2011/09/12 11:06:28
(jRk1ZOYJ)
コトが済んで間もなく、電車は目的地の駅に着いた。出口に近い方から続々と乗客が降りて行く。しかし彼女は、茫然として俯いたまま、動こうとしない。僕は、このまま彼女を置き去りにして一人花火会場へ行く気にはなれなかったので、素早く足元にしゃがんで彼女の右足首に引っ掛かったままのパンツを抜き取ってあげると、彼女の手首を掴んで電車から降ろした。
そのまま、駅のトイレまで連れて行く。彼女は僕に手を引かれるまま、黙って着いてくる。
身障者用の広い個室に二人で入り、まず、ティッシュで彼女の内股に付いた、処女の証と愛液、逆流した精液が入り交じった物を拭き取った。更に、ハンカチを濡らして彼女の内股からスリットまでをキレイに拭いてあげ、パンツを履かせてから浴衣の乱れをできる範囲で直してあげた。
それから、また彼女の手を握り、個室を出ると、花火会場に向かった。
いつも僕が見物に使う、小高い丘の上の公園に彼女を連れて行く。ここは花火の見物場所としては穴場で、地元の人間でも一部の人しか知らないので、打ち上げが始まる直前の時間だったが、まだ空いているベンチがあった。
彼女と二人でベンチに座り、次々と打ち上がる花火を見ながらぽつぽつと話しをした。
「名前は?」
「みく」
「いくつ?」
「中一」
「なんで僕にくれたの?」
「あげてないよ。あなたが勝手に奪ったんでしょ?」
「でも、ほとんど抵抗しなかったよ?」
僕がそう言うと、彼女は押し黙ってしまった。
僕は、花火を眺めながら彼女の言葉を待った。
「…あなたがあたしを守ってくれたから。 男の人に、あんな風にかばってもらったの初めてで… 嬉しかった。だから、あんまり嫌がったら悪いかなって思って…」
「それだけ?」
僕には彼女が、それだけの理由で、僕に処女をくれたとはとても思えなかった。僕はそんなにイケメンではない。その位自分でも分かってる。
僕はまた、黙って彼女の言葉を待った。
「…男の人は知らないかも知れないけど、女にも… 子供にも、性欲ってあるんだよ。 あんなトコ、あんな風にスリスリされたら、気持ち良くなって、もっと、もっとってなっちゃうよ…」
彼女の説明に、僕は大体の所を理解した。つまり彼女は、流されてしまったのだ。僕の膝と指による愛撫で今まで味わったことのない快感を感じてしまったため、冷静な判断が出来なくなってしまったのだろう。
男には、そういう事がよくあるが、こんな少女にも…
この、みくという少女は、いわゆる『遊んでいる』女の子ではまったくなく、中学校の教室で友達と他愛ない事ではしゃいだり、勉強や部活に打ち込んだりしていそうな子なのだ。
そんな、普通っぽい女子中学生の性欲…考えただけでゾクゾクする。
花火が終盤に近づいた頃、彼女がまた口を開いた。
「あたしさぁ…まだ12才なんだよね」
「そうか。中一だもんね。誕生日まだなの?」
「ん… 来月。 12才の子とエッチするとさぁ… 合意しててもレイプになっちゃうんでしょ?」
僕は彼女のその言葉に愕然とした。
自分が強姦罪で逮捕されると思ったからではない。こんな普通っぽいJCが、なんでそんな、人によっては大人でも知らないような、法知識を持っているのか? と、単純に驚いたのだ。
「なんでそんなこと知ってるの?」
「ちょっと遊んでる先輩が、教えてくれたの。だから、エンコーするなら12才の内が有利だよって。あたしの周りには、そんなことする子はいないけどね。」
そう言うと彼女は、ちょっと悪戯っぽい笑みを浮かべながら、
「お巡りさんに言い付けちゃおうかな~」
と言った。
僕は、彼女のこの言葉には含みがあるように思えたので、
「そうならないためには、どのようにしたらよろしいので?」
と、おどけた口調で聞いてみた。
「今日はさ、入れた後は、痛いだけでよく分からなかったから… ホントは、エッチって、入れた後も気持ちいいんでしょ? だから、もう一回して、最後まで気持ちよくしてほしい。そしたら…」
彼女のこの申し出は、もちろん僕にとって、飛び上がる程嬉しいものだったが、しかしJC1の子に『もう一度抱いて』なんて言われて露骨に嬉しそうにしたら、大人としてとてもみっともない。そこで僕が、
「そのような事なら何回でも、何十回でもして差し上げますよ。お嬢さん」
と、わざと真面目くさった顔で言うと、彼女は
「そんなにしないよ!エッチだなあ…」
と言って笑った。
僕はその時初めて、彼女の、一点の曇りもない笑顔を見た気がした。
花火大会が終わった後、僕と彼女は一緒に電車に乗った。帰りの電車もひどく混んでいたので、僕はまた、腕を突っ張って彼女を守ってあげた。今度はお触りなしで。
彼女の降りる駅は、僕が降りる駅の一つ先だったが、僕はそこまで一緒に乗って行き、ホームで携帯番号とメアドを交換し、来週末会う約束をして別れた。
僕は、それまでの人生で、素人の女性とセックスした事がなかった。一時的に、同世代の恋人ができることはあったのだが、ロリであるため、成人女性に対してどうしてもセックスしたいと思う程の情熱が湧いて来ず、いつも、マゴマゴしている内に振られてしまうのだった。
僕はこの日、みくと一週間後に再会し、セックスする約束をした。今回のような痴漢行為からの流れとは違い、次回はベッドの上で終始彼女をリードし、気持ち良くさせてあげなくてはならない。うまく出来るだろうか? そんな不安と期待を抱えながら、次の週末までの日々を過ごした。
《続きます》