2014/05/24 09:12:24
(owCKvdwp)
みくも、電車の中で僕に触られた時は、オナニーの経験もない、真っさらな処女だった。
なのに結局、初対面の僕と、最後までしてしまった。みくはその理由を、性欲だと言った。
僕に触られて気持ち良くなり、『もっと、もっと』となってしまったのだと。
では、綾には性欲がないのだろうか?いや、むしろみくよりも成長が進んでいる綾は、当然、性感帯を触れば快感を得られる体になっているはずだ。
にも関わらず、愛撫されても恥辱と嫌悪しか感じないのは、過去の辛い記憶が邪魔しているからなのだろう。ならば…
僕は立ち上がり、本棚の後ろから、みくとの交際が始まる前に世話になった、秘蔵のDVDコレクションを取り出した。
その中の、取っておきの一本、『ロシアンホワイトエンジェル』を取り出し、デッキにセットして、綾が落ち着くのを待った。
しばらくすると、綾がようやく泣き止み、毛布を体に巻き付けてベッドの上で上半身を起こした。
「あの…すみませんでした。あたし、訳がわからなくなっちゃって。今度はちゃんとしますから、あの…」
「綾ちゃん、オナニーしたことある?」
僕はわざと軽い感じで綾に聞いてみた。
「いえ… ないです。」
「なんで?みんなしてるでしょ?」
「なんか… いやらしいっていうか、汚らしい感じがして…」
「オナニーで気持ち良くなるのが?じゃあセックスも汚らしいの?」
「あの… ちゃんとエッチして、愛し合って、気持ち良くなるのは、いいと思うんです。でもそうじゃないのに、快感だけ求めるっていうのは、なんか…」
「そうか。じゃあさ、ちょっとこれ見てくれる?」
僕はデッキの再生スイッチを押した。
綾は毛布を体に巻き付けたまま、ベッドの上から画面を覗き込んだ。
「こ、これは…!」
画面の中では、白人の10才前後の少女が、こちらに向かって大股開きをして、一心不乱にオナニーをしていた。
綾は、無言のままじっと画面を見つめていた。
「どう?綾ちゃん、この子、いやらしいと思う?」
「いいえ。なんか…すごくきれい。それに、とっても気持ち良さそう。」
画面の中の少女は、左手で大きく自分のスリットを広げ、右手の中指を舌で舐めては、膣口に挿入し、うっとりとした表情になっている。
染みひとつ、しわひとつない真っ白な体と金色の髪。まるで天使の悪戯のような光景だった。
「綾ちゃんも、やってみる?」
「えっ?だ、ダメです、あたしなんか。この子みたいにきれいじゃないし。あたしがやったら、やっぱり、いやらしくなっちゃう…」
「そんなことないよ!綾ちゃんは、すごくきれいだよ。今日初めて見た時、思ったんだ。なんてかわいい子なんだろうって。
綾ちゃんがやっても、きっと天使みたいにきれいだと思うよ。」
「そんな…」
僕が『きれい』を連発したので、綾は照れて赤くなった。
綾ほどの美少女のことだ。幼い頃から、周囲からきれい、かわいいと言われ続けてきただろう。
そのことが同性のやっかみを呼び、辛い思いをしたこともあったろう。それでもなお、きれいと言われれば嬉しくなるのが女心というものだ。
「綾ちゃん、やってごらん」
「はい… あ、でも、どうやったら?」
「ここへ来て。最初はこの子と同じ動きをしてみればいいよ。」
綾はベッドから降りてテレビの前に座り、画面の中の少女をまねて、テレビに向かって、おずおずと足を開いた。
彼女は、毛布を肩から羽織ったまま降りてきたので、真横に座っている僕の位置からは、
残念ながら、毛布と、彼女の長くて白い脚が邪魔をして、股間を覗き込むことができなかった。
綾が、画面の中の少女をまねて、左手でスリットを広げ、右手の人差し指でおそるおそる中の粘膜に触れてみる。
「あっ…!」
「どう?」
「あ、あの… いまなんか、ゾクッて… ここが熱くなるみたいな…」
「そういう感じ、初めて?」
「はい…」
「そのまま続けてごらん。そのうちそこから、愛液っていうネバネバしたのが出てくるよ。」
「はい…」
綾の右手の動きが、徐々に速くなって行く。
もはや画面の中の少女の動きとは関係なく、自分の好きなようにいじっているらしい。
今、彼女のスリットは濡れているのだろうか? 僕は、覗き込んで確かめたい衝動に駆られたが、
今それをすれば、彼女は恥ずかしさからこの行為をやめてしまうかも知れない。
僕はじっと我慢していたが、ついに堪らなくなって、彼女の隣に並び、画面に向かって脚を開き、息子を扱き始めた。
しばらくやっていると、彼女が僕の行為に気付き、フル勃起している息子を凝視した。
「そ、それは…?」
「これ?僕の息子だよ。見るの初めて?」
「はい… あ、お父さんのなら… でも、全然そんなんじゃ…」
「綾ちゃんのオナニーがすごくきれいでセクシーだから、興奮して、こんなになっちゃったよ。 触ってみる?」
「いいんですか?」
綾はおそるおそる手を伸ばし、息子の先端に触れた。そして、細く柔らかな指で包み込んだ。
息子が彼女の掌に収まったとたん、勝手に『ビクン』と跳ねた。
「わっ!動いた!」
「きっと、綾ちゃんに握ってもらって、うれしかったんだろうね。」
「そうなんですか? ふふ、なんかかわいい…」
彼女は僕の方に向き直り、そのまま握った手を前後に動かし、息子を扱いてくれた。
彼女がこちらに向き直ったため、スリットが見えた。
みくと同じで、陰毛は上端分付近に産毛が少しだけ。正面から見ると、大陰唇がぴったり閉じた、筋マンだった。それが、愛液に濡れて、光っている。
それを見て、僕の興奮は一気にマックスになり、すぐにでもイカされそうになった。
「あ、綾ちゃん、僕の息子が、今、すごく君のそこに入りたがっているよ。入れてやってくれないか?」
僕の言葉に綾は少し迷っていたが、やがてコクンと頷くと、毛布をその場に残し、ベッドの上に仰向けになった。
僕は、彼女の脚の方から近づいて行く。
彼女は脚を閉じていたので、
「綾ちゃん、脚を開いてくれる?」
とお願いすると、綾ちゃんはゆっくりと開いてくれた。
僕はその間に膝立ちし、彼女の両膝の後ろに手を掛け、グイッと引き寄せた。
息子の先端をスリットに宛がう。
息子は勃起120%、綾のスリットも柔らかそうに濡れて、すぐにでも挿れられそうだった。
しかし僕は、綾に少しでも息子の形、大きさ、感触に慣れてもらおうと、先端を押し付けたままスリットに沿って上下に動かした。
すると、
「あっ… あっあっ… んっ!」
と、綾が喘ぎ声を上げ始め、膣口から新しい愛液が溢れ出し、亀頭にまとわりついた。
「綾ちゃん、これ、気持ちいいの?」
「はい… 自分で…指でするのと全然ちがう… なんで?」
「男のコレはね、女の子を気持ち良くさせるためにあるんだよ。」
「あたしを気持ち良くするために…?」
我ながら、うまい事を言ったと思う。普通の状況なら、歯の浮くようなセリフだし、
見方によっては男の身勝手ともとれるが、男性恐怖症の綾に、息子に対する恐怖心をなくさせるには、役に立ったようだ。
スリットの下端を左手で広げ、右手で息子の根本を持って、ゆっくりと挿入を始める。
綾の表情が苦痛で歪む。
「痛い?」
「いいえ、大丈夫です。続けて…」
僕は時間をかけて、少しづつ綾の中に息子を埋めて行く。
綾にとってさいわいだったのは、彼女は破瓜の痛みが軽い方だった、ということだろう。
もしここで、泣きたくなる程ひどい痛みに襲われたら、息子への恐怖と憎悪が復活し、男性恐怖症が悪化しかねなかった。
しかし彼女は、息子が完全に中に収まるまで、苦痛の表情は見せても、泣いたり、叫んだりはせずに済んだ。
「綾ちゃん、入ったよ。根本まで全部。」
「本当?よかった。あたし、セックスができたんですね?男の人と…」
「ああ、そうだよ。綾ちゃんの中、すごく気持ちいいよ。」
「そう?よかった…」「動いてもいい?」
「はい。大丈夫です。」
僕はゆっくりピストンを始めた。
初めの内、彼女は動くたびに顔を歪めたが、次第に表情が和らいで行き、やがて、
「あっ… あっあっ! あんっ!ん~っ!」
と喘ぎ出した。
彼女が気持ち良さそうなので、僕も安心してスピードを上げる。
これまで、綾の反応を気にしながら慎重に進めてきたが、安心したことで、快感が一気に襲って来た。
処女のキツすぎる膣内。強烈な締め付け。熱いほどの体温。みるみる絶頂が近づいて来る。
綾の方も、全身を真っ赤に染め、両手で僕の背中にしがみつき、絶頂が近づいているようすだった。
しかし、このまま行くと、どうにも僕が先に一人でイッてしまいそうだ。
「綾ちゃん、ゴメン。もう限界みたいだ。」
「な、中に、出してください。あっ!… か、かまいませんから…」
綾はそう言ってくれたが、それだけはできないと思った。
綾はみくとは違う。万一の事があっても、僕はみくがいる限り、何の責任も取ってあげられない。
僕はギリギリまで堪えてから、息子を引き抜いて手で押さえ、自分の手の中に射精した。
「綾ちゃん、終わったよ。全部終わった。」
「中に…出してくれなかったんですね。体にも掛けてくれなかった。どうして?」
「そんなことはできないよ。君は僕の彼女じゃないんだから。こんなことしておいて、何言ってんだって感じだかも知れないけどね。」
「いえ、分かります。みくちゃん、すごく愛されてるんですね。うらやましいな…」
それから僕は、綾にシャワーを浴びさせ、二人でベッドの上で毛布をかぶり、いろんな話しをした。
これで男性恐怖症が克服できそうか?といった話題には触れず、当たり障りのない話をして過ごした。
日が暮れてきたので、僕が「送って行こうか?」と言うと、綾は
「いいえ、大丈夫です。そこまでしてもらったらみくちゃんに怒られちゃう。」
と言って笑った。
そして、
「今日は本当にありがとうございました。」
と丁寧にお辞儀をして、部屋を出て行った。
大変だったのは、この後だ。
翌日、仕事が終わってアパートに帰ると、みくが …ある程度予測していた事だが… ふくれっ面をして待っていた。
僕は、みくの不機嫌に気付かないふりをして、いつも通りに
「ただいま~」
と言ってみた。
しかし、案の定返事がない。
「みくちゃん、怒ってるの?」
「怒ってる!」
「…昨日のこと?」
「決まってるじゃん!」
「でも、昨日は、みくちゃんがそうして欲しいって言うから…」
「そうだけど、確かにあたしが頼んだんだけど、でも違うもん!」
「どこが?」
「綾ちゃんと、ココロが通い合っちゃったでしょ!?」
みくはおそらく、今日学校で、綾から昨日のことを聞いたのだろう。
綾が、僕との間に起きた事を、いちいち詳細に告げたとはとても思えない。本
当に最小限の報告だけして、みくに礼を言ったに違いない。しかしみくは、それだけで、昨日の二人の雰囲気というか、空気みたいなものを感じ取ってしまったのだろう。
女の勘というのは恐ろしい。
僕は、『これはとても、ごまかし切れるものではない』と思った。
「ココロなんか通い合ってないよ。ただ…」
「ただ?」
「一瞬だけ、綾ちゃんの男性恐怖症を治すとていう目的を忘れて、夢中になっちゃったっていうか… 」
「ほらやっぱり!浮気者!」
みくは大粒の涙を流して泣き出した。
昨日の綾とのことについては、僕は、みくに対してだいぶ後ろめたい気持ちでいた。
我をわすれて夢中になったのは、最初の方の一瞬だけだが、綾がオナニーを始めた後は、単純に彼女の体を求め、セックスを楽しんでしまったからだ。
その事で今日、みくに怒られるのは覚悟していたが、泣かれるのは想定外だった。
僕はみくを抱きしめた。
「みくちゃん、ごめんね。ほんと、僕が悪かった。ごめん!」
「許さない…」
「みくちゃん…」
「あたしのこと、綾ちゃんよりもっと、気持ちよくしてくれなきゃ、許してあげないもん!」
僕はみくのこの言葉を聞いて、心底ホッとしたのと同時に、彼女のことが堪らなく愛しくなった。
僕は、左手でみくの肩を抱いたまま、右手でブラウスのリボンを解き、ボタンを外し始めた。
「ずるいよ。エッチでごまかそうとして…」
みくはそう言ったが、照れ隠しだとわかっていたので、あえてこの言葉には反応しなかった。
ボタンが全部外れ、かわいい淡いピンクのスポブラが現れたところで、僕はふと思い付き、
DVDデッキのリモコンを操作した。昨日綾に見せた『ロシアンホワイトエンジェル』が、まだデッキに入れたままだった。
「みくちゃん、ちょっとこれを見てごらん。」
このDVDのCHAPTER1は、ロシア人少女のオナニーシーンだったが、
2では、少し年長の、みくと同い年位の少女が、巨漢の成人男性の上に跨がり、恍惚とした表情で腰を振っていた。
「えっ?何これ?やだ、こんなの持ってたの?」
「これ1本だけだよ。前に友達にもらったんだ。」
と適当なごまかしを言って、
「ねえ、この女の子、何してるんだと思う?」
とみくに聞いてみた。
「何って… えっ?もしかしてコレ、入ってるの? わっ!こんなに太くて長いの… 痛くないのかな?」
みくは画面に釘づけになった?
「みくちゃんもやってみる?」
「何を?」
「こう… 君がさ、僕男の上に乗っかって… 騎乗位って言うんだけど。」
みくは黙ってこちらを向いて、僕の顔を見つめた。
「えーっ? いくらなんでもコレは… ムリだよぉ!」
「なんで? コレはさ、女の子の方が、中で当たる場所とか強さを調節できるから、普通より気持ち良くなれるらしいよ。」
「…ホントに? でもぉ…」
みくは迷っていたが、僕はかまわずどんどん彼女を脱がして行った。
プリーツスカートのホックを外し、白いソックスを左右とも脱がした後に、足首から抜く。ブラウスも脱がせ、スポブラは、上にずらしてバンザイをさせて、頭から抜く。パンツ一枚になったところでベッドに寝かせた。みくはその間、ずっと騎乗位をやるかどうか、考えているようすだった。
いつも通り、右の乳首から責め始める。みくの乳房は、初めて触った時より一回り大きくなったみたいだ。成長期なんだろうが、女の子の乳房は男に揉まれると大きくなるというから、そのせいもあるのかも知れない。
左右の乳首を僕の唾液でベトベトにしながら、バンツに手を入れ、スリットをまさぐる。
みくのそこが、見る見る濡れそぼって来る。
「あっ!やん!…そんなにしたら、考えていられないよ!」
「何を?」
「だって、あなたが、上になったら?とか言うから…」
僕はちょっと笑ってから、みくの体の上に覆い被さり、自分の体をぴったり密着させ、みくの腰に手を回し、そのままゴロンと横に半回転した。
上下が逆になると、みくは脚を開いて僕の腹に跨がり、肩に手を付いて上半身を持ち上げ、僕の顔を見た。
「ホントにするの?」
「やってごらん。もう入れても大丈夫?」
「ん…」
みくはお尻を下にずらし、元気に立ち上がった僕の息子を握ると、自分で膣口に宛がい、腰を沈めて行った。
「んっ… んっ…」
小さく呻きながら、全部を膣内に納めると
「入っちゃった。この後どうすればいいんだろ?」
と聞くので、僕はみくの腰を掴んで持ち上げては下ろして、息子を出し入れさせた。
何度かそうしてあげると、要領が分かったらしく、彼女の方が自分で動けるようになった。
「あっ!これ…いつもと当たる所がちがう… なんか… いいみたい…」
僕の方はと言えば、彼女の動きのぎこちなさのため、息子への刺激自体はあまりよくなかったが、下から見上げるみくの姿のエロさが凄かった。
紅潮した頬。肩までの長さのストレートヘアが、顔の両側から垂れ下がり、彼女が動くたびに大きく揺れる。小降りな二つの乳房も、きれいな三角錐となって、彼女の動きに合わせてプルプル揺れる。
そのエロさとかわいらしさに、僕はあっという間にいかされそうになった。
「みくちゃん、ヤバい。もういきそうだ!」
「あ、今日は危ない日だから、外でお願い!」
「みくちゃんが抜いてくれなきゃ、出せないよ。」
「あ、そうか!」
「ヤバい!でる!」
みくがあわてて腰を引き、息子を排出するとほとんど同時に、息子から精液がほとばしり、みくの顔に命中した。
みくは始め、何が起こったか分からずキョトンとしていた。
「…顔シャ、しちゃったね。」
「ひっど~い!」
みくは一瞬、怒った顔を見せたが、すぐに笑顔になり、
「ま、いっか。」
と言って、唇の周りに付いた精液をペロッと舐めた。
その後、少し休憩してから、僕たちは同じ体位で2回戦に臨んだ。
今度は僕がしっかりこらえて、二人同時にフィニッシュを迎えることができた。
こうして、僕たちは、騎乗位セックスで辛うじて仲直りした。
ただ、綾とのことがあってから、みくは今まで以上に僕の部屋に入り浸るようになった。
そのことが、後にとんでもないトラブルを呼ぶことになる。
綾との事があってから、みくはますます僕のアパートに入り浸るようになった。
学校が終わると殆ど真っ直ぐにアパートに来て、日が暮れてもなかなか帰らない。土日ともなれば、朝から来て、僕と一緒にゴロゴロしたり、買い物に行ったり、たまにドライブに出掛けたり。
僕も、そんな通い妻的な子がいる生活が楽しくて、強く注意することもなく過ごしてしまっていたが、そんなことをしていれば、当然親が気付く。
ある日僕が仕事から帰ると、みくが泣き腫らした目で待っていた。
両脇に大きなリュックとボストンバッグが一つずつ。よく見ると、左の頬にひっぱたかれた跡がある。
僕の顔を見ると、みくは正座をして手を前に突き、
「もう家には帰れなくなっちゃいました。今日からここでお世話になります。よろしくお願いします。」と、泣きながら頭を下げた。
おそらくみくは、僕との交際が母親にバレて、ケンカをし、家を飛び出して来たのだろう。
一時的な感情によるものだとしても、僕の為に家族まで捨てて来てくれた。
その健気さに、たまらなくみくが愛しくなり、今すぐ彼女を裸にしてセックスしたい衝動に駆られた。
そして、もう家には帰さず、ここで二人で同棲する。
彼女が16になって、籍が入れられるようになるまで… そんな妄想が頭をよぎったが、僕は意を決してそれを振り払った。
黙って、仕事着のくたびれたスーツとワイシャツを脱ぎ捨て、クリーニングから戻って来たばかりの物に着替えると、みくの手を取った。
「みくちゃん、行くよ。」
「えっ?どこに?」
「君の家さ。」
「えっ?やだよ!お母さんに、もう帰らないって言って来たんだから!」
「君一人で帰しやしないよ。僕の事でお母さんとケンカしたんだろ? だから、僕がお母さんにきちんと挨拶するよ。お嬢さんとの交際を認めて下さいって。」
僕の言葉に、みくはようやく渋々立ち上がった。だが、持って来た荷物は、そこに置いたままだった。
母親との話し合いが決裂し、交際を認めてもらえなかったら、またここへ戻って来る気らしい。
僕は彼女に、車の中から携帯で、母親に電話させた。
「もしもし… 今?彼氏と一緒だよ。そう言ったじゃん。 今から二人でそっちへ行くから…うるさいなあ!とにかく行くからね!出掛けちゃわないでよ!じゃあね!」
母親は電話の向こうでまだ何か叫んでいたが、みくは無視して一方的に電話を切った。
みくの家は、県営団地の2階にあった。そこで母親と弟と、3人で暮らしているらしい。
みくがドアを開けて、
「ただいま~! お母さ~ん!」
と呼ぶと、奥から母親が慌てた様子で出て来た。
僕は母親の姿を見るなり、自分の名を名乗り
「この度は、お嬢さんと、その… だらしない事をしてしまい、申し訳ありませんでした!」と深々と頭を下げた。
それを聞いて母親は、
「ああよかった!」
と言ってため息をついた。
「ほら!あたしの言った通りじゃん!なのにお母さんたら頭から疑って…」
「そんな事言ったってあんた!」
僕は二人の会話の意味が分からず、キョトンとしてしまったが、とにかく上がって、話をする事になった。
みくの母親は、今日彼女が家に帰ってから、ケンカして家出するまでの経緯を話してくれた。
母親は、しばらく前からみくの様子が変わったので、彼女が男と付き合い出した、と感づいていたらしい。
ただ、同級生など同世代の相手だと思っていた。
ところが、彼女が土日も殆ど家にいないで相手の家に入り浸っているので、いくらなんでも相手の家庭に迷惑だろうと思い、今日みくを問い詰めた。
そこでみくが、素直に『相手は学生じゃなくて社会人で、一人暮らししている人だ』と認めたものだから、
母親は、『これは、少女を食い物にする、ホストかチンピラのような輩に違いない』と思い込み、すぐに別れるように迫った。
みくは、『ちゃんとした会社に勤めている普通の人だ』と必死に説明したが、
信じてもらえないどころか逆に頬を叩かれたので、頭に来て荷物をまとめて家を飛び出してしまった、という訳だった。
「何にしても、いい大人が中学生相手に、お恥ずかしい限りです。
ただ、何と言うか… 好きになってしまって、どうにもならないと申しますか…」
僕はそう言って、もう一度頭を下げた。
「いえね、あなたがちゃんとした方で、真面目に付き合って下さるなら、頭から反対しやしませんよ。
ただ私はあなたがおかしな人だったどうしようって、それだけが心配で…」
結局母親は、条件付きで、僕たちの交際を認めてくれた。
無断外泊は禁止。土日のどちらかは必ず家にいて家事を手伝うこと。ちゃんと勉強して、これ以上成績が下がったら交際をやめること。
僕から見たら、随分緩い条件だったが、みくは不満そうに、ブツブツ言っていた。
僕は最後に、
「これから、精一杯みくさんを大事にしますので、よろしくお願いします。」
と、結婚の許しをもらった時のような事を言って、頭を下げた。
僕が席を立つと、みくもついて来ようとしたので、母親が引き止めて
「今日はもう遅いから、荷物は明日取りに行きなさい。」
というと、みくは
「ダメだよ、制服も下着も、みんな持ってっちゃったんだから。明日学校行けないじゃん。
今日はもう遅いから、彼の家に泊めてもらう。明日はちゃんと帰ってくるから。」
と言って、チラッと僕の方を見た。
もちろん、僕に異存がある訳がない。
母親は苦笑して、
「今日だけだよ。」
と認めてくれた。
二人で車に乗り込む前に、母親はみくの腕を引っ張り、何か耳打ちした。
車を出してから、
「お母さん、何だって?」
と聞くと、
「ん~? …妊娠だけは気をつけなさいだって。分かってるよ、そんなの。」
みくはそう言って、少し顔を赤らめた。
その夜、僕たちは初めて、一夜を共にした。
時間の制約がない行為。二人で一緒に風呂に入り、体を洗いっこしてから、ベッドに入る。
みくは急に、
「ヘヘヘッ」
と笑い出した。
「どうした?」
「ん? いや、さっきのさ、『お嬢さんを僕に下さい』みたいだったなって思って。」
「そう言った方が良かった?」
「いくらなんでも、それはちょっと早すぎるよぉ! でも… 嬉しかった。すごく。」
みくはそう言うと、僕にキスしてきた。
それから僕たちは、たっぷり時間をかけて、長く、深く交わった。
みくの体の隅々まで丁寧に愛撫し、とことん焦らし、彼女がたまらなくなって、甘い声でおねだりするようになってから、ようやく挿入。 入れてからも、性急なピストンはせず、ゆっくりと動いて二人一緒に絶頂へ昇りつめて行った。
一回戦が終わり、一休みしている時、みくが、新しい体位に挑戦したいと言い出した。
僕は、DVDコレクションから、『○○援交』というタイトルの一本を取り出した。
デッキに入れて再生すると、画面の中で、JK1くらいの女の子が、若い男と対面座位で激しく交わっている。
「こんなのは、どう?」
「…凄いね。でもこれ、どうやって出し入れするんだろ?」
「やってみれば分かるんじゃない?」
僕はベッドの上に脚を伸ばして座り、みくが膝立ちで、僕の腰を挟むような感じで向かい合わせになり、
すでに元気を取り戻して真っ直ぐ上を向いて立っている息子を、愛おしそうに握った。
先端を膣口に当て、ゆっくりと腰を落とす。
「あっ! くっ… んっ!」
「どう?」
「なんか… また、当たる所が違う… す、すごくいいかも… 」
僕は両手をみくのお尻にまわし、持ち上げるようにして息子をピストンさせた。
二人ともこの体位は初めてだったので、始めはぎこちなかったが、みくも徐々に要領が分かって来たようで、
マットレスの反動と膝の力をうまく使って、激しく上下に動き出した。
2回目だというのに、僕は瞬く間に絶頂へと導かれ、みくの膣の激しい痙攣に搾り取られるように、彼女の体の奥深くに欲望を放出した。
「お母さんに注意されたばっかりなのに、中出ししちゃったね。」
「でも、今日は安全日だよ?」
「それって100%じゃないよね?」
「そうだけど… もし妊娠したら、どうなるんだろ? 13才の母かぁ… ドラマみたいだね。」
幼すぎる彼女には、妊娠、出産や中絶などという血生臭い状況は、別の世界の出来事なのだろう。
そんな無邪気な中学生を、毎日のように抱き、のっぴきならない事態になるリスクを負わせている。
僕は罪の意識を感じた。
だが、今の僕には、みくを抱くことも、危険日以外には中出しすることも、止められそうにない。
せめて、彼女と付き合っている間は、精一杯色んな事から彼女を守り、また万一の時にはきちんと責任を取ってあげなければいけないと思う。
親に交際を認めてもらってから、みくの『交際の秘密を守る』という意識が少し緩くなったようだ。
それまで、友達関係にも、綾など、ごく親しい何人か以外には、僕とのことは口外しなかったが、その『話しても大丈夫』と思う友達の範囲が、少し広がった。
その結果、『みくが年上のサラリーマンと深い交際をしている』という噂は、間もなく彼女のクラスの女子全員に広がり、公然の秘密 のようになってしまう。
その事に起因して、僕はついに、彼女のクラスメートの一人を、レイプしてしまうことになる。
それも、かなり汚い手を使って騙し、力づくで処女を奪う。
この先に、そんな修羅場が待っているとは思いもせず、僕はその夜、みくとの幸せなひとときを過ごしたのだった。