ナンネットID のアカウントをお持ちですか? ログイン ログイン
ナンネットID
 
1
2010/11/06 09:48:30 (sxj3R0vu)
先生、甘いわ。
病気や怪我でもないのに1週間休んでたら週末は担任が様子を見にくること
ぐらい、予想できてました。
僕のときも、そうだったから・・・
確か、2週間目には『クラスの友達からのお手紙』も持って来てくれましたっ
け。
でも、いきなり入って来たのには、さすがに驚きましたけど・・・



玄関のチャイムが鳴ったとき、僕は坂本の中で、ふとマサコのお母さんが早
く帰ってきたときのことが頭をよぎり、嫌な予感がしました。
(5時前・・・こんな夕方の忙しい時間にママさんバレーのお誘いなんかく
るか?)
そう考えて、僕はあと2往復ぐらいで爆発しそうなチンチンを坂本の中から
ズボッと抜き去り、呆気に取られている坂本の脚をピシャピシャ叩きました。
「起きろ!先生かも知れへん!」
「えっ?なに?・・・」
いきかけの余韻でぼっとしてるのか、チンチンに手を伸ばそうとします。
「ほらっ!」
僕が、ベッドから降りて、急いでパンツを穿き出したので、坂本もようやく
状況を察知して、起き上がりました。
「今週、家に来たん僕が最初やったんやろ?」
「うん・・・」
坂本も、パンツを穿きながら返事をします。
「明日は成人の日で休みやから、絶対来る!・・・今日まで来えへんほうが
おかしいぐらいやってん!」
「でも、ママさんバレーの・・・」
「近所のおばさんも、今頃晩飯の支度の時間やって!」
(そんなん気にせえへんのは学校の先生か押し売りぐらいや・・・)
僕がシャツのボタンでもたもたしてる間に、三枚しか身に着けてなかった坂
本は、もう最後のパジャマのボタンを掛け終わるところでした。
「でも、ホンマに先生?」
坂本は、僕にズボンを手渡しながら、首をひねりました。
「もし、や、もし!・・・先生やったら、部屋にも来るかも知れへん!」
彼女は、何となく腑に落ちないような表情で、それでも急いでシーツの上の
バスタオルを剥がして押入れの中の放り込むと、ベッドを綺麗に整えました。
今日は、僕が中で出していないので、シーツまでは全く濡れていなかったみ
たいです。
坂本が、初めての時の惨状以来、普段から腰周りの位置にバスタオルを敷い
ておくのを習慣にしていたおかげでした。
僕が制服の上着に袖を通す頃、坂本はパタパタと床に放り投げたまんまの教
科書やプリントを机の上において、本棚の上においたポプリの瓶の蓋を開け
ると、机の横の小さな電気ストーブのスイッチを入れました。
僕たちは、蒲団とお互いの身体で暖を取っていたので、まだ部屋は冷え切っ
ています。
僕は、咄嗟に「換気を」と思い、窓を開けに走りました。
どうやら、坂本も同じことを考えていたらしく、僕たちは仲良く、勢い余っ
て全開になった窓の前に並んで立ちました。


そのとき、いきなり、部屋の襖が開きました。
驚いて、そちらを振り向くと、担任の葛西先生が冷たい目で僕たちを見つめ
ていました。


僕は、ゴクリと唾を飲み込みました。
玄関のチャイムか鳴ってから2、3分、坂本のお母さんが先生を家に入れて
からだと、2分と経っていないでしょう。
先生は、お母さんと二言三言話しただけで、部屋に直行して来たわけです。
しかも、物音一つ立てずに。
刑事ドラマで、犯人のアジトに突入するシーンを思い浮かべました。
この場合の犯人は『僕』というわけです。
(疑ってる・・・)
しかも、かなり確信を持って。

先生は、僕たちの様子をじっと見つめながら、部屋に一歩入りました。
「こんにちは。」
声は明るいですが、笑い顔がぎこちなく感じます。
「あっ、先生!」
僕たちは、さすがに驚いて、先生に挨拶するのも忘れていました。
先生は、僕たちのいる窓際に近づきながらも、部屋の様子を探っているみた
いです。
ベッドの状態、机の横のゴミ箱、部屋の匂い、僕たちの様子・・・
部屋の中には、ポプリの香りが漂っています。
「寒いのに、窓開けて何してるん?」
笑いながら僕たちのそばに立って、髪や着衣の乱れを観察しているようです。
「こっから駅前のスーパーの看板が見えるって、トベくんが言うから、見て
たんです。」
「先生、見えるよねぇ?」
僕が訊ねると、先生は、窓の外を覗いて、頷きました。
「うん、あのアパートの上に・・・」
「え~っ!先生、私、見えません!」
先生が、坂本の視線の位置までしゃがむと、くすっと笑いました。
「ホンマやね、見えへんわ・・・」
気が付くと、お母さんが部屋の入り口に立って、不安げにこちらを見ていま
した。
お母さんも、先生の様子がおかしいのに気が付いていると思います。
先生は、僕のほうを向いて、まじめな顔に戻りました。
「トベくん。先生、坂本さんとお話があるから・・・」
僕は坂本を向いて、少し名残惜しそうに声をかけました。
「じゃあ、僕、もう帰るわ。」
「うん、今日は来てくれてありがとう・・・」
坂本は、すっかり学校での話し方になっています。
「せっかく、席、隣になったんやから、元気なったら出ておいでな。」
「うん。」
坂本は、可愛く頷くと、小さく手を振りました。
それを見て、僕も右手を上げると、入り口に立っているお母さんに頭を下げ
て、階段を下りようとしました。
「あ・・・トベくん!」
先生に呼び止められて、僕は階段を一段降りたところで、上半身だけひねっ
て顔を向けました。
先生は、何か考えるように間を空けましたが、一つ息を呑んで続けました。
「・・・一緒に帰りましょ・・・お話済むまでちょっとだけ下で待っててく
れる?」
「はい・・・」
断る理由もなく、首を縦に振りました。
お母さんは、僕に下の部屋のコタツが点いているので、入って待っているよ
うに言ってから、部屋の襖をそっと閉めました。
(バレるか?・・・坂本さん・・・)

それから、30分ぐらい経って、坂本たちが階段を下りてきました。
大事な話は済んだみたいで、先生とお母さんは世間話をしていましたが、後
ろについている坂本は、しょげたように少し涙目になっているようでした。
まあ、坂本の涙はほとんど心配ないと思いましたが、問題は僕たちの濃厚な
関係がバレたかどうかです。
お母さんの雰囲気では、それほど衝撃的な話はなかったみたいですが、坂本
の話を聞けないので、何ともいえません。
「じゃあ、トベくん、帰りましょうか。」
先生は、僕と坂本が話をしないように、注意深く間に立っているみたいです。
玄関で、靴を履くとき、お母さんの後ろにいた坂本の姿が見えなくなってい
て、「あれっ?」と思っていると、パタパタと台所かの方から飛び出してき
ました。
「トベくん、これ・・・」
坂本は、小さな紙袋を差し出しました。
それは『酔っ払い事件』の日、帰り際に渡されたのと同じ模様の袋でした。
「ありがとう。」
彼女は笑ってVサインをしながら手を振ってくれましたが、先生が一瞬背中
を向けたときに、簡単なジェスチュアと口パクを交えて、Vサインを三本指
のWサインにしてみせました。
(3?W?)


簡単な挨拶を済ませ、坂本の家を出ると、先生は僕の肩に優しく手を置きま
した。
「駅まで一緒に帰りましょうね。」
「はい。」
僕と坂本の件もあって、緊張していましたが、先生からほのかに香る大人の
女の人の匂いで、不謹慎にも『大人の女の人のお店』の話題を思い出して、
ちょっと大きくなりかけていました。
府道を渡る交差点で、駅への近道を行こうとすると、先生が肩に回した手に
力を入れました。
「ちょっと遠回りやけど、裏道通って帰れへん?」
にっこりと笑う先生の、大人のオッパイが目に高さにありました。
僕たちは、駅から少し離れる静かな住宅街を通る道を進みました。
「トベくんが来てたって、意外やったわ。」
先生は、前を向いたまま歩きながら話しかけてきました。
「ずっと休んでるし、この間のこと、気にしてるんかなって思って・・・」
チラッと先生を見上げると、まだ穏やかな表情で前を向いています。
「何して遊んでたん?」
「トランプ・・・」
僕は、慎重に言葉を選びました。
「ババ抜きとか?」
「ポーカーって、二人で出来るゲームやから・・・」
坂本のジェスチュアは、きっとそのことだと思っていました。
「大人のゲームやねぇ・・・どっちが強いん?」
「坂本さん・・・全然勝たれへんねん・・・」
「そう・・・」
(これでいいハズ。坂本やったら絶対そう言うハズや・・・と思いたい。)
辻褄さえ合えば、あの部屋に証拠はないはずだから、いくら疑われても大丈
夫。
まさか、押入れの中のバスタオルまで探ることはないでしょう。
「でも、あの部屋寒かったでしょう?先生、座ってたらお尻冷たなったわ!」
(なんやろ・・・何聞いてんやろ?・・・)
僕は、一瞬息を止めて目をつぶりました。
(黙ってたらアカンな・・・)
「先生、ベッドに座ったら良かってん!」
「ベッドに?」
先生は、口元だけ笑って、鋭い視線を送っていました。
「僕ら、ベッドに座ってトランプしてたから、お尻温かったで!」
ふうっと、息を吐いて先生は前を向きました。
ベッドに僕たちの温もりが残っていることを、忘れるところでした。
もし、先生がベッドの温もりに気がついていたとしたら、その理由は僕たち
のエッチな遊びだと考えるでしょう。
もし、気づいてなかったら・・・お尻が冷たかったなんて、話の流れからし
て、唐突に思えます。
先生は、少し考えるように黙っていましたが、ポツリと独り言のように呟き
ました。
「結構、息合ってるんやね・・・」
「えっ?」
おそらく、坂本の話と僕の話の整合性が取れていたんでしょうが、疑いが晴
れたわけではなさそうです。
「そういえば、最後のゲームってどっちが勝ったん?」
「そうや、最後だけ、僕が勝ってん!クイーンのスリーカードで!」
そんな話まで、先生が坂本としたとは思えないけど、最後のゲームぐらいは
覚えてないと、よけいに怪しまれるでしょう。
(これ以上、細かいことを聞かれたら・・・覚えてないことにしよう。)
先生も、そんな風に感じたのか、話題を変えてきました。
「あんなことあったし、仲悪いんかなって思ってたけど、結構ラブラブなん
やて?」
「坂本さんのお母さんでしょ?まいったなあ・・・」
「何、まいってるん?」
「坂本のお母さん、僕らがチュウしてるって、からかうんです。」
「チュウ?してるん?」
先生は悪戯っぽく声を低くしました。
「そんなん、できへん!」
僕の頭の中を透視するような瞳で見つめられます。
「嫌われたらイヤやもん・・・」
ことさら子供っぽい声で言いながら、先生を見つめ返すと「騙されへんよ」
と顔に書いてあるように見えます。
(先生は、今日、あの部屋で、絶対シテたって思ってるんや・・・)
そう考えると、僕が坂本の中で最後までイカなかったのが、幸いしました。
いくら誤魔化しても、あの匂いだけはどうしようもないでしょうから。
僕と先生は、お互いを牽制するように、話題を選びながら歩きました。
「もうちょっと、お話、いい?」
もう、ずいぶんと周りが暗くなっていましたが、先生が相手だと断ることは
出来ません。
「お家まで、送ってあげるから。」
まだまだ先生は偉い人で、親からも絶対的な信頼があった時代です。
僕が頷くと、先生は家と家との間の狭い路地を抜けて、一本北側の道路に僕
を連れて行きました。
僕たちが出た正面は、坂本がお守りを落とした、あの公園でした。
先生は公園に入ると、ちょうど僕と坂本がお喋りをしていた砂場の奥のベンチ
に進んで、手で僕に座るように勧めました。
それから、僕の隣に腰を下ろし、脚を投げ出しました。
「ふう、踵の高い靴はつかれるわぁ・・・」
そういえば、いつも学校では運動靴に体操着姿が多い先生が、今日はきちん
としたスーツ姿をしています。
「坂本さんのトコに家庭訪問するから、きちんとした格好してきたんやけど、
先生似合えへんやろ?」
僕は、思いっきり首を横に振っていました。
「先生、カッコいいよ!」
葛西先生は、小学生の男の子にとっては『美人の先生』でした。
あこがれる子も多かったと思いますし、僕もマサコと付き合うまでは、先生
を思い浮かべて、一生懸命チンチンをこすったものでした。
でも、僕は大人の女の人には疎かったので、先生がホントは何歳ぐらいなの
か、結婚してるのかどうかさえ、よく分からなかったというのが、正直なと
ころでした。
というか、真面目でキリッとした先生が男の人とエッチなコトを本当にする
なんて、想像もできないことでした。
「ありがとう。」
先生が、僕を見てニッコリと笑ったので、僕もさっきまでの緊張が解けて、
ホッと頬が緩みました。
先生は、僕の頭に手を乗っけて、優しく撫でるようにしながら、耳元に顔を
寄せました。
僕は、もうドキドキものです。
「その袋、なに?」
僕が両手で抱えている、さっき坂本に貰った紙袋を、興味深そうに覗き込み
ます。
「お菓子、たぶん・・・」
あの日、貰った袋の中身を思い出しながら、紙袋を開いてみました。
中には、そのときと同じチョコレートケーキと、新作のフルーツケーキが入っ
ていました。
長さ10センチほどに切った太さ3センチの角材のような形をした、見るか
らに手作りといった感じの焼き菓子が、一本ずつラップに包まれた状態で、
4,5本ずつ詰められていました。
僕は、そのうちの一本を取り出して、先生に見せました。
「へぇ・・・オレンジケーキね。坂本さんが作ったん?」
僕は、頷きながらラップを解くと、ぱあっとオレンジと洋酒の香りが漂いま
す。
それを半分に折って、一つを先生に渡しました。
「ああ、ありがとう・・・いただきます。」
先生が、それを口に入れるのを見て、僕も一口パクっと頬張りました。
「・・・トベくん、これ、スゴイね・・・コアントローかしら・・・」
この前貰ったチョコレートケーキもそうだったんですが、洋酒に漬け込んで
あるのか、洋酒の利きが半端じゃないんです。
「すっごく、美味しいんやけど・・・大人の味やねぇ。」
僕も、先生も、残りを口に入れて頷き合いました。
「あの、坂本さんが酔っ払ってた日の前の日も、お家でお菓子作ってたって、
言うてたけど・・・」
先生は、思い出したように僕を見ました。
「友達にあげようって思て、朝から一生懸命作ったのに、その友達が待ち合
わせに来えへんかったって・・・言ってたかな?」
『酔っ払い事件』の日、坂本が皆にからかわれながらも帰り際に、僕に紙袋
を渡していたのを先生も知っているはずです。
僕を覗き込む先生の視線から目をそらして、袋の中からチョコレートケーキ
を取り出しました。
「そのときのお菓子って、これと同じもんです。」
僕は、それもラップを剥がして適当半分こにし、かなり大きいほうを先生に
渡しました。
「あぁ、ブラウニーね・・・」
僕にはお菓子の名前はよく分かりませんが、もちろんそれも、強烈なお酒の
香りを放っています。
「坂本さん、お菓子作りすごい上手なんやね・・・それに、かなりのウワバミ
やわ。」
食べ終わって、心なしか、先生の頬が赤くなったように見えます。
先生がブラウニーって言っていたそのケーキも、前よりも焼き加減が上手く
なっているような気がして、彼女は休んでる間中、暇に飽かしてお菓子作り
をしていたんだな、と想像しました。
こっそりお酒を舐めながら・・・
「トベくんは、大丈夫ぅ?」
先生は、お酒に強くないのか、首筋がほんのり桜色に染まっています。
僕も、耳まで真っ赤になっているのが、自分でも火照り具合で分かります。
「先生も、坂本さんにお菓子作り教えて貰おうかな?」
そういって笑うと、先生は、大きく息を吐きました。

「そういえば・・・冬休み中に、学校に近所の人から電話があってな・・・」
急に話題が変わって、僕はあれっと思いました。
「夜、この公園で低学年ぐらいの女の子と高学年の男の子が遊んでるって連
絡やったんやけど・・・」
先生はチラッと僕を見ました。
(坂本とアイツのことや・・・先生は僕と坂本やと思ってんか?)
そうでなければ、先生が子供にそんな話をするわけありません。
(それで、この公園につれてきたんか・・・)

「夜?」
「まあ、7時ごろらしいけど・・・もう、真っ暗やろ?」
「そんな暗かったら、なんも遊ばれへんよ!」
「そうよねぇ、何して遊んでたんかしら?」
先生は『遊び』と言ってますが、たぶんその電話ではエッチな行為の話があっ
たんじゃないでしょうか。
おそらく、先生はこの間の『酔っ払い事件』も何か関係があると推理してい
るんだと、さっきのお菓子作りの話で思いました。
きっと、『先生は知っているのよ』と、プレッシャーをかけてきているので
しょう。
(坂本さん、誰かに見られたようなこと言うてなかったやんか・・・)
僕は、息苦しさを感じて大きく息を吸い込みました。
「トベくんは、ここで遊んだことある?」
「はい、坂本さんといっぺん来たことあります。確か、冬休みの4日。5時
頃やったかなぁ・・・」
「ふうん・・・トベくんも、夜遅くに遊んだりしたらアカンよ!」
先生は声だけが笑っていました。
なんとなく、胸の中がざわざわするような感覚に、俯いて唇を噛んでいると、
少し間を置いて、先生が思い出したようにまた話し始めました。
「トベくん、小林さんと仲良かったよね。」
僕は驚いて顔を上げました。
「小林さんのお母さんから、二人っきりでお家で勉強してるって話し聞いて、
一度二人とお話しせんとアカンかなって思てたら、急に引っ越しすることに
なって、その機会もなくなったんやけど・・・」
先生は、言葉を切って僕を見ました。
「・・・お話ししてもしゃあなかったかな?」
そのお話が何のことなのか、恐くて聞けません。
僕は、慎重になって、なにも返事をしませんでした。
「仲のいいお友達が、急に引っ越したんやから、すごいショックやったやろ
なぁって・・・ゲーム大会の写真渡したとき、トベくんものすごい泣いたで
しょ・・・」
僕が頷くのを見て先を続けます。
「先生、結構感動してんで。」
先生の横顔は、穏やかに笑っています。
「こんなに小林さんのこと好きやったんや!って。」
僕は先生の話しにただ頷くだけです。
「でも、さっき坂本さんの部屋に入ったとき、急に思い出してんけど・・・」
先生は僕を見つめました。
「あのとき、坂本さん廊下でトベくんのこと待ってたよね?」
僕はただただ頷きました。
坂本とのことを疑われているだけでなく、マサコとの関係も真相に迫りつつ
あったことは、僕を酷く動揺させましたが、今は少し前から膀胱を満たす液
体の圧力に抵抗するのに気持ちを取られ、頭の中が纏まらなくなっていまし
た。
「ひょっとしてトベくん、坂本さんと小林さんが前から・・・どうしたん?」
僕が、少し前屈みになって足をもじもじさせているのをみて、首を傾げまし
た。
「あの・・・オシッコ・・・」
こんなとき、自分はやっぱり子供なんだと、イヤになります。
「お家まで我慢できる?」
僕は家までの時間と膀胱にかかる圧力を計算しましたが、気にすればするほ
ど増してくる尿意に、頭を振りました。
「困ったわねぇ・・・」
まだまだ、おおらかな時代でしたので、男の先生だったらすぐに「その辺で
してこい!」と言うのでしょうが、若い女の先生には抵抗があるのでしょう。
先生はちょっと考えて、顔を上げました。
「そっちの陰でする?」
「はいっ!」
僕は急いで立ち上がると、小走りに奥の植え込みの裏に入り込みました。
多分、坂本とアイツがゴニョゴニョした辺りです。
植え込みから顔だけ見えているのはマヌケなので、少し背の高い木の陰に入
りました。
場所を決めて、さあ、と思ったら、すぐ後ろに先生がついて来ていました。
「えっ?」
「そっち、暗いから、ついててあげるわ。」
いくら何でも、憧れの葛西先生の目の前でオシッコなんてできません。
それに、尿意と先生の大人の匂いで結構大きめになっているのです。
ポジションを決めた僕の横に先生はしゃがんで、僕の顔を見上げました。
「ほら、早よせんと・・・」
先生の言うとおり、早くしないと漏れそうです。
(あ~、どうしよ。先生にチンチン・・・)
僕は、恥ずかしい中にも先生に見てもらいたいような気持ちが湧いていまし
た。
(よし!僕のチンチンを・・・)
チャックを下ろしかけて、ハッとしました。
よく考えたら僕のチンチンには、さっき坂本の蜜壺に浸したときの、たっぷ
りのシロップがついているのです。
チラッと先生を見ると、まるで僕がチンチンを出すのを待ち構えているよう
です。
どうやら先生は、僕のチンチンの『証拠』を確かめようとしているのです。
膀胱の圧力、先生の視線、坂本との交歓の記憶がズボンの中で僕のチンチン
を最大にしています。
(ああぁ・・・)
辺りはもう薄暗くなっています。
チンチンを見ただけで、エッチな名残が分かるとは思えません。
外の公園なので、よほど鼻先を寄せない限り、匂いも気付かないはずです。
なにより、もう我慢も限界に来て、僕はチャックを下ろしました。
パンツの前を引っ張って、チンチンを引き出そうとするのですが、もうギリ
ギリの焦りとかじかんだ手で、うまく顔を出してくれません。
「もう・・・」
先生は、笑いながら僕のズボンに手を掛けて、パンツごと一気に膝まで下ろ
しました。
ぴょこんと先生の目の前にさらされたチンチンは、僕の心の動揺とは裏腹に、
自慢げに空に向かって反り返っています。
僕は、パンツから出そうとゴソゴソしていたとき、出来るだけ先端に皮をか
ぶせて、経験のない子供らしいチンチンに見えるようにしていました。
それでも、去年の9月からのエッチ三昧の日々で、いつの間にか立派に成長
した僕のチンチンが勃起している姿は、小学生の持ち物とはいえ、若い女の
先生には、息を呑むものがあったのでしょう。
実際、先生は「はっ」と声をあげ、一瞬固まったようにみえました。
まさか勃っているとは思ってなかったのかも知れません。
ここまで来たら仕方ないので、僕は上向きのチンチンを押さえて、放水を始
めました。
ビンビンになったチンチンからは、尿道が圧迫されているせいか、オシッコ
が細く糸を引くようにチョロチョロと飛び出して、時々間欠泉のようにビュッ
と勢いを増したりしています。
僕は、恥ずかしいのと早くチンチンを隠したいのとで焦りましたが、先生に
見られている興奮があって、チンチンはおさまってくれません。
チンチンを支える指先には、一旦は乾いた坂本のシロップが、汗と体温で溶
け出して、ベタベタと糊を塗ったような粘り気を与えています。
きっと、部屋の中だったら強烈な臭気を発していたでしょう。
チンチンからは相変わらず、弱弱しい途切れ途切れのオシッコが続いていま
す。
「ほら、パンツにかかっちゃうよ・・・」
笑いながら先生は手を伸ばして、僕のチンチンを下に押さえました。
ビクン!
予想していなかった先生の行動に、チンチンは大きく跳ねました。
チンチンの動揺に驚いたのか、先生はすぐに手を離しました。
「いっぱい溜まってたん・・・」
先生の声が心なしか震えていたのは、寒いからだけではないと思います。
「我慢してたんやね・・・」
先生の言葉をついエッチな方向に想像してしまい、チンチンはビクンビクン
と脈打って、オシッコもその動きに合わせてビュッビュッと安物の水鉄砲み
たいに植え込みの葉っぱを濡らしています。
ふと見ると、先生は僕のチンチンに触れた指先を、口元に持っていってます。
指先の匂いを嗅いでいるのか、まさか味をみているのか。
微かに首を傾げたようにみえた先生は、また顔をあげて僕のチンチンをじっ
と見つめました。
その表情は、もう笑っていませんでした。
「ほらほら、オシッコ垂れちゃうよ・・・」
言葉だけは笑うように、また先生の手が僕のチンチンに伸びます。
さっきは、割と乾いていた真ん中ぐらいを「ちょん」と触ったぐらいでした
が、ハラを決めたのか、今度は先端部分のべたつきの激しいところを右手の
親指と人差し指で摘みました。
先生の摘んだのは、皮を被せてはありますが、ちょうどカリの部分です。
しかも、指先にベタベタを擦り込もうと思ったのか、摘んだ指をクリクリ動
かすもんだから、チンチンは大喜びでピクついています。
オシッコのほうは、最後のひと絞りをびゅと飛ばして、終わりました。
でも、いま、先生が手を離してしまったら、指についた坂本の匂いで、僕た
ちのエッチな証拠を掴まれてしまうことになります。
僕は、なんとかまだオシッコが残っているフリをしながら、作戦を練ろうと
しましたが、チンチンを摘む先生の冷たい指先が、いちばん敏感な部分を刺
激していて、頭の中が空っぽになってしまいます。
先生が、「おしまい?」といって、指を離そうとしたとき、チンチンがまた
ビクンと脈打った拍子に、覆っていた包皮がズルンと捲れて、僕本来の姿に
なってしまいました。
先生がこのとき手を離していれば、僕と坂本の関係はバレてしまい、終わっ
ていたかもしれません。
しかし、先生は証拠をもっと決定的にしたかったのか、むき出しになったカ
リの溝に指を這わせたのでした。
その部分には、坂本の体液が濃厚にまとわりついていて、特に裏の筋の周り
はドロドロとした澱のようになっています。
エッチな行為の後、その部分がどういう状態になっているのか、先生は経験
から知っていたのでしょう。
先生は、重要な証拠の品々を指先で丁寧に掬い取るように、ゆっくりと何度
もカリの上を周回しています。
僕を見つめる先生の顔は、犯人を追い詰めた探偵のように、勝ち誇ったよう
に微笑んでいました。
けど、それは僕と坂本の関係を疑うあまりに、先生としてはやりすぎた行動
だったと思います。
もしかしたら、さっきの洋酒の影響があったのかも知れません。、
もう覚悟を決めるしかありませんでした。
「先生・・・まだオシッコ出そう・・・」
僕は、そういって搾り出すようにチンチンを突き出し、先生の摘んでいる手
の上に僕の右手をそっと重ねました。
僕の手に押さえられて、先生の親指と人差し指はカリの周りを握る輪っかに
なって手の平全体でチンチンを包むようになっています。
証拠を押さえた余裕からなのか、先生は笑ってオシッコがしやすいように、
チンチンを水平に向けて押さえます。
「まだ、残ってたん?」
(先生、いっぱい残ってる!)
今日は坂本の中に2度も入りながらお預けを喰らったうえ、先生の大人の指
先に弄ばれて、もう準備は整っています。
しかも、先生がいま指先で刺激しているところは、チンチンでいちばん感じ
やすい部分なのです。
僕は、『大人の女の人のお店』を想像しながら、坂本がしてくれたみたいに、
左手をタマタマに添えて、サワサワと刺激を送りながら、先生と重ねた手を
キュキュッと上下に動かしました。

パチッ!

先生の耳に微かな発射音が届いたかもしれません。
「あっ!」
先生の小さな声と同時に、僕の熱い一撃が、さっきのオシッコよりも遠くの
枝へ打ち込まれました。
僕は、慌てたフリでチンチンの先を手で覆い、二度目三度目と続く噴出を手
の平で受け止めて、呆然と固まっている先生の右手に白い体液を塗りこみま
した。
「ああぁ・・・先生・・・どうしよう・・・」
声を震わせて、おどおどとしたフリで前を押さえながら、先生の反応を窺い
ます。
「えっ、ああ・・・大丈夫、大丈夫よ・・・」
さすがに先生も動揺したように上ずった声で、右手にチンチンを掴まされた
まま、もう一方の手でスカートのポケットからハンカチを取り出して、チン
チンを押さえている僕の手に添えました。
その間にも僕のチンチンはビクビクと脈打ち、先端からだらだらと滴を吐き
出しています。
恐る恐る、僕がチンチンから手を離すと、先生はホッとしたように「はあっ」
と息を吐いて、チンチンから右手を離しました。
「・・・大丈夫やからね・・・トベくん、知ってるよね?」
声を震わせながら、僕の手についた体液をハンカチで拭って、それからチン
チンを摘んで支えながら、丁寧に拭き上げてくれました。
先生のレースの縁取りのあるオシャレなハンカチが、僕の体液で汚れていく
ことがとてもエッチに見えて、チンチンがまたビクッと跳ねました。
「先生、ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
パニックになったように、僕は先生のほうを向いて、腰の高さにある先生の
頭にしがみつき、復活して上を向いた昂まりを顔に押し付けました。
いきなりの僕の行動に、「あっ」と声を上げた先生の歯がチンチンの先端に
当たる感触が伝わります。
周りのを包む柔らかなマシュマロは、先生の唇でしょうか。
一瞬でも、先端だけでも、チンチンが先生の唇に触れたんだと思うと、ピクッ
と脈打って、中からさっきの残りのスープが飛び出し、唇と歯の間を濡らし
ました。
先生は、口内に入り込もうとする悪戯者を唇をすぼめて追い出すと、手で僕
の腰を押して、身体を離しました。
「心配いらんから、落ち着いてね!大丈夫やから!」
張り倒されるかと思っていましたが、動揺しながらも、さすがに先生の立場
を保っています。
僕を押し戻した反動で尻餅をついた先生は、スーツのスカートが捲れ上がり、
ストッキングに包まれた白っぽい下着が奥のほうで覗いていて、僕を見上げ
ながら唇についた苦いスープを舌で舐めていました。
その光景は、エッチな雑誌で見た写真と同じように思えて、チンチンの先端
から、また滴が垂れてくるのを感じました。
先生は乱れたスカートを直して、僕に落ち着くように声をかけながら、パンツ
とズボンを穿かせてくれました。
「いまみたいになったこと、あるよね?」
息を弾ませる先生に、僕は、小さく頷きました。
「おチンチン、いじってたらビクってなって・・・」
先生は、ちょっとこわばった表情で、僕の頭を撫でてくれました。
「トベくんも、男の子やもんね。」
「ごめんなさい・・・」
「男の子には、誰でもあるんやから、心配いらんからね。」
「僕な、先生のこと考えて・・・シタことあるねん・・・」
僕の告白に、頭に置いた手をポンポンと叩いて、クスッと笑いました。
「うん、誰のこと考えてもええけど、それはトベくんの心の中にしまっとこ
な。」
それから、先生は立ち上がると、ふと右手の匂いを嗅ぐような仕草をしまし
た。
たぶん、僕の濃厚なスープの香りしかしなかったでしょう。
先生は、証拠はなくなったけど、あのチンチンに溜まったドロドロの感触で
僕と坂本の関係に確信を得たと思います。
「暗くなったし、帰ろか。」
(うん、早よ帰らんと、今度は大人の女の人と小学生が遊んでたって学校に
電話が来るかも知れへんもんね。)
僕は、先生を見上げて、手をつなぎました。
「先生、さっきのコト、皆にはナイショにしとってな・・・先生におチンチン
触られたら、ピュッってなったって、恥ずかしいから・・・」
僕が、わざとチンチンを刺激して射精し、先生の手に残る坂本の証拠を消し
たことを、きっと先生も分かっているでしょう。
「そうやね、ナイショにしとこな。」
先生は僕の手をキュッと握り返しました。
「まあ、おチンチンいじるのも、ほどほどにね。」
「うん。」
「そんで・・・これからは、『大人の真似』は絶対したらアカンよ。」
先生は、きっぱりと言いました。
「はい・・・分かりました。」
僕がはっきりと応えると、「はあっ」とため息をついて、その場を離れまし
た。
僕と先生との間で秘密が出来たことは、僕にとっては九死に一生を得た感じ
でした。
もちろん先生にとっては、大失態だったんでしょうけど。
公園を出るとき、ちょうど街灯の蛍光灯がチカチカと点滅して点いて、夜の
始まりを感じさせました。
日没とともに冷え込みも増してきて、僕は手をつないだ先生の温もりを感じ
たくて、身体を寄せました。
「寒い?」
僕は、こっくりと頷きました。
坂本の家からは、遅くならないうちに帰るつもりだったので、制服の冬服の
ままでオーバーを着込んで行かなかったから、冷え込むとこたえます。
先生は、つないだ手を離して着ているコートの中に抱き寄せるように僕を入
れてくれました。
コートの中はとても暖かくて、先生の甘い香りでいっぱいです。
僕は恐る恐る先生の腰に手を回してスーツの上着をギュッと握りました。
先生は何かを考えるように、黙って前を向いています。
甘い香りの中で、先生の笑った顔、突き刺すような眼差し、冷たい指先、き
れいな手、歯の感触、柔らかな唇、唇に付いた僕のスープを舐めていた赤い
舌先、ぽっかりと覗いたスカートの中、そんな先ほどのことか頭を駆け巡っ
て、ズボンを突き破るほどにチンチンを怒張させていました。
「坂本さん、学校来てくれたらいいねえ。」
先生の言葉に頷きました。
「僕、朝迎えに行こかな?」
「うん、そうやね。トベくんが迎えに行ったら飛んで起きるかもね!」
先生は、悪戯っぽく笑いました。
「朝、時間あったら行ってあげて。」
「はい。」
「こんど坂本さんが、元気に学校に出てきたら、三人でゆっくり『お話し』
しましょう。」
先生はコートの上から、僕の肩に手をのせました。
「まあ、トベくんとはずいぶん『元気にシテた』みたいやけどね。」
僕はそれには返事をせず、先生の腰に回した手に力を込めました。
それからは、二人ともそういう話題を避けて、あと半月ばかりで始まるオリン
ピックの話で盛り上がりました。



その夜、お風呂に入るとき、パンツに「血が付いている!?」と驚いて、良
く見ると、先生の赤い口紅が僕のチンチンとパンツにくっきりと付いていた
のでした
僕は先生を思い出して、思いっきりチンチンを扱きたかったのですが、ぐっ
と我慢をして、石鹸で洗い落としました。
でも、パンツの染みだけはどうしても石鹸で落ちなかったので、こっそりと
処分してしまいました。
1 2 3 4 5
レスの削除依頼は、レス番号をクリックして下さい
39
投稿者:戯言!?
2011/01/05 11:43:06    (lajCr4Vi)
感性の違う他人の続きなんて ゴミなのでは?作者が続き書かないのなら これが 完結で 良いのでは?
38
2011/01/05 01:15:56    (.Yrr6Zyj)
作者は・・・・

 北風にぃ~
 月見る窓に
 鉄格子
37
投稿者:(無名)
2011/01/04 17:21:56    (e7xwrTI2)
待っても作者は続き書かないですよ。
作者に代わって他の方が書かれる事を期待しましょう

36
投稿者:えぇぇ?
2011/01/04 00:04:45    (JpQjb73n)
なんでもいいから(?)
続きをおねがいします。

とべくん 
35
投稿者:(無名)
2010/12/31 13:01:49    (UvBrR7m8)
是非、年末年始で続編をお願いします
楽しみがなくなってつまんないです
34
投稿者:(無名)
2010/12/26 16:10:55    (cobXYvol)
年末、年始ぜひ続きおねがいします
33
投稿者:どうかな?
2010/12/22 15:51:05    (w6tserAG)
誰か しっかりした内容で 泣けるもの書いて投稿しろよ

それがええやろ
32
投稿者:(無名)
2010/12/19 01:14:42    (97w8S3mL)
作者が続き書かなくなって残念だけど正直謎を引っ張るだけ引っ張る内容にはイライラ……
だから勝手にストーリー作る人も出て来るのもわかる気がする……
ホントならもう4~5話分は続き載ってる頃だけど、続き書いてもどうせ謎を解明せずに謎増やすだけの内容だっただろうな~


31
投稿者:(無名)
2010/12/14 15:56:30    (5fmrbP/M)
まさか!主様は

窓に鉄格子のはまってる 別荘で保養し、エネルギーを蓄積してるのでは(笑い)
30
2010/12/08 10:03:08    (bNKhuE70)
この年で セックスなんて どうかな?とは思いますけど それに近い事は してきたのでは?或いは もう少し 上の年での事を 面白くする為に この年まで 下げて かな?と思わされたのは私だけ?
どのみち、この手のエッセー的なものは 得てして 謎は謎のままの事が多いと思います。実生活の中では (何故、あの時?)と 年を積み重ねても 分からない事等 誰にでも 有るのでは?
創作で有れば有る程、漫画も小説も 細かな謎まで 解き明かされてますけど。
もし、私の思う通りで有るなら 主は剰りにも その謎に言及され 窮してしまったのかも?と感じました・
1 2 3 4 5
レス投稿フォーム
名前
トリップ[]
E-mail
※任意
本文

投稿文に自動改行は行われません、適宜改行を行ってください。 # タグ使用不可
「sage」
※投稿を上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。