2015/07/29 01:27:32
(GkVIO/cw)
山田氏は僕の捨てた本を売ってできたお金は、山田氏の酒代になっていたようで、しきりに感謝されました。
お礼がしたいので、気が向いたら家まで来てくれと、山田氏は河原の上流にある浮浪者が違法居留している場所を示しました。
僕の捨てた本を拾って、本を広げて見せると「絶対に君が好きなものがあるんで、来ないと損するよ」と。
広げられたエロ漫画のページは、僕の好きな幼い女の子が犯されているシーンでした。
山田氏が立ち去った後、僕は家に帰りましたが、彼の言葉が気になって仕方ありませんでした。
僕の好きなものという言葉が。
三日後、僕は山田氏の言っていた浮浪者の集まっている居留地に向かいました。
その付近は、浮浪者が集まっている場所だけに、地元の人でも近づかない場所です。今思うと、怖いもの知らずだったと思いますが、それも若さゆえでしょう。
河原に掘っ立て小屋が立ち並ぶ場所が見えて来ると、周辺からなんとも言えない不快な悪臭が立ち上ってきました。
悪臭を我慢しながらも、山田氏が言っていた小屋の近くまで行くと、一人の浮浪者が近づいてきました。
あきらかに警戒しており、僕を睨みつけています。
僕は慌てて山田氏の名前を出すと、浮浪者の表情が柔らかくなり、山田氏は今いないけど話は聞いてるから着いて来なさいと、連れて行かれました。
連れて行かれた場所は、やはり浮浪者が立てたらしい、掘っ立て小屋の前でした。
なんとも言えない悪臭を放つ小屋の前で、浮浪者は僕に小屋へ入るようにさとしました。
ちょっとビビリながらも、僕は小屋の戸をあけました。
そこには、信じられないものがありました。
小屋の中には薄汚れた毛布が敷き詰めれていました。
そしてその上には、小学校低学年くらいでしょうか、7歳くらいの少女が寝かされていました。
少女はキ〇ィちゃんがプリントされたシャツを着ていましたが、下半身には何もつけておらず、女の子のワレメが丸見えなっています。
女の子は僕の方を見ると、眠そうな目でぼんやりと見つめています。
「こいつは俺達の共同トイレだから、好きに使っていいぞ。ただし、一回500円だから使ったらそこの箱に500円入れてから帰るんだぞ。」
そう言って小屋の中にある箱を指差すと、男は小屋から立ち去りました。
残された僕を、小さな少女は不思議そうな顔で見つめています。
少女は髪が伸び放題で、身体は汚らしく、いかにも浮浪者少女といった感じだ。
まだ続く