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麻紀 5

投稿者: ◆BvdMrPnKyU
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2010/12/07 04:39:11 (XrKjvAwX)
続きです。

麻紀「広い所にすんでるんですね?」
麻紀は家の中を見ながら言った。3DKのアパートに一人暮らしだから広いはずだ(笑)
(因みに俺は、日本の最大手の自動車会社の枝に当たる一応一流企業で働いてて22歳の時には手取りで月25万位でボーナスは手取りで50万以上は貰っていた)
俺「まぁ一人暮らしなら広いよね。」
話ながらリビングに通した。
麻紀「羨ましいです。家は狭いし古いので。」
辺りをキョロキョロしながら話してきた。明るい部屋で麻紀を見たがかなり痩せている。コンビニで抱きかかえた時に思ったが本人を見て納得した。ただ綺麗好きな俺は麻紀の汚れたスエットと臭いが気になって仕方なかった。
俺「麻紀ちゃん風呂に入る?」
麻紀「…入りたいです。」
恥ずかしそうに覚悟を決めた様に答えた。
俺「風呂温めなおすから待ってて。」
麻紀「はい。」
顔を赤くして麻紀は答えた。
俺「追い焚きしてるから身体洗ってる最中に温かくなるから入っていいよ。」
麻紀「ありがとうございます。」
麻紀はお風呂場に向かった。麻紀が風呂に入った音を確認したら俺は風呂に向かった。麻紀の汚れたスエットを洗濯したかったからだ。洗濯をする為に脱いだ服を見たがスエットと下着とキャミソールしかなかった。かなり寒かったんだろうとかわいそうに思った。麻紀が風呂に入っている間に布団をひいて、ストーブで部屋を暖めておいた。洗面所に俺のスエットを置いて俺はリビングで一服しながらテレビを見ていた。しばらくして麻紀が風呂から出てきた。
麻紀「お風呂ありがとうございます。」
麻紀がそう言ったので麻紀の方を見てビックリした。麻紀はバスタオルを身体に巻いて恥ずかしそうに立っていたからだ。麻紀のその姿にもビックリしたがもっとビックリしたのが肩と腕の青アザだった。
俺「スエット用意したから着なよ。」
麻紀「…でも」
俺「いいから着なよ。せっかく暖まったのに冷えちゃうよ。」
麻紀「わかりました。」
俺は麻紀の青アザを見て抱く気はなくなった。
麻紀「服ありがとうございます。」
俺「アザどうしたの?」
麻紀「……」
俺「親?」
麻紀「……」
俺「俺も昔親父にやられたよ。俺は三回親父に骨折させられたけどね(笑)」
麻紀「修さんの親も?」
俺「うん。だから家をでて一人暮らししてるんだ。」
など一時間位麻紀と話した。麻紀の家庭は今のお父さんは本当のお父さんでは無く2番目のお父さんらしい。麻紀が生まれる前に離婚して一才の時に今のお父さんと再婚したらしく、小6まで知らなかったが学校を卒業する時に戸籍謄本?を提出する事があってたまたま見たら判明したらしい。しばらく黙っていたらしいが、ある時父親に怒られたときに「本当のお父さんじゃ無いくせに。」と言ってしまったらしい。その後虐待が始まり中1の途中からアザが目立って学校に行かせてもらえなくなり、ご飯を食べようとすると舌打ちされたりして段々痩せていって、耐えられなくなり家出したらしい。
俺「そろそろ寝ようか?布団ひいてあるから寝ていいよ。俺はこたつで寝るから気にせず寝ていいよ。」
麻紀はビックリしている。抱かれると思っていたからだ。
麻紀「私が布団で寝て修さんがこたつで寝るなんてできないです。だから私がこたつで寝るから修さんが布団で寝て下さい。」
麻紀は遠慮してきた。
俺「いつもこたつで寝てるから気にしなくていいよ。襲わないから安心して寝ていいよ。(笑)」
麻紀「色々ありがとうございます。おやすみなさい。」
麻紀は安心したように言った。
俺「おやすみ。」
麻紀は部屋に入って行った。正直麻紀と深い関係になって、居座られたら面倒だなと思ったから抱かなかった。しばらくして洗濯物を室内で干して俺もリビングで眠りに就いた。
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2
投稿者:(無名)
2010/12/07 05:27:24    (Xme/3Sjf)
いいね~!続き待ってるよ!(笑)


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