2011/04/29 23:54:10
(4opsYo6N)
『おま…これはやばくないか?』
『ようちゃんは俺の彼女だからいいのいいの(笑)』
「「けんくん今晩~」」
ようこちゃんはS6とは思えないほど大人びていて、今で言う紗綾を思わせる様な娘です。背は高く、ロングな髪に薄手のセーターにピッチリと足の線が出たジーパン。一目でかなりのグラマーだと解ります。とてもS6には見えません。顔だけは幼さが残って居ましたが。
くみこちゃん(以後くぅちゃん)は、ようこちゃんの親友だとかで、背は低く、ベリーショートの髪に白いトレーナー。だぶだぶのオーバーオールと言った出で立ちです。こちらは、違った意味でS6には見えません。顔がそっくりなら、ようこちゃんと歳が離れた姉妹で通りそうです。顔は山田レ〇ナを思わせますが、笑顔はとっても人懐っこそうでした。
『とりあえず、お前が遅いから先にやってたぞ。』
『…なんで小学生にウィスキー飲ませてんだ…』
『固いこと言うなって(笑)』
大悪党な悪友です。
とりあえず兄も座に加わり、本格的に飲み会のスタートと成りました。
こたつを囲み、兄と悪友が対面でようちゃんとくぅちゃんが対面でと言う席順です。
バカ話に花が咲き、悪友とようちゃんを兄とくぅちゃんでからかいながら会は進みました。
ウィスキーのボトルが一本空いた頃(8割は兄と悪友です)、くぅちゃんの目がすわりました(汗)
「あ~、もうやってらんなぁい。みんな嫌いだぁ!」
絡み酒…?
「どうにでもなっちまえぇ~。ニャハハ…。」
暴れだすくぅちゃんなのでした(汗)
悪友の家は1階で商売をしていて、2階3階が住居となっており、飲み会をしている部屋は2階でした。
『あちゃ…親にばれると不味いなぁ…。チョットくぅちゃんを3階に連れてってくれる?』
『俺?ようちゃんの方が良いんじゃないの?』
『ようちゃんに酔っ払いの介抱が出きると思うか?』
『そりゃそうだ。』
そうして兄は、わざとらしくくぅちゃんをお姫様抱っこして3階に上がって行くのでした。
『お姫様。外の空気でも吸いませんか?』
「寒いからヤダ~。おい!変なとこ触るなぁ~。」
("まだ"触ってねぇよ(汗))
お姫様抱っこされているのにジタバタ暴れるくぅちゃんに手を焼きながら、兄は何とか3階に辿り着き、くぅちゃんをソファーの上に置くのでした。
「おい、ケン!」
『(呼び捨てかよ(汗))なんでしょ?』
「お前…彼女と別れたばかりなんだってなぁ?」
『はい…(´・ω・`)』