2017/03/09 16:35:47
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半年も近くたった冬には真央ちゃんとの距離もより一層近くなった。
お腹を触ってきたり、肩を寄せてきたり。
なんだそれだけかと言われたらそれまでだが、あなたは他人のJCの女の子と当たり前のようにこのようなことをするのだろうか?少なからず、妄想を膨らますロリコンにとっては満足ある内容ではないだろうか?
そして、ある夜。
真央ちゃんが布団の上で母親の携帯でゲームを始めた。僕も隣に敷かれた母親の布団(情緒が営まれる布団)の上で寝転がりながらも、チラッと見ながら得意のクイズゲームだったので答えを教えてあげたりしていた。
母親はその様子を見て話題に入れないためか風呂に入ってくると言い風呂場に消えた。
過去に何度かあるケースだった。
ほとんどは真央ちゃんは二人きりになると僕と距離を保ち、テレビを見に行ったり勉強机にかじりついたりしていた。
が
その夜は違った。
ゲームの力もあったのだろう。
母親がいなくなってからより距離を縮めてきて仰向けでお互いに肩と肩をぶつけ一つのスマホを覗きこむ…顔の距離は過去にないほど近かった。
母親は風呂に入ると長い。それを知っていた。
「僕は寝るよ。」
歯の浮いた台詞のようだが自制心が働きそのまま目を閉じた。母親がこの場面を見てもなんらおかしくない。自分に言い聞かせた。
同時にチャンスは今しかない。と込み上げてくる感情は押さえきれなかった。時間にしたら何分後ぐらいなものだろう。
「真央ちゃん。寒いから。」
と僕は片方の腕で布団をかけ、
もう片方の手で真央ちゃんを引き寄せた。
なんてことのない腕枕だ。
けど実際問題腕枕を、他人の、JCとしたことある人はどれくらいいるのだろうか?
少なくても僕には初めての経験でそれだけで興奮した。
嫌なら出ていく。
危険を感じたら出ていく。
そう思っていたら真央ちゃんはそのままゲームを続けていた。が、緊張は伝わってきた。
母親に見られたらどうしよう。
自問自答を繰り返し、甘い香りを存分に寝たふりをしながら嗅ぎまくる僕。
すると、真央ちゃんが携帯を置いた。
寝るのか!?僕の頭の思考回路が一斉に動く。
2,3度僕の二の腕を揉むと真央ちゃんは起き上がった。
「ショウちゃん、ちゃんと布団の上で寝ようよ。」
そう、二人はいつしか携帯のコンセントの関係で二つに並ぶ布団の隅っこで寝転んでいた。半分はもう畳の上に足が出ていた。
「う、うん。」
寝ぼけたふりをしながら、同時に終わりを迎えたことを、だけど彼女に見られなくて良かったといういろんな気持ちが沸いてきた。
僕はスッと起きて母親の布団に潜り込んだ。
いい経験が出来たな、と。