ら4人に気を遣っているだけだったみたいで、ちょっとガッカリした。
(これはもはや時間との勝負なのかも分からんね…… )
と考えた俺は、とりあえず先ほどと同じようにつま先で便璃の太ももをコリコリと擦ってみた。

急いで悪戯に踏み切った理由は二つ。
・本心ではまだ飲み足りないと考えている兄貴達も、便璃がこんな状態では気を遣ってお開きにするかもしれない
・便璃もこれほどまでに顔が真っ赤でぼやんとしていては、多少悪戯したって周りにバレやしないだろう
ということで俺は、便璃の目を覚まさせる意味でも、今が最高のシチュエーションだと確信したという意味でも、再度ジョイントを目標に、足をモゾモゾ動かすだけの簡単なお仕事をすることになった。
「……」
先ほどと似たような状況になり、押し黙る便璃。その姿はそれで大変良いのだが、できれば一緒に話して欲しいなぁ……という思いも込めて、またもやこちらから色々と話しかけてみる。単純に、この子のことをもっと知りたいと思ったというのもあるしね。


続きます

3
投稿者:イヌレツィム
2012/02/22 22:31:44    (y1SqZ0Cv)
いくら先ほど成功したとは言え、やはり一番敏感な部分に足を伸ばすのには勇気が必要だった。緊張と集中のあまり、周りの音が急に静かになったような錯覚を覚える。
心臓が早鐘のように鳴る。それは向こうも同じだろうという考えは、俺の思い上がりだろうか。
俺のつま先が便璃のふとももの間を突き進む。ちなみに今の便璃の姿勢は、両ひざをV字に緩く開けた正座といった感じ。つまり、奥に進めば進むほど脚と脚の間隔が狭くなり、その分俺たちの密着面積と密着圧が増えることになる。
「……」
便璃はというと、俺以外の3人に後頭部を向け、テーブルに頭を乗せながらチラチラとこちらを見ていた。一旦テーブルの上に落ち、さらに床に落ちる彼女の長髪が、まるで漆黒の滝のようで 、芸術的なまでに綺麗だったのを覚えている。

彼女がちょうど話し始めた時、とうとう俺の足が便璃の最奥部に達した。
「……んー」
その途端、そんな呻き声をあげて、会話を中断させる便璃。
彼女の顔色を伺う俺。特に変わった様子も見せず、相変わらず眠そうな声で、俺の質問には返答してくれる。
(よし、嫌がってない!今気持ち良くしてやる!)
という意気込みのすぐ後、俺たちの会話が普通に小休止した。今度はさっきよりも強く蹴ってやろうと思い、もう一度俺が声を掛けようとした時、便璃でニヤっと?いや、クスっと?とにかく意味ありげな微笑を浮かべ、
「……届いたぁ」
と俺に呟いて、アソコを俺の足に押し付けてきた。
正直、超焦った。「何が届いたやねん!」と、心の中でツッコミをした。心臓が縄跳び二重跳びにトライしたような、そんな錯覚を覚えた。
その「届いた」は、その時の会話からはまず出てきようのない言葉。もし隣の3人が俺たちの会話を聞いていたら……。
驚きのあまり、俺は思わず身体をビクンとしてしまった訳ですよ。で、その勢いで便璃のアソコに触れている足に力が入ってしまった訳ですよ。
「あっ……」
今思えば、便璃からしてみたらあの蹴りは「バカ、何言ってるんだ!」という俺の叱責にも受け取れたかもしれない。その時俺は全くそんなことは考えてなく、むしろ「とにかく、さりげなく足をどけよう……」とか、そういう方向に考えを巡らせていた。
しかし、それはできなかった。兄貴達がこちらを気にかけている様子が微塵も感じられなかったというのもあるけど、それは無理だ。あんなウットリと切なそうな、オンナのカオを見せられては……。


続きます。
4
投稿者:イヌレツィム
2012/02/22 22:36:09    (y1SqZ0Cv)
あの時の便璃の表情を文字に起こすのは難しい。難しいので、今この文章を読んでくれている人に、その時俺が気付けなかった事実を知ってもらいたいと思う。
便璃は、マゾだ。
当時の俺が、初対面の少女に対し「この子はSかMか」などと考えを巡らせる訳もなかったのは、仕方のないことだろう。ていうか、その頃はSとかMとか、そういう概念すら俺の中にきちんとあったかどうか。
とにかく、俺の力量不足で情景や心情の表現に欠陥がある場合は、「Mの子だから、きっとこんな顔していたんだろうな」とか「この子Mの割にこんな大胆な……」とか脳内補間して、当時の俺よりも興奮して頂ければ幸いです。
本当は「いや、便璃はそんじょそこらのMとは違う!作品や妄想に出てくるような設定的なMじゃなくて、もっとこう、現実的な癖に空想的というか、“さっぱりとして、それでいてコクのあるM”なんだ!」と声高に主張したいところ……。

話が脱線したけど、後付解釈も含めて便璃の様子を説明すると、表情は「色っぽいオンナのカオ」+「怒られて泣き出す寸前」といった感じ。頬をテーブルにくっつけながら、半開きの口でチラチラと黒目を動かしてこちらの顔を伺うあの様子は、正直堪らなかった。俺の中に住んでいるどす黒い生き物が、便璃の視線をエサにしてすくすくと育っているような、そんな興奮を覚えた。
今思えば、便璃はあの異常なシチュエーションを、俺の何倍も楽しんでいたに違いない。「いや、これもう押されてるっていうか食い込んでるだろ」ってくらいに密着した便璃のアソコを、俺の足から離そうとしなかったのが何よりの証拠だ。
さらにこれも後付だけど、あの時の便璃は、変なことを言って俺を動揺させることで、俺からのお仕置きを欲していたようにも思える。で、偶然っていうかただ俺がビビっただけだったんだけど、とにかく結果として俺が便璃のアソコを強く蹴り上げてしまったことで、向こうにも変なスイッチが入ってしまった、と。
兄貴達が怖くて足を離したかったが、便璃の放つ淫靡な雰囲気に魅入られて、結局それはできなかった。できないのであれば何をしても一緒だと、ある種の開き直りを見せた俺は、「あれ、便璃ちゃん本当に眠っちゃったんじゃないのー?」みたいな白々しい事を言いながら、まるで嫌いな奴の頬をねじ切るあの動きを再現するように、便璃のアソコを足の親指とその他の指で、ぐにゅんぐにゅんと引っ掻き回していた。


続きます。
5
投稿者:イヌレツィム
2012/02/22 22:40:00    (y1SqZ0Cv)
ものすごい爽快感だった。俺の中ですくすくと育っていた黒い生き物が、両翼を広げて羽ばたいていった気がした。
俺の足の爪が便璃の恥骨を認識できるくらいにまで食い込んでいるこの状況。いくら靴下越しとは言え、足を動かすまでもなく充分に痛いはずだ。そんな中、明確な悪意と嗜虐心をもって便璃のアソコをぐちゃぐちゃにした時の、あの感触。
案の定、便璃は強烈な反応を見せた。目を大きく見開き、「ヒッ」と小さく息をのみ、身体をビクンと跳ねさせた。
今度はもう、駆け引きとか観察欲求とかそういう次元じゃなく、瞬間的に足をあぐらの形に戻した。今ので俺は、便璃のK点を通り越したことを認識した。
そういえば、文面上では俺と便璃の世界が他3人の世界と切り離されているような書き方に見えるかもしれないけど、実際そんなことは全くなく、狭い小上がりの上で5人がみっしり座っている状態。身体を揺らすだけで兄貴と肩がぶつかるくらいの密集度。しかも、描写は省略しているけど、気が向けば誰かしら俺や便璃に話しかけることもある。
つまりこれは、例えば遙さん姉が足をこちら側に伸ばしてしまえば、それだけで俺が何をしていたかばれてしまいかねない、そういう行為だったのだ。そんな中、便璃が身体をビクンと跳ねたことで、流石に彼女は他の3人から注目を浴びてしまう。
「うぉっ、びっくりした!」
この時俺は、謎の達成感のせいか心に幾ばくかの余裕があり、そのお蔭で妙なアドリブが働いていた。まるで便璃が、眠っている時に身体をビクンと跳ねさせるアレ(名称不明)をしたみたいな雰囲気になり、一同笑いを集めたところで、
「俺便璃ちゃん送っていくわ」
みたいなことをナチュラルに申し出ることができた(このタイミング、そして俺の押しの強さはばっちりだったと、今でも自負している)。

この時の便璃はいやに素直だった。ちょっと強引に立たせ、靴を履かせて歩かせても何も言わない。なんだか俺の言うことを良く聞く犬のようにも見えたけど、単純に疲れていただけっていう可能性も捨てきれない。
フラッフラの千鳥足で歩く便璃を、車の助手席に乗せる俺。
この時の俺は、便璃と二人きりになったことで、下心全開の変態大学生になっていた。兄貴から家の鍵を預かっていた俺は、便璃を連れて一旦家に戻った。


次はいよいよ裸です。
個人的には今回の方が緊張したし興奮したけど、内容的には次の方がきっとエロいです。

6
投稿者:(無名)
2012/02/23 07:11:55    (LUqEiOnp)
おあずけ度が凄い
早いとこ続きをお願いします
7
投稿者:よばい屋
2012/02/23 20:10:43    (aH9vadvj)
今回も大変楽しませていただきました。
男にも真面目で大人しそうに見える、ムッツリスケベというのがいるけど、女性にもいるんですよね。ウチの妻もそうです。
そうそう女性は、解放的な人よりかえって深くて激しい性欲を抱えてたりするものですが、便璃ちゃんも、そのタイプのようですね。
二人きりになって、彼女がどんな乱れ方をするのか 続きを楽しみにしています。
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