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1
2015/12/19 11:43:10 (mJSsQDOe)
インターバルを作ってしまいました。
数少ない応援をしてくださった方々、申し訳ございません。
続きです。


夏休みが終わるまでの間、平日は俺が仕事から帰ってくるのを待って夜な夜な、休日は朝から日通しで俺の部屋に入り浸りの唯は、少女とは思えないほどに貪欲に快楽を求めてきた。
俺と一緒にいる間には、俺の体のどこかを触っているという状態で、特にペニスに対する執着心はかなりのものだった。
とにかく触りたがり、咥えたがる、そんな状態で、俺も欲望の炎が小さくなったり大きくなったりするだけで、決して炎が消えることはなかった。幼気な少女の性技に翻弄され続けられている状態で、炎が大きくなれば俺が唯に覆いかぶさるため、どこかしら唯を抱くための誘導をされ続けているかのようだった。

もはや唯の性感はかなり開発されていて、クンニリングスでの絶頂に至るまでの時間は僅か3分ほどを要するだけで、休みの日は少なくても1日で10回以上イッてる感じで、それでも汲み尽せないほどの欲望は底なしで、もっともっとと求められ続けていた。
俺も唯の体に飽きることはなく、次第に淫乱に仕上がっていく唯の成長を片時も見逃せない、そういう心象になっていて、唯からの求めには全て応じ、そして俺も貪るように唯の体を犯した。

夏休みギリギリまで唯は田舎である俺の家で過ごし、明日帰るという日の夜は俺の胸の中で泣きじゃくった。
「俊さん・・・私、帰りたくない。ずっと俊さんの近くにいたい。」
わずかバスで1時間程度のところに住んでいて、行く気さえあれば、お互いに合う時間を作ることは物理的には可能だったが、片時も離れず過ごした夏休みは、二人の心理的な距離を縮めるだけ縮めたため、しばしの別れが殊更寂しく感じられたのだった。
俺は唯の頭を撫でながら
「時間を作って会いに行くから。そうだ!俺、車を買うよ。二人でドライブしよう。そしたら二人きりになるところ、どこだって行けるぞ」
そう言うと、少し寂しさが収まったようで、
「わかった。でもしばらく会えなくなるのは間違いがないから、朝までたっぷり可愛がって。会えないかもしれない1ヶ月分くらい可愛がって」
と更に甘えてきた。
俺は唯の両腕を唯の頭の上に押さえつけながら
「唯、犬がよく電信柱にオシッコしてるだろ?あれは何してるか知ってるか?」
「うん、知ってるよ。マーキングでしょ?自分の縄張りだって他の犬に知らせてるんだよね」
「そうだ。俺も唯の体にマーキングするから。唯の体中、俺の唾液が付かないところが無いようにマーキングして、お前に変な虫が寄ってこないようにしてやるよ」
「あれ?やっぱり気にしてた?私がモテるってこと」
そして
「ウフフ♪なんだか嬉しいな♪焼きもち焼いてくれるんだ。ねえ、私のことほっといたら変な虫に食べられちゃうかもよ。だからいっぱい構って。いっぱい会いに来て」
「お?ちょっと調子に乗り過ぎじゃないか?唯。ほっといたらどうなるか試してやろうかな」
「・・・ごめんなさい、嘘です。私は俊さん以外の男は袖にもかけないんだから。ねえ、ほんとにいっぱい会いに来て・・・そうしないと私、死んじゃうかも。マグロが泳ぎ続けないと死んじゃうみたいに、私、俊さんに会えないときっと死んじゃう」
「ああ、イジワル言ってすまないな。約束するよ。俺は唯のこと絶対にほっとかないから。定期的にマーキングしに行くよ」
そこから俺は唯の体を徹底的に弄んだ。唯のしなやかな体が弓なりに反りかえる様を見ながら。唯が我慢の限界を超えて嗚咽の悶え声を上げる様を見ながら。そしてビクビクと痙攣し、暴れる様に体を震えさす様を見ながら。

唯の体中に舌を這わせ、そしてクンニリングスでイカせ、荒ぶる唯の息が収まるまでまた唯の体中に舌を這わせ、頃合いを見てまたクンニでイカす。延々とそれを繰り返した。
「アッアッアッ!アアアアアア~、イクイクイクゥ~~~~!!!!!」
唯のイキっぷりも堂に入っていて、もはや中1の女子の気を遣る様とは思えない淫女のもので、大人の女性になった時にこいつはどんなセックスをするんだろう?と末恐ろしくもあり、楽しみでもあった。
「すごい気持ち良い!すごい気持ち良いよお!

唯の体は俺の唾と唯自身の汗でドロドロの状態だった。唯の美しい顔に乱れた髪の毛が張り付く様子や、美少女の真っ白な華奢な体が汗と唾液でヌメヌメと光る様子は、
(こんな絶景は、世界中で誰でもが堪能できるもんじゃないな。俺は幸せ者だ)
そう思わせるのに十分だった。
そんな俺の想いにリンクするように、唯は最後のフィニッシュを迎えて息も絶え絶えの状態で
「私・・・もうダメ。でも・・・ほんとに私、幸せだ・・・」
呻くようなか細い声で、またもそう言って、ノロノロと俺の下半身に体を移動させ、
「夏休み最後。飲みたい・・・」
俺の一物に力なく舌を絡めてきた。
ほぼ毎晩、唯の口の中に吐き出し続けてきた俺のザーメンは例外なく唯の胃袋の中に収め続けられてきた。だからザーメンの量は溜まること知らずで、量は大して出なくなっていたが、その日の射精は想いと相まって格別の快感だった。
ゴクゴクと動く唯の喉を見ながら
(しばらくこんなのも見れなくなるのか・・・)
感慨にふけっていると、いつもだったら次第に萎んでいく愚息を唯に舐め続けられていたが、その時はなかなか勃起が収まることは無く、遂に連続してクライマックスを迎えてしまった。
「ううっ!唯!また出そうだ!」
「出して!いっぱい!全部出して!飲みたい!」

またも俺のザーメンを素早く嚥下するや、顔を上げ
「やった!続けてイカせちゃった!どう?巧い?ねえねえ、私上手?気持ち良かった?」
と得意げな顔で矢継ぎ早に質問しながら俺に抱き着いてきた。
「バカ!巧いけど、お前俺のザーメン臭い息で近づいてくんじゃないよ!」
「フフ、私のせいじゃないもん。臭いのは俊さんの精子。私は好きだけどね、味も匂いも」
「チェッ、そこのポカリ飲んでおいで。キスしたいから」
ポカリ飲んで口を濯いだ唯の舌を舐めまわしながら、すでに夏の早い朝を迎えて白々とし出した外の気配の中で、しばし俺たちは抱き合って眠った。
次第に無防備になっていく俺たちだったが、その時点では感覚がマヒしていて、あまりの接近ぶりを訝しむ俺の両親の疑念に思いが至ることがなかった。
そう、今思えばあまりにも無防備になり過ぎていたんだ、あの頃。

続く

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2
投稿者:(無名)
2015/12/19 11:44:28    (mJSsQDOe)
続きです。
エロ少なくてすみません。

俺は10月の初めに、念願の車を買った。中古の軽自動車だったが、それでも車の目的を考えるとワクワクせずにはいられなかった。
(これで唯と・・・)
そう考えながら、またも唯の痴態を思い返し、俺自身を勃起させていた。

9月の1カ月間、夏休みとの急激な落差のために、俺の欲望の捌け口は唯との記憶しかなかった。唯が体をくねらし、眉間にしわを寄せて悩ましい声で悶える様を思い出しながら、自分で自分を慰めるしかなかった。前の彼女と付き合っていたころにも経験したことがないことで、オナニーはしてもオカズはエロ本だったり、流行り始めていたインターネットのサンプル動画とかが殆どで、付き合ってる女とのことを思い返しながら自慰するってのは、初めてだった。そして、夢想の中では唯はすでにヴァージンを失っていた。
俺のもので唯の小さなクレバスを貫く、失神させるほど唯のヴァギナを蹂躙する、そんなことを想像しながら俺自身を暴発させていた。まるで10代のガキのようだった。

車を買ってからほぼ毎週のように唯とデートを重ねた。二人の目的はひとつだった。相手の体を貪ること。とにかく相手の体に飢えていた。
その頃俺は仕事がうまくいかず、特に直属の上司との折り合いが悪く、かなりストレスが溜まっていて、唯の笑顔にはずいぶん救われた。
まるで天使のような笑顔で俺の腕の中で、いろんな話をしてくれる、俺は相槌を打ちながら聞いてるだけのことが多かったが、ただそれだけでストレスが軽くなる気がしていた。
思えば唯の存在自体にかなり俺自身が依存している状態になっていた。
(いい歳した大の男が少女に身も心も癒される、か・・・情けねえ話だが、まあここまできたらしょうがねえな)

どこからどう見ても少女の唯を、ラブホとかに連れ込むことは怖すぎてできなかった。
だから、人気のないところを見つけては車の中で唯を愛した。
窮屈な体制だし、誰かに見つかるかもしれないということがそのことに没頭できないと言っていつも唯は嘆いていた。
「ねえ、もっとエッチ、気兼ねなくしたい。俊さんって一人暮らしする予定ないの?」
「うーん・・・理由がないんだよな。今の職場って自転車で5分のところだもんな。おまけに安月給だし。仕事でも変われば別なんだが・・・」
そう言いつつも、限られた範囲の中で十分俺たちは幸せだと言えた。
シートを倒し、パンツを脱がし、

そんな11月のある日、俺はかねてから折り合いの悪かった上司と決定的な衝突をしてしまった。
ねちねちといびってくる上司の態度にキレてしまい、暴言を浴びせてしまったのだった。
見るに見かねた上司の上司が仲裁をし、いったんは収まったのだが、その後ギクシャクしてしまい、耐えかねた俺は結局辞表を出して出版社を退職することになった。
11月いっぱいで会社を辞め、すぐに職探しを探し始めたのだが、ここで俺は決断をした。
(唯の住む街で職を探そう。そうすれば俺はそこで一人暮らしを始めたらいい。そしたら・・・)
いろんな物事の判断基準が唯照準になっていた。それもまた唯への俺の依存の証でもあった。

結局、12月の初めに唯の住む街で職が見つかった。食系の問屋の事務職で、給料も前より良くなるってのは幸いだった。次の新年から出社が始まるってことで、年内はぽっかりと予定が空いたが、念願の一人暮らしの新居を見つけることでそこそこ慌ただしかった。
新居は家賃5万円の1DK、唯の自宅から歩いて約10分のマンションで、奮発して大きめのベッドを買った。一人暮らしなのに食器も二人分揃えた。どれもこれも唯基準だった。

「わー、結構広いね。うわ、このベッド大きい!ねえねえ、なんでこんな大きなベッドにしたの?」
新居に転居して部屋の片づけがあらかた終わってさっそく唯を部屋に招待した。
メールでお知らせをした段階から、唯の喜びようは半端じゃなかった。
部屋に入ってくるなりベッドが目に入ったようで、唯は俺に答えがわかりきった質問をしてきたのだった。
「なんでって、そりゃあ・・・ねえ・・・」
意地悪な笑顔で俺の顔を覗き込んできて
「もしかして、私の為?私とエッチなことする為?ねえねえ、そうなんでしょ?」
俺はそこで唯をベッドに突き倒し、唯に覆いかぶさり
「そうだよ!お前をいっぱい虐めるためにこのベッド買ったんだ。覚悟しろよ、唯」
「ウフフ、いいわよ。嬉しいな。何だってどーんと受け止めるよ。」
そして急にトロンとした目つきになって
「ああ・・・ほんとにどんなことされたって構わないから・・・俊さんが私にしたいこと何したって構わない・・・」
そう言った。
初めての一人暮らしの部屋で抱く唯の体。新鮮味もあって、昂りも一際だったせいもあって、俺は唯の細い体を何度も痙攣させた。唯は俺の家でも、車の中でも出したことのない大きな声で悶え、そして泣いた。
「夢みたい・・・ずっとこんな風に何の気兼ねもなく俊さんに抱っこしてもらいたかった・・・」
唯も喜びで昂っていたようで、更には安心感からなのか、かねてよりもイキ様はすさまじかった。唯も積極的に俺の体中に舌を這わせてきて、俺はその日初めて唯にアナルも舐められた。
「ううっ・・・唯・・・そんなところをお前・・・」
「俊さんだって私のお尻舐めるじゃない。自分だけ卑怯だよ。私も俊さんのお尻、ずっと舐めたかったんだから。だめよ恥ずかしがっちゃ」
唯はいまや立派な淫女だった。俺を悦ばすツボも完全に押さえていた。
ただし、まだ処女だったが。
この時点でまだ唯は初潮を迎えていなかった。まだ子供を産める体ではないとうことなのだが、クラスの女子の3分の2は既に初潮を迎えていたらしく、それが唯のコンプレックスでもあるようだった。

そして唯との思い出の中で最高の日がやってきた。
中学の2学期の終業式、クリスマスイブの日だった。

続き

3
投稿者:(無名)
2015/12/19 14:37:52    (tthPnpCh)

だからよ~

シリーズモノは一つのスレでやれよ。


鼻くその品評会を開催する度に部屋増やされても迷惑なんだよ。




あ、時間が………



4
投稿者:プロスト
2015/12/19 18:32:34    (hRr5nlh9)
俊さん、続きをよろしくお願いします槌
5
投稿者:**** 2015/12/19 20:04:23(****)
投稿削除済み
6
投稿者:(無名)
2015/12/19 20:07:54    (Sm6XedPS)
すごく巧い物語です。
次回も楽しみにしてます。
7
投稿者:(無名)
2015/12/19 23:37:33    (Bb07sXnb)
作者さん乙です。
とても楽しみにしてますので3のような批判だけがしたい輩は気にせず続きをお願いいたします。
8
投稿者:(無名)
2015/12/20 02:08:10    (VKCALCpk)
作者さん
内容はとてもいいんですが、シリーズにするなら小説の板に書く方が3のような批判は受けずに済むのではないでしょうか?
9
投稿者:(無名)
2015/12/20 08:18:54    (1uFwM29D)
5さん、同じ部屋に続きが書かれている場合、表示順を投稿順じゃなく新着順にすると直ぐに新作に辿り着けるよ(まめちしき)

スレ主さん、応援してます!
中傷など気にせず頑張ってください!
続き待ってます
10
投稿者:(無名)
2015/12/20 13:39:07    (VKCALCpk)
俺も楽しみにしてますよ!
ただ同じ楽しみにしている人でも5さんのような人にはたして文章を楽しむ読解力があるのか…(--;)
正直3(?)みたいの意見の人より不快な書き込みです!
11
投稿者:(無名)
2015/12/21 14:01:08    (rOjNYGPQ)
投稿者です。
何だか応援だったりご批判だったりで物議を醸してしまいましたが、やり方もよくわかってないし、最後まで同じ方法で突っ走ります。よろしくお願いいたします。

続きです。


“ピンポーン”
マンションの呼び鈴が約束の時間より10分遅れで鳴り、インターホンの画面を見ると、コートにマフラー姿の唯が映し出されていた。
長い髪の毛を後ろに束ね、インターホンの荒い画像越しにも凛とした美少女振りは一際だった。
ドアロック解除して、ドアの施錠を解いておいた。
速足でドアに近づいてくる足音。そしてバンと勢いよく唯は部屋に入ってきた。
「寒~い♪ごめんね。友達に捕まっちゃってなかなか帰れなくって」
「ああ、大丈夫だよ。それよりお母さんたちには少し遅くなるって言えたのか?」
「うん、友達とカラオケ行ってパーティーするから夜の8時くらいに帰るって言ってきた」
ピースサインしながら無邪気に笑う唯だった。
いつもは唯の門限を気にしながらの逢瀬だったので、いつもよりは遅くまで居れるってことだった。
「んで?アリバイ工作はちゃんとできてるのか?」
「うん、さゆりにお願いした。あのね・・・白状するとさゆりには俊さんとのこと包み隠さず全部話してあるの。その・・・そんな関係だってことも」
「え?!いいのかよ・・・」
「さゆりは信用できるの。応援してくれるんだよ、私と俊さんのこと」
「そっか、まあいいか、多分二度と会うこともないだろうしね」
「俊さんと私の結婚式には来てもらうから、最低でももう1回は会うわね」
得意げな顔で唯は見上げてきた。
よしよしと頭を撫でて、
「じゃあ、そのコートやマフラー脱いでそこの部屋着に着替えろよ」
唯用の部屋着もしっかり2着常備していたのだった。
「うん・・・じゃあ恥ずかしいからあっち向いてて」
「プッ!いつも俺の目の前で素っ裸で体クネクネさせてる奴がよく言うぜ」
「それとこれとは別なの!んもう!早くあっち向いて!」
「はいはい・・・じゃあ台所の方に行っとくから」
俺は唯に暖かいコーヒーを入れてあげる準備をしに行った。

しばらくゴソゴソする音がしてたが、気づくといつの間にか唯は俺の真後ろに近づいていた。
後ろからギュッと抱き着いてきて
「俊さん・・・大好き・・・」
甘えた声で囁いてきた。
俺も振り返り、唯を抱きしめながら
「俺も大好きだよ。さ、クリスマスらしくケーキを買ってきてあるんだ。冷蔵庫に仕舞ってあるから、唯、準備してくれないか?暖かいコーヒーと一緒に食べようか」
「うん。ウフフ♪」
「ん?どうした?嬉しそうだな」
「なんかこんなのって良いよね。まるで夫婦みたい。なんか幸せって感じ」
そう言いながらそそくさと準備に唯はとりかかった。

ケーキを食べながら唯の学校での話をいろいろ聞いて、そして一息ついた頃、
「唯にクリスマスのプレゼントを準備してあるんだ。ほれ、この袋、開けてごらん」
ミントグリーンの袋を渡したところで、もう中身が何なのか感づいたようで、
「もしかしてティファニー?開けていい?」
中には当時から流行っていたオープンハートのネックレスが入っていた。
中1の少女には高すぎるプレゼントだったが、どうしても唯にあげたかったから奮発したのだった。
「嬉しい・・・」
涙目になりながら、鏡の前でネックレスをさっそくつけた唯だった。
その鏡越しに俺と目線が合った唯は、
「俊さん、こっち来て」
と静かな声で言った。何かを心に決めたような表情で。

俺は鏡の前の唯の後ろに立つと
「俊さん、抱きしめて・・・」
鏡越しにそう言ってきた。
ギュッと抱いて、唯の頭の上に俺の顎を載せて、しばらく無言で鏡越しに見つめ合った。
「ねえ・・・俊さん」
均衡を破るように唯は消え入りそうなか細い声で話しかけてきた。
「私からのクリスマスプレゼント、もらってくれる?」
「お?唯からも準備してきてたのかあ。もちろん喜んでもらうよ」
おどけた様に応えたが唯の顔は真剣そのもののままで、
「私・・・・私をもらって欲しいの。私のバージン。今日は心の準備してきたの」
「え・・・?唯・・・」
突然大きな声で
「私ね、ずっと待ってたの。俊さんが私のバージン欲しがるまでずっと我慢してた。でも!俊さん、あれ以上進もうとしないし。私の心は俊さんのものだよ。でも体は全部俊さんのものになってない。私の全部を俊さんのものにして欲しいの!」
振り向いて俺の胸に顔を押し付けて、俺と目を合わさないようにして言った。
まるで目が合えば、その覚悟が揺らぐのを怖がるような感じで。
心なしか震えながら。
しばらく会話を進めることができなかった。
静寂が二人の間を流れた。

俺は意を決した。
「唯・・・お前のクリスマスプレゼント、受け取ることにしたよ。でも・・・怖くないか?」
「ほんとは怖い・・・痛かったらどうしようとか、あまり気持ち良くなくて俊さんを失望させたらどうしようとか、まだ幼過ぎてできなかったらどうしようとか、一人でそんなことばっかり考えてたの。でもね・・・もう一方で真の意味で俊さんに抱かれたい、俊さんのものにしてもらいたいって想いの方がずっと強いの。私はね、人生の中で好きな人は俊さんだけでもういいの。俊さんと結ばれなかったらもうそこで人生が終わりでもいい。あらためてお願いします・・・私を俊さんのものにしてください」
そう言いながら見上げた唯の眼は、もう覚悟が決まり切った強い眼差しになっていた。
「よし、俺の人生も唯だけ。だから唯をもらうことにする。ただし、俺も経験豊富じゃないから痛くないようにはできないかもしれないぞ。どうにも我慢できない時には唯は俺にそれを伝える、そしたらそこで俺は辞める、それでいいな?」
「うん・・・でも私、たいがいのことじゃ我慢できないって言わない。もう何日も前から覚悟して今日はここに来たの。」
「唯・・・」
「いいの。痛くてもいいの。痛いのは体だけ。心は絶対に喜ぶから。これはね、自信があるの、私」
「そっか。うん、じゃあ俺も覚悟の上で唯のこと抱かせてもらうよ」
俺は、唯の手を掴んでベッドの方に歩いて行った。

続く

ごめんなさい、今回もエロが無くて。
次でクリスマス編、終わります。
もう後数回で終わると思いますので、我慢してお付き合いください。

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