ナンネットID のアカウントをお持ちですか? ログイン ログイン
ナンネットID
 
1

秘密

投稿者:ゆうな
削除依頼
2012/03/20 08:48:15 (0wtzYVIb)
部屋に入るとコートを脱ぎ一息つく暇もなく笑顔で近付いてきて私を抱き締める。

「ん?」
「うん?」

お互いの意思を確認するようなアイコンタクトの後に軽くチュッとキスをかわす。

私をベットに押し倒し今度はディープキスをしてくる。
キスをしながら手が胸元をまさぐり、ワンピースのボタンを外しだした。

プチプチプチプチ…

「これ何処まで外せばいい?」

素で聞く彼を制し私は自分で服を脱ぐ。
ワンピースを脱ぎブラとショーツをとりベットの頭の方にあるカウンターに置いた。

素早く布団で体を隠す。
彼も全裸になり嬉しそうにベットに入ってきた。

ちょっとだけ見つめあいキス。
指先が乳首を弾いた。

「ん……明るいよ」
「暗くする?」
「うん」

彼は、頭の方のスイッチを操作する。
部屋は、明るくなったり暗くなったり。

「真っ暗でいいよ」
「ん~こんぐらい」

私の言葉を無視してダウンライトを2つ残して落ち着いた。

寝たまま抱き合うと、私の背中とお尻を楽しむように撫で回す。
キスをして乳首を弄りながら強くつねる。

「イタッ」
「痛い?」
「痛いよ」

彼は、乳首を口に含み舌先で遊ぶ。
唇がお腹に移動して臍にキスをする。
脚を割られて間に彼が入る。

「ゆうな舐められるの嫌いだっけ?」
「そんな事ないよ…」
「嫌いって言ってなかった?」
「本気にしてた?」
「嫌も嫌もか…」

そう言うと彼は、内腿にキスをした。
1 ... 6 7 8 9 10
レスの削除依頼は、レス番号をクリックして下さい
92
投稿者:ゆうな
2012/05/28 07:10:30    (akN47eRq)
朝起きて鏡を見ると、切れ長の二重瞼が腫れて見るも無惨な顔になっていた。

朝食をとるためにリビングに降りると、母は私の顔を見てタオルに巻かれたアイスノンを渡してきた。

「少しでも冷やしたら楽になるから」

ただそれしか言わなかった。

朝食を簡単に済ませソファーに横になり顔半分にアイスノンを乗せた。

後から来た兄に熱でも出たのかとからかわれたが、言い返す元気はなかった。

ギリギリまで冷やしてから出勤した。



仕事は、そつなくこなした。
仕事をしている方が気持ちが楽だった。
ランチの時間になり、外食を誘われる。

「今日はコンビニにします」
「付き合うわ」

面倒見のいい女の先輩と一緒にコンビニに行く。

「ろくなの残ってないね~」

商品棚を見ながら先輩が言う。
私はおにぎりを一個手にとった。

「そんだけ?」
「あんまり食欲ないんで…」

先輩は、全てわかってるような顔をした。

「野菜ジュース奢ってあげる」
「悪いですよ」
「ついでだから」

先輩と会社に戻り黙々と食べる。
「私の目、腫れてますよね?」
「うん」

先輩は聡明に笑う。

「彼氏とうまくいってないの?」
「別れました」
「別れちゃったかー」
「私も悪いんです」
「私も若い時は色々あったなー」
「今も若いですけど」

先輩とクスクス笑う。
少し元気が出た。
私もこんな人になりたいと憧れた。

「これは飲みに行かなきゃ嘘だね」
「ですね」
「何、食べる?」
「イタリアンの気分ですね」

先輩と、あーだこーだ店を検索してると女の同僚も行く事になった。

「飲みに行く相談?」
「はい」

男の先輩に話しかけられた。

「俺も行く」
「だめ、女子会」

聡明な先輩が、即座に答える。

「俺も女子」
「バカじゃないの」

みんなで笑った。

「あ、私もお昼抑えればよかった」

聡明な先輩は、とぼけた顔で私に言った。
93
投稿者:ゆうな
2012/05/28 16:26:22    (akN47eRq)
結局、女3人男2人で飲みに行った。
この中に、のちに彼氏になる先輩もいた。

イタリアンもあるダイニングbarに落ち着くと飲み放題にするか単品にするかで悩んだが、聡明な先輩に飲み放題にされた。

メニューとにらめっこをする。

「シーザーサラダ食べたい」

同僚が言う。

「半熟卵があるのとないのが選べるよ」
「ない方がいいかも」
「えーある方がいいよ」
「多数決を取ります」

少し悪ふざけで話す。

「半熟卵ありの人」

そう掛け声をかけられて胸の辺りまで手をあげたら、正面に座っていた男の先輩と私の二人だけだった。

「はい、負け~」
「え~」
「半熟卵は外せないよな」

先輩が、私に同意を求めるので頷いた。

「じゃあ、二つ頼みましょうよ」

私と先輩は、半熟卵入りのシーザーサラダを二人で分けた。
94
投稿者:ゆうな
2012/05/28 19:34:58    (akN47eRq)
「誰かいい人いたら、ゆうなに紹介して下さ~い」

酔っ払った同僚が明るく言った。

「ちょっ…」

聡明な先輩が止めに入ったが私は、笑いながら頷いた。

「何?残念会?」

もう一人の男性社員が聞く。

「そうですよ~だからお願いしまーす」
「彼氏いないとか珍しくない?」
「そうですねぇ…フリーは久し振りです」
「モテキ終了」
「ちょっと酷くないですか?」

笑う、笑う、笑う。
とにかく色んな話しをした。
少し仕事の話しになった時は神妙に聞いて、面白い話しの時は手を叩いて笑った。
笑い過ぎて涙が出た。

二時間はあっという間だった。

「デザート食べようかな…」

一人がデザートを注文すると、なし崩しにみんな頼んだ。

「私、ティラミスにしよー」
「じゃ、俺もティラミス」
「ティラミス好きですか?」
「チーズが好きだから」
「美味しいですよね」

ニコニコしてティラミスを食べてる先輩が、可愛いと思った。
1 ... 6 7 8 9 10
レス投稿フォーム
名前
トリップ[]
E-mail
※任意
本文

投稿文に自動改行は行われません、適宜改行を行ってください。 # タグ使用不可
「sage」
※投稿を上げない
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。