2021/05/20 12:19:27
(Qs8sJ/ox)
一組の家族が入って来た。御主人が受け付けに走って行く。俺のコーヒーは、まだ出来そうもない、あまりにも暇だった俺は、家族連れを見ていた。まだ若いパパは、3歳位の男の子と手を繋いで入って来た、次にベビーカーを押した、俺から見れば、まだ幼さの残るママがが入って来た。こんな寂れた旅館によく来るなと思ったが、それは、俺も同じだった。「早く来なさーい」ママが誰かを呼んでいる、すると、後からもう一人やって来た、ロリコンの俺の大好物の小学5年生位の女の子だった!、しかし、なんだかつまらなそうな感じだった、気がつくと俺は、女の子をじっと見つめていた、女の子も俺に気が付いて駆け寄って来た。おっ!逆ナンか?俺に話しかける、「おじさん、一人ぼっちなの?」「おじさん、友達がいないからさ、今日、ここに一人で来たんだ。」冗談を言う、両親が笑うと「じゃあ、今日1日、私が友達になってあげる!」と言って「私の名前は、陽菜、小学5年生です、よろしくお願いしますね。」、ある意味、逆ナンだった、笑いながらパパが「良かったな、陽菜、友達が出来て」そう言うと家族と客室の方に行ってしまった。やった!ロリコンの俺に今日限りだが小学生の女の子の友達が出来た!嬉しい瞬間だったが、あっ、駄目じゃん、俺、今日、日帰りじゃん。そうだ、御主人に空き部屋が無いか聞いてみよう、御主人は、宿帳のチェックをしている、その時だった、一本の電話がかかってきた「○○旅館です」、早くしてくれ!空き部屋は、あるのか聞きたいんだ~、「では、またの機会によろしくお願いします」そう言うと、走ってカウンターに戻りコーヒー入れて俺の所に戻ってくる、「あの」二人で同士に話し始めたので御主人どうぞ、「あのお客様、明日お休みですか?もしお暇なら今日お泊りに行なられませんか?」「!?」なんの事だ、「実は、たった今、お客様からキャンセルの電話がありまして、もう料理も作ってしまっているので、今回は、こちらからのお願いなので料金は、料金半額で」なんという奇跡だ、「わかりました」、財布を見るとお金が足りない!「近くに銀行は?」「銀行は、無いけど、この県道を下った所にコンビニは、あるよ」そこへ急いて車を飛ばす俺だっだ。
つづく。