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先日

投稿者:たか
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2006/09/24 19:04:15 (xTPFkVCP)
彼女の証言と良心的な刑事の必死な捜査の甲斐あって犯人逮捕に至った。私はA子の男友達である。A子は強姦された。犯人は男二人組で両者共に20代であった。勤務先から帰るA子に迫り、断ったA子の後をつけ車でさらったのだ。車で恐怖に駆られるA子の心境を考えるとひどく心を痛める。犯人達の薄笑いが頭をよぎる。事件当日、私の携帯に掛けてきたA子は泣きじゃくり、まるで話になるような状態ではなかった。人前で泣くような事はないA子に何があったのかと心配に思い適当に用事を済ました後、悪いとは思ったがA子の自宅へ向かった。部屋にはいるようだが呼び出しても返事がなく鍵はあいていた。部屋に入るとA子は毛布に身をくるめ剃刀を手首に当てていた。目はじっと一点を見つめたまま身動き一つしない。いつも無邪気さと冷静さを兼ね揃えまるで入り込む隙のない性格したA子にこんな光景は想像もしてなかった。私はびっくりしたというより、愕然とした。いつも平然としていて冷静に物事を受けとめるA子に一体何があったんだ。今まで描いていたA子の何かが崩れていく。私は涙がとまらなかった。問い掛けても応じない、体を揺すっても揺らした木の枝のような…じっと一点をみつめたままだった。疑問と不安の心境のまま私は後ろからA子にずっとしがみついていた。私はいつのまにかそのまま眠りにつき、気が付くと朝だった。壁に寄り掛かった私に寄り添うようにA子は眠っていた。その安心した寝顔をみて、私もほっとした。私はA子の手をそっと握った。A子に何があったのかわからないが今はこうやってやるのが一番いいとそのときは思っていた。事実を知るのはそれから数時間後だった。重い口を開いたA子から聞かされた言葉は衝撃的なものだった。返す言葉がなかった。すぐに警察へ行くよう説得したがA子は行こうとしなかった。A子はわかっていた。証拠もなければ事件当日の事も覚えていない。犯人の顔すら思いだせなかった。私はA子の精神的な面も考えそれ以上問い詰めることはしなかった。私一人で警察に向かったが事件を裏付ける決定的なものがなく真剣に動く気配は感じられなかった。警察にも警察の事情があるのだろう。ウソかホントかわからない話を調べるよりも他にやることが山ほどあるというのか。だが私は泣き寝入りするつもりなどなかった。必ず犯人を見つけだす事で頭がいっぱいだった。彼女が連れ去られた場所へ向かいくる日もくる日も待ち続けた。必ず犯人はもどってくる。A子から噂を嗅ぎつけた一人の刑事が私の元へやってきた。彼は全面的に協力するといってくれた。私は事件現場のパトロールを避けてくれと願い、彼はそれを受け入れた。すぐに彼は私服警官でのパトロールに展開させ自分の部下をそこへ留めた。私はあることに気が付いていた。頻繁にみる黒いワンボックスカー。人数は変則的だがどうやらその中の二人が主格となって行動しているようだった。このあたりで頻繁にナンパをしている。さすがの警察、すぐにそれを察知していた。そして運命の日はやってきた。午後七時を回ったころ、マークしていた車になにやら楽しそうに男女がちかずいてくる。男が三人、女が二人だ。一瞬刑事と俺の目が合った。緊張が高鳴り胸が熱くなる。どうやら部下に後を追わせるよう指示したようだ。すぐに刑事も後を追おうとする。私は刑事に頼みつれていってもらうよう願った。刑事は渋い顔をしながらも私を乗せてくれた。ものすごいスピード走りだしすぐに黒のワンボックスに追い付いた。先にいた部下の車は、ワンボックスを挟むようにそれよりも2台先に走っていた。何やら連絡を取り合っていたようだった。車は大道りをはずれ、山道へ向かう道へ向かった。部下の車はワンボックスの前から消えるが後ろから私たちがそれを追う。刑事は私が乗っていることに気を使っているのか何かやりずらさも感じられた。何があっても車の外にでるなといわれ私はただ硬く拳を握り締めていた。A子の事をちらほら思い出す。なんとしても犯人をつかまえたい。次の別れ道で山道へ続く道と隣町に続く道とに別れる。もし山道へいくならばこの車は犯人達に間違いはないと私はそう直感した。そう、この道はもう一本の道が出来る前まで使われていたもので最終的には一本につながっている。まず山道を使われることはないはずなのだ。予想は的中した。車は颯爽と山道に向かっていった。やつらが犯人だ。早くとめなければ!怒りがふつふつとわいてくる。何を思ったのか刑事の車は犯人達とは逆の方向をとった。「なぜです!」いままでずっと黙り告っていた私が叫んだ。「早くしないと女の子達が!」私は怒りを刑事にぶつけてしまった。ここで追えばすべてがおじゃんになる。冷静に考えれば分からなくもない判断だが、私は完全に頭に血がのぼっていた。そんな私をよそに刑事は静かに車を止め「きみはここで降りなさい。大丈夫だ。すでに部下が先回りして反対の側から道を塞ぐようにしてる。すぐに応援がくるから君はそれに乗って帰りなさい。後で連絡する。」刑事はこれをはじめから読んでいてさっきの部下に先回りさせていたのだ。そういって私を降ろすとものすごいスピードで山道へ走り去った。5分もしないうちに静かに応援がかけつけ私はその一台に乗せられ家まで送られた。犯人は現行犯で逮捕されA子の事件についても自供しているという。同様の罪で他に3人も現在取り調べを受け、事件は解決した。私はこの事件に大きく貢献しその功にを表彰されるはずであったがそれを辞退した。A子の事を考えるとそんな気分にはなれない…犯人は捕まっても事件は永遠に解決することはない
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3
投稿者:(無名)
2006/09/25 14:51:55    (1QNVs4VF)
基本的に捜査を理解してない上に矛盾あり。ネタつまらん
2
投稿者:おしい
2006/09/24 20:32:53    (nvm69kDf)
レイプ犯だったら名前出せたのに。
文章の詰めが甘い。
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