2014/10/03 23:22:06
(SujzMqvS)
元々モテるタイプではなく、高校はほぼ男子ばかりの工業校で就職先も工場では、女性との出会いのチャンスはなかった。
もちろん、喉から手が出るほどやりたい時期はあった。
異性との交際らしい交際は二十歳の時、成人式で再会した中学の同級生とだった。
初めてのエッチに期待に胸を膨らませて入ったホテルのベッドで、僕の体は大人の女性に燃え上がらなかった。
緊張で萎んだのではなかった。
豊かな胸に、黒々とした恥丘。
男を誘うように濡れた肉の裂け目。
それを目にしたとたん、どれも、何か違うと思った。
僕の性癖を薄々感づいていた彼女の哀れむような、軽蔑するような目。
その時、僕もはっきり自覚した。
未成熟な女でなければだめなんだと。
以前から、大人の女性より、小学校高学年ぐらいの女の子にドキッとすることが多かったのだ。
もちろん、そんな子どもに本気で手を出したら犯罪行為だ。
僕はその当時は規制の緩かったロリータものの本や雑誌で気持ちを抑え、ビデオが普及してからは無修正のものも手に入れた。
ここ10年ほどはジュニアアイドルに入れ込んでいる。
「男の人やったら、そういうお店とか行くん違うん?」
キムラさんの問いに、僕は自分の性癖を正直には答えられなかった。
「まあ、行ったことはあるけど、手とか、口とかで……」
風俗は、職場の飲み会の後で、酔った勢いで一度ソープに行ったことがあるくらいだ。
当時は確かトルコって言ってたっけ。
「ふうん、そっかぁ」
キムラさんの表情は少し嬉しそうにも見えた。
「僕に縁がなかったんは、キムラさんの呪いやったんちゃうか」
「そうや。わたしのこと忘れてたから、鉢巻きにローソク立てて藁人形に釘打っててん」
キムラさんならやりかねないとは言えなかった。
「で、キムラさんはどうやったん?」
「わたしはねぇ……」
キムラさんは思い出し思い出し、ぽつぽつと話し始めた。
こちらに来てからは、僕のことをズルズルと引きずって、自分の殻に籠もっていたらしい。
「妄想大爆発時代!」と、キムラさんは両手を挙げておどけていったが、辛い時期だったんだと思う。
地元の金融機関に就職してからも恋愛する気にはなれず、「あまり可愛い方ではない」ので、職場関係では向こうからの誘いもなかった。
しかし、田舎のことなので、きちんとしたところに勤めていると、色々と見合いの話が持ち込まれてくる。
その話を断るのに、「約束した人がいるから」と断っていたらしい。
それが、「大阪のヤスオカさん」と言うことだ。
キムラさんは、それなりに若く輝いていた時期を、まるで白馬の王子様を待つ乙女のように、「いつかヤスオカさんが迎えにきてくれる」と、思い込んで、いや信じて生きてきたのだ。
キムラさんの母親も、自分たちが離婚したせいで住み慣れた大阪を離れ、初恋の人とも別れなければいけなくなったことを思い、いつしか「ヤスオカさんが早く迎えにきてくれたらいいね」と自分をだますようになっていったのだろう。
「お母ちゃんね、わたしとヤスオカくんがあの日エッチしたって、分かってたみたい」
「えっ」
「だって、スカートとか、服とかも汚れてたし、パンツにも付いてたって…… 引っ越してしばらくして、わたしが泣いてばっかりやった時、お母ちゃんが、わたしにごめんねって、そんな話してた……」
僕がキムラさんを忘れて暮らしていた間も、キムラさん親子は僕がキムラさんを迎えに来ることを頼りに生きてきていたのか。
「ホントに、待たせてごめんな」
僕はベッドの上で土下座の格好になった。
「ううん、気にせんとってね。分かっててんわたしもお母ちゃんも。わたしに縁がないのをヤスオカくんのせいにして逃げてたんやて。だって、わたしがヤスオカくんとこ逢いに行けば良いだけやったんやもん」
キムラさんの顔は、ようやく重い運命から解放されたように、穏やかな表情だった。
「でも、ほんまに来てくれた。こんな幸せ、絶対ないわ」
中1の時は、向こうから来るならやっちゃえ的な性欲ばかりが先走っていて、キムラさんを好きとも何とも思っていなかった。
いまは、すっかり体型も容貌もおばさんになってしまったキムラさんを愛おしいと思う。
「けど、あのとき、こんななってたら大変やったやろなぁ」
僕は、シーツを見ながらつくづく思った。
キムラさんも、両手で自分を抱くようにして身震いしたが、顔はイタズラっぽく笑っていた。
それから、僕たちはシャワーを浴びて、バスタブにお湯も張り二人で浸かった。
キムラさんの上半身を、そこで初めて目にすることができた。
たっぽりとした体型だが、座らない限り、お腹にはっきりとした段はない。
胸は体型に較べて随分と小さめだが、そのおかげで年齢のわりに垂れることがなく、まずまずの形を保っている。
太った女は巨乳なのだとずっと思っていたが、痩せた巨乳がいるように、太った貧乳もあるものだと妙に納得した。
服を脱ぐ時は、ちょっと恥ずかしそうに視線を外していたが、僕の前でそれを隠すような仕草はしなかった。
キムラさんを後ろから抱くような格好で、バスタブに浸る。
体に触れると、若い女性のような弾力は少なく、その分、柔らかさが感じられる。
先ほどの話だと、この胸に触れるのは僕が最初と言うことだろうか。
僕の掌にちょうど収まるような小振りの膨らみは、揉んでいて心地よい。
乳首は小さくきれいなピンク色で、そこだけ見れば中学生のままで通用するかもしれない。
僕は、キムラさんの、大きさだけは幼い胸に夢中になった。
こんなにたっぷりと女性の胸を揉むのは何年ぶりだろう。
女性の胸は、大小関わらず男を虜にするものだが、やっぱり小さいに越したことはない。
首筋に唇を這わせると、キムラさんは首を大きく捻ってキスをせがんでくる。
少し体をずらして、唇を重ねた。
僕の脚の間にいるキムラさんの腰に僕のチンコが突き立っている。
僕の股間にキムラさんの手が触れた。
さわさわと微妙な触れかたが下半身に響く。
気持ちよさに思わず唇を離して溜め息をついた。
「さっきは途中やったもんね」
僕も右手を胸から下におろした。
お湯の中でもヌルリとした感触がわかる。
ヌチャヌチャという音が聞こえるような錯覚に陥る。
しばらく無言でお互いを愛撫していたが、キムラさんがそっと僕の手を押さえた。
「そろそろあがろ」
キムラさんが真っ赤になってふらふらと立ち上がった。
僕の目の前をキムラさんの背中が上がっていき、大きなお尻が現れた。
とっさに前を見たいと思って、ポンとお尻を叩いたが、よほどのぼせたのか、顔だけこちらに向けて、
「熱いね」と疲れた笑いを見せていた。
僕も十分に汗だくになっていた。
キムラさんは体を拭くのもそこそこに、ベッドにうつ伏せに倒れ込んだ。
「のぼせたぁ。もう、限界……」
冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを出して差し出すと、仰向けに転がり、二つ重ねた枕に上半身を預け、受け取ったボトルに口を付けて喉を鳴らした。
なにも隠さず仰向けになり、まったく無防備で転がるキムラさんは、北極圏に棲むある種の海獣のようでもあった。
頭の先から足の先まで、綺麗な“紡錘型”になっている。
ただ、それでも僕はその海獣の黒い茂みの奥に目を奪われて、チンコを上向きにしてしまっていた。
僕がベッドに近づくと。キムラさんが残ったボトルを差し出した。
受け取って一気に飲むと、冷たさが気持ちいい。
「あっ、間接キッスやん」
キムラさんの言葉に、僕は思わず吹き出しそうになった。
このおばさんの頭の中の何割かは中1のまま止まっているのだろうか。
そういうところが、僕のロリコン心をくすぐるのかもしれない。
空のボトルをベッドサイドのゴミ入れに放り込んで、キムラさんの体に覆い被さるようにベッドの上で四つん這いになって唇を合わせた。
「直接キッスだ!」
キムラさんが笑って僕の首に両腕を回した。
濃密なキスの間、僕は次の唇の目標になる胸に手を延ばした。
仰向けに寝ているので、弾力の落ちた胸は広がって余計に厚みがなくなる。
目印の乳首を指の間で挟むように、掌全体で揉んでいく。
人差し指と中指の間で、控えめだった乳首が次第に硬く存在を主張し始める。
チンコをキムラさんの腰骨に押し付けると、すぐに手が触れてきた。
下から撫で上げるような指の動きが背中をゾクゾクさせる。
指の間でツンと立っている乳首を唇で挟んだ。
「ンフッ」
くすぐったいのかキムラさんが身を捩る。
乳首を吸いながら、手で揉みしだくには、キムラさんの胸は小さすぎる。
添えていた右手はそのまましたの方に移動させた。
すでに溢れかえっていた割れ目に指先が滑り込む。
先程、僕が押し開いた奥に、中指を沈めた。
指一本でも締め付けるようなキツさを感じる。
出し入れしながら、膣口とクリトリス周辺を丁寧に撫で上げた。
乳首の方の感度は今一つのようだが、下は抜群だ。
長年の妄想が効いているのだろう。
「どう? メメジョ、いいか?」
乳首に向かって訊ねた。
「もう、あほぉ。これでよくして」
チンコをきゅっと握ってくる。
僕は体勢を整えて、腰を沈めた。
押し戻すような抵抗に遭いながら、僕のチンコはキムラさんを貫いていく。
滑らかに動けるだけに、このきつさ狭さは堪らない。
一番奥まで達すると、あらゆる方向からキムラさんは僕のチンコに快感を与えてくる。
キムラさんが黙っているのは、唇を噛んで耐えているからだ。
僕はゆっくりと動き出した。
お風呂タイムを挟んでいるので、回復しきったチンコはキムラさんの内部をそうそう長くは楽しめそうになかった。
興奮に、勢い腰の動きも速くなる。
大きめに抜いて、ガツンと打ち付けた時、キムラさんが我慢しきれず声を上げた。
「あうっ! あ、痛い…… いつつっ……」
僕は慌ててチンコを抜いた。
「大丈夫か?」
「あぁー…… ごめん、痛い。ごめん、まだ痛いねん、ヤスオカくん」
キムラさんはぐずぐず泣き出した。
締まりのいい処女のままに年齢を重ねてしまい、膣壁の弾力がなくなって痛めやすくなってしまったのだろう。
騒々しいが慣れるまでは仕方ない。
「僕の方こそ、ごめんごめん」
結局、僕たちはあと少しというところを、お互いの手で慰め合うことになった。
ベッドに並んで横になって、互いの手で股間を探り合った。
「はぁ、あぁ…… ごめんね、入れてあげられんと……」
「うぅ…… 僕の方こそ、はぁぁ、ちょっと乱暴やったから」
優しい指使いが気持ちいい。
キムラさんは、僕のチンコなど何本でも飲み込めそうなぐらい潤っているのに、少女のままの割れ目がそれを拒んでいる。
キムラさんの中で、何度も寸止めを喰らっていた哀れなチンコは、指先だけで瞬く間に頂上にたどり着こうとしていた。
「はぁぁ…… キムラさん、このまま、いい?」
「あぅ、もう、もう、いけそう?」
キムラさんもかなり息があげっている。
「うん、ああ、もう」
「じゃあ、中、中に来て……」
「いい?」
「うん」
僕はキムラさんの中にゆっくりと押し入った。
十分に高ぶったチンコは、キムラさんの奥に辿り着いたとたん、一気に爆発した。
キムラさんは僕の腰にしっかりと両脚を絡めて体を密着させ、体の奥深くで脈打つチンコを感じているようだった。
しばらくして体を離すと、ドロリと溢れた体液が少し赤く染まっていて、僕たちはまたシャワーを浴びなくてはいけなかった。