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苦い思い出

投稿者:もろぼしあたる ◆rgG2t.iTew
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2014/06/01 22:56:21 (uN0ED9gg)
なんとか大学に入学した俺だったが、周囲となじむことができず、
また大学での勉強にもついていけなかったため、ストレスの多い大学生活を送っていた。

大学3年生の時、ゼミに入ったが、そこではどういうわけか比較的仲のよい友達ができた。
そいつを仮に、吉田君としておく。
吉田君はあまり清潔感のあるみなりの男ではなかったが、
オタク系の話題という共通の趣味があり、俺とは不思議と話があった。
よれよれのTシャツと醤油染みのついたスエットで大学に通うという猛者で、俺は彼の自由さにあこがれすら感じていた。
吉田君もそんな俺の心を察してか、ゼミでの飲み会の後、吉田くんのアパートに行って、さらに
飲みなおすなんてこともあった。

授業のあと、たまたまた吉田君と会った。吉田君にうちで飲もうぜと誘われた。
特に断る理由もなかったので、吉田君のアパート行った。

時間としては、まだ夕方でもなかったと思う。
二人で酒を飲みながら、好きなアニメやゲームの話、好きな小説のことなどを話した。
俺は当時、「セガサターン」が大好きだったので、セガサターンの世界について、
熱弁したりしていた。(かなり「いけてない学生」だった。)
俺はたいていビールを飲んだが、吉田君は赤ワインを飲むことが多かった。

不意に吉田君が携帯電話をいじりはじめて、会話が途絶えた。

「あのさあ、俺の彼女、呼んでいいかな?」
「え!?」

吉田君の突然の提案に戸惑った。
吉田君に彼女がいることは知っていたが、俺がいるときに呼ぶとは俺には想像さえできないことだった。

「彼女からメールがあってさ、今から行ってもいいかっていうから、いいよって答えちゃったんだ」
「じゃあ、俺、帰ったほうがいいかな?」
「別にそんなことはないよ」
「あ、そう…」

正直、この先、どんな展開になるだろうかと俺は心配になっていた。
それに対して、吉田君は悠然としたもので、彼女が来るというのに、ちらかり放題の部屋を片付けようとする様子は
まったくなかった。

しばらくしてアパートのインターホンがなり、吉田君がドアを開けに行った。
俺は吉田君の彼女が来るという予想外の出来事に、挙動不審になっていたと思う。

「あがれよ。友達来てるから」

玄関で吉田君がそう言って、しばらくすると彼女とおぼしき人が入ってきた。

「ん!?」

予想外の姿に、言葉がでなかった。
大学生の彼女が来るものと想像していたのだが、相当若い。
仮に高校生だとして、高校生にしては格好が子供っぽい。

「こんにちは」

女の子は俺にあいさつした。

「どうも、はじめまして…」

俺はなんとかあいさつを返すのがやっとだった。

「吉田君の彼女、ずいぶん若いんだね。」
「うん。今13だっけか?」
「は?もう、何回誕生日の話した思ってんの?ボケてんの?」
彼女の話しぶりから、吉田君と相当親しい間柄であると察しがついた。

「すごいね!こんな若い彼女がいるなんて。つきあい始めてどのくらいなの?」
「うーん、2年くらいかな?」
吉田君はこともなげに言い放った。
「2年!!2年も付き合ってるの!?それで今、13歳?すごい!!」
俺はもう、うらやましいやら、興奮やらでおかしくなりそうだった。
「どこで知り合ったの?」
「ゲーセンで話しかけた」
吉田君の行動力に脱帽するよりほかになかった。
俺の理想の生き方を吉田君が体現していることに、羨望とある種の恐れすら感じた。
吉田君は大丈夫だろうか…。
「すげーなー。うらやましいなー。吉田君、すげえよ」
「やっぱり若い子はいいよ。心がきれいっていうか。体もだんだんエロくなってくるし、父親的な
楽しみもあるよ」
そう言って、吉田君は服の上から女の子の胸を揉み、首筋にキスをした。
女の子は嫌がるそぶりは見せなかったが、俺という部外者に行為を見られてもよいのか気にしているようだった。
「あたるも胸さわってみなよ。やらかいよ」
「え、いいの?」
思いがけない吉田君の提案に、俺はうれしくて泣きそうになったが、あまりに女慣れしていない俺は、
どういうふうにさわっていいのか分からず、手を伸ばすことができなかった。
「別にさわってもいいって」
「そうだけど…。俺はいいよ」
「まあ、あたるらしいか」
女の子も手を叩いて笑っていた。

結局、吉田君は女の子といちゃいちゃしながら赤ワインを飲み続け、俺は完全に酔いがさめてしまった状態で、
早く帰りたいと思い始めていた。そうこうしているうちに、吉田君は寝てしまった。
女の子はお酒は飲んでいなかったから、しっかりしていて、吉田君に布団をかけてあげたりしていた。

「俺、帰るよ」

女の子に言って、電車で家に帰った。
夏前なのにすっかり暗くなった外を歩きながら、俺らしいなと思った。

俺は吉田君の彼女のことを、在学中、誰にも話さなかった。

吉田君はその後、就職活動をしていたようだったが、就職先が決まらず、郷里である四国に帰って行った。
俺は単位が取れず、留年が決まり、就職活動を早々に打ち切った。

あのとき。
ロリを交えた3Pをするチャンスがあったのではないか。
そう思うとこともあるけれど、あまり悔しさはない。
あの子は吉田君の彼女なのだから。

というかこの話、「少女との体験」ですらないな!?
すまんこ、すまんこ。

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2
投稿者:**** 2014/06/02 01:34:23(****)
投稿削除済み
3
投稿者:らむ
2014/06/02 07:37:43    (atjjDSRx)
ダーリン、何妄想してるだっちゃ、早く子守するっちゃ
4
投稿者:しのぶ
2014/06/02 22:08:56    (Aij8nYOs)
もー、あたるくんのばかー
5
投稿者:さくら
2014/06/03 07:17:06    (wi4lAtbj)
おぬし、大丈夫か?
6
投稿者:もろぼしあたる ◆rgG2t.iTew
2014/06/03 23:03:34    (j/dCdwoU)
いつもレスくれてサンキューな…。
7
投稿者:しゅうたろう
2014/06/04 00:48:56    (SAAPnJOx)
もろぼし そこへなおれ
8
投稿者:くらま
2014/06/04 00:56:24    (SAAPnJOx)
おまえなどと契りと~ないわ
9
投稿者:ちえり
2014/06/07 06:09:11    (7.9/w3Lt)
やっぱり 海が好き!

じゃ
10
投稿者:てん
2014/06/08 13:17:52    (JYpen57t)
あいかわらず、アホなやっちゃな~
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