こんばんは。先日の地震で、部屋が散乱したおかげで、昔の手帳が見つかりまし
た。手紙とかも、いろいろ．．。思い出しながらカキコしてます。
その中から、きょうは、当時中一になったばかりの夕希（ユキ）のことを書きま
す。

夕希とどうやって知り合ったかは、ないしょです。最初、電話で話したりしてたの
ですが、「文通がしたい」と言うので、文通することにしました。
住所を教えあったのですが、２つ隣の町でした。
最初の手紙は夕希から来ました。写真が入っていました。同級生と、体育の時間
に、写した写真でした（ジャージ姿）。
夕希は同級生の中では背が高く、スラリとしていましたが、胸もあって、発育のよ
さそうな、スポーツ少女らしい身体の線をしていました。
手紙の内容は．．好きなアーティストや、曲、友達のこと、学校のこと．．そし
て、好きな先生のことが書かれていました。
「小６のとき、好きな先生がいて、部屋に遊びにいったり、キスしたりした。先生
の手を取って、胸をさわってもらった。先生に抱いてほしくて、お願いしたんだけ
ど、それは夕希がオトナになるまで大事にしておきなさいって言われて．．でも、
先生はこの前、遠くの学校に赴任になって．．もう会えないの。」
読み終えて、私は複雑な思いでした。どんな返事を書いたのか、もう覚えていませ
ん。手紙の差出人を、夕希の友達らしい女の子の名前にし、かわいらしいレターセ
ットに、まるっこい字で夕希の宛名を書いたことだけ、覚えています。

何度目かの手紙に、「先生から手紙が来た。」と書いてありました。「先生も新し
い学校でがんばっている。夕希もがんばれ。」というようなことが、書いてあった
とのこと。でも、「もう、会えない」とも書いてあったと．．
私は、夕希をなぐさめ、元気付けるような返事を書いたと思いますが、どれだけ夕
希を元気付けることができたか、疑問です。
．．．そのうち、手紙が来なくなりました。

．．．しばらくして、私の部屋の留守電に、夕希の声が入っていました。
「この前、先生に会いに行った。夕希は泣いてしまって、ほとんど話せなかった。
先生は、夕希のこと、ずっと抱きしめていてくれた。もう、会いに来てはダメだと
言われた。．．それと．．夕希、彼氏ができたの。」
夕希の、この展開、いや、結末は、私の理解を超えていました。
この年ごろの少女が持つ、体当たり的行動と、揺れる思い、なのでしょうか。
私は思い直し、夕希を、夕希のこれからを、応援する気持ちになりました。
それ以来、夕希とは連絡を取っていません。

．．今ごろは、夕希もオトナの恋をしていることでしょうね。

．．またカキコします。感想とか、メールくれるとうれしいです。今回は、あんま
りＨじゃなくて、ごめんなさいっ。

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