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2015/03/02 13:57:00 (2vzHAh7u)
去年の冬のこと。アパートの隣の部屋の前で、仔猫を拾った。

俺は仕事が終わり、独り暮らしのアパートの2階への階段を上がった。
階段を上り切り、自分の部屋の方を見ると、隣の部屋のドアに背中をつけて、その仔猫がしゃがみこんでいた。
隣の部屋の前で住人は、顔見知りだったが、少し前に引っ越して行き、今は空室のはずだった。

俺は不審に思い、その少女に声をかけた。「あの…」
「はい?」
顔を上げた少女を見ると、薄く化粧をしているが、どう見ても高1か、ひょっとすると中学生くらいにしか見えない、あどけなさだった。

「その部屋の男、待ってるの」
「あ、はい。お知り合いですか?」
「ケンジっていう人だろ?その男なら、しばらく前に引っ越して行ったよ」
俺がそう言うと、少女の顔がみるみる泣き顔に変わっていった。
俺は戸惑った。

「ケンジと、ここで会う約束してたの?」俺が聞いても、弱々しく首を横に振るだけだった。

「そうか。でも、ここで待っててもケンジは帰ってこないよ。もう遅いから家へ帰りなさい。」
俺がそう言うと、
「はい…」
と答え、ふらつきながら立ち上がると、俺にペコリと頭を下げ、少女は階段を降りていった。

『ケンジに騙された娘かな?そんなヤツには見えなかったけど…』
俺とそいつは、部屋が隣で年も近い、お互い独身ということで顔見知りになり、会えば立ち話をする程度だったが、何度が一緒に飲みに行ったことがある。
引っ越しの時も、ちゃんと俺の部屋に来て挨拶をして行ったが、引っ越しの理由や行き先は、話さなかったし、こっちも特に聞かなかった。

俺は部屋で着替え、風呂に入り、一休みしてから外で飯を食おうと、玄関ドアを開けた。
するとなんと、さっきの仔猫が、さっきと同じ姿勢で隣の部屋の前で座り込んでいた。
さっき声をかけた時から、1時間ほど経っていた。
「あの…なんで?」
俺が声をかけると、少女はびっくりしたように顔を上げた。
「俺が嘘ついてると思ってる?」
「あ…あの、そうじゃないです。でも、あの…」
彼女の様子から、俺はこの娘は家出娘かもしれない、と思った。
「なんか事情がありそうだな… そこは寒いから、よかったら入りな。」
俺がそう言っても、少女はうつむいたまま。
「独身男の部屋に入るのは怖いか?」
彼女は弱々しく首を振った。
「なら、早く入りな。風邪引くぞ。」
そう言うと、ようやく彼女は立ち上がり、俺の部屋に来た。
しかし、玄関で立ったまま、靴もコートも脱がず、立ち尽くしている。
「大丈夫だよ。ここのアパートは壁が薄いから、君が悲鳴を上げればすぐ、他の住人がすっ飛んで来るから」
俺が冗談めかして言うと、彼女はくすっと笑い、小さな声で「お邪魔します」と言って、上がってきた。
だが、コートは着たままで、こたつの横に正座してうつむいている。

俺がその夜、その娘から聞き出した事情は、こうだった。
彼女とケンジは1年ほど前、SNSで知り合い、メアド交換してメールのやり取りをしていた。
会ったことはなかったが、メールの中で告白され、今は恋人同士なのだそうだ。
去年のバレンタインにチョコを送りたいと言ったら、ケンジはここの住所をメールに書いてよこし、チョコは無事に彼の手に届いた。
ケンジはいつも、「君は僕の住所をしってるんだから、何かあったらいつでも来ていいんだよ」とメールに書いていたそうだ。
ところが、その日の朝、彼女が母親と大喧嘩して家を飛び出した後、ケンジに今から行ってもいいかとメールをしたが、返事がない。
不安に思いながらも、仕事が忙しくてメールを返す暇がないのだろう、と自分に言い聞かせ、ここまで来てしまった、と言うのだ。
彼女の家は、ここから2つも隣の県で、小遣いを貯めておいた金で、電車を乗り継いで来たらしい。
スマホで電車の時間を見てみたが、今夜中に彼女の家まで行ける電車は、すでになかった。

「事情はわかったが、俺もケンジが今どこにいるかまでは知らないし、君は家に帰るしかないと思うけど、もう電車もないな… 俺としては、警察に保護してもらうのが一番安全だと思うんだが…」
俺がそういうと、彼女は強く首を振り、
「け、警察はやめてください! あの…図々しくてすみません。今夜だけ、ここに置いてもらえませんか?お金はあるので、明日になったらひとりで帰れますので…」
「君がそうしたいならかまわないが、しかし、今夜君が眠ったら、俺は君を襲うかもしれないぞ?いいのか?」
「そしたら、悲鳴を上げます。私、眠りが浅いから、大丈夫です」
彼女は少しだけ、悪戯っぽい笑顔をつくって、そう言った。

俺の部屋には、1年前に別れた彼女が泊まりに来ていた頃に使った布団が、クローゼットの奥にしまってあった。
俺はそれを引っ張り出し、自分のベッドの横にこたつをくっつけ、その向こうに敷いてやった。
狭い部屋だが、間にこたつという障害物を挟むことで、少しでも少女を安心させようという配慮だった。

彼女は礼を言うと、コートを脱ぎ、セーターも脱いで、シャツとジーパンは着たまま、布団に入った。
セーターを捲って脱ぐとき、俺は思わず少女の胸の膨らみをチェックしてしまったが、それはシャツの上からではほとんど形がわからない程の、かすかな物だった。

『いくら若い娘が部屋に泊まってると言っても、こんな子供に手を出す訳にはいかないな…』
俺は、その夜彼女には指一本触れなかった。


翌朝、俺は彼女に食事(と言ってもトーストにバターを塗った物と、コーヒーだけだが)をさせると、仕事に出る時に一緒に出ようと言った。
しかし彼女は
「帰る前に母に電話して謝ります。心配してるかも知れないので」
と言うので、俺がいたら話しづらいだろうと思い、アパートの合鍵を渡して仕事に出た。
彼女は、出る時に鍵をかけたら、合鍵はドアポストから中に落としておくように頼んでおいた。


その日、俺が仕事が終わり、部屋の前まで戻ると、なんと中の電気が点いている。
ドアノブを回すと、鍵もかかっていない。おそるおそるドアを開けると、今朝、家に帰って行ったはずの少女が、狭いキッチンで料理をしていた。
「ちょっ!なんでだよ?」
俺に気づくと彼女は
「ご、ごめんなさい!あの…」
俺は彼女の両手を掴んでこたつの前に座らせ、
「家に帰るって約束したじゃないか!なんで?」
すると彼女は泣き顔になり
「お、お母さんが、もう帰って来るなって…」

俺は彼女が、母親とどんな会話をしたか、聞き出した。

電話をすると、当然母親は激怒しており、昨晩はどこにいたのかと問い詰めて来た。彼女は正直に、彼氏を頼ってこの町に来たが、引っ越してしまっていて会えなかった。昨夜は隣の部屋の親切な人に泊めてもらった、と告げたそうだ。

すると母親はますます激怒し、
「お前みたいな娘が身体で誘えば、泊めてくれる男はいくらでもいる。そうやって何日でも男の家を泊まり歩いていればいい」と、彼女が泊めてもらう代わりに部屋の主(俺のことだ)と身体の関係を持ったと、決めつけて来た。

彼女が、そんなことはしていない、夕べは本当に何もなかったと言っても一切耳を貸さず、
「もう顔も見たくないから帰って来るな」と怒鳴って一方的に電話を切った。

ここまでの話を聞いて俺は、
「何にしても、君はこれ以上ここにいるべきじゃない。今から俺が車で送っていくから、お母さんに会ってちゃんと話さなきゃダメだ!」
と言って、彼女の手を掴んだ。

すると彼女は
「いや!いやです!もう、あんな人の所になんか帰りなくない!お願いします。もう少しここにいさせてください。」
と、泣きながら訴えた。

彼女が母親の事を「あんな人」と呼んだのを聞き、おれは『これは何か、深い事情があるのでは?』と思った。

「そもそも君は、なんで家出なんかしたんだ?お母さん殿様喧嘩の原因は、なに?」「お母さんが、家に男を連れてこようとしてるんです。お父さんのことを忘れて。そんなの絶対許せない!」
それから彼女は、自分の家庭の事情を、俺に話してくれた。

彼女の父親は3年前に病気で亡くなり、それ以来母親と二人で、それなりに仲良く暮らしていた。
ところが最近になって、母親に恋人ができたらしく、再婚したいと言い出した。

彼女は亡くなった父親のことが大好きだったので、母親が恋人を作ったこと自体、亡き父への裏切りに思え、母親を激しく非難した。

母親は幾度となく、彼女を説得しようと試みたらしいが、彼女がガンとして受け付けなかった。

「そんなにその男と一緒に暮らしたいなら、家に呼べばいいじゃない!その代わり私が出て行くから!」
彼女がそう言うと母親は
「そんなら、どこへでも好きな所へ行きなさい!私も勝手にするから、あんたも勝手にすれば!?」
と怒鳴り返した。
で、彼女は荷物をまとめて本当に家を出てきた、という訳だった。

「君の気持ちは分かるけど、君はまだ15才だろ?学校のことだってあるし… そこまでお母さんとこじれてるなら、児童相談所に間に入ってもらえばいいんじゃないかな? 俺の今度の休みに、君の町の相談所へ行って、俺が事情を説明するから」
「それまで…相談所に行くまで、ここにいていいんですか?」
「…しょうがないな。家に帰れないと言ってるのに追い出す訳にもいかないし… その代わり、約束だよ。明日お母さんにもう一度電話して、とにかくここの住所と俺の名前を伝えること。でないと、俺が君を誘拐したって言われても、弁解できないよ、これじゃあ」

彼女の母親に、自分の住所氏名を知らせたら、そのまま警察に訴えられるリスクもあったのだが、逆にそうすることで、母親がここまで迎えに来るかも知れない。そうなれば、多少母親に詰られるかもしれないが、とにかく一件落着だ。その方がいい。
しかし、なぜ俺はこの時、休みを取ってでもすぐに、彼女を児相に連れて行かなかったのか?

大人として、未成年の家出娘を親元に返した方がいいと思う一方、たとえあと1日2日でも、この娘を自分の元に置いておきたい、という気持ちが芽生えていたのかも知れない。

彼女を見つけた日が月曜、母親に帰って来るなと言われた日が火曜だ。週末まであと3日もあった。

翌日、彼女は約束通り母親に電話をして居場所を伝えたが、やはり帰ってこいとも迎えに行くとも言わなかったそうだ。

その日、彼女は俺が仕事に行っている間に、近所の衣料品店に行き、可愛いパジャマを買ってきた。

その晩、俺が眠っていると、布団の中に、何か暖かい物が潜り込んできた。
俺がびっくりして目を覚ますと、なんと彼女だった。

「な、なにやってんだ?」
「どうして…どうして何にもしてくれないんですか?3日も同じ部屋で寝てるのに。私に魅力がないから?」
「何いってるんだ?君はケンジの彼女なんだろ?そんなことできる訳ないじゃないか!」
「私…分かったんです。バカだったって。会ったこともない人に、メールなんかでコクられて、恋人になった気になって… でも、ここに来てからもケンジさんに何度もメールしたのに返事もない。結局あの人は、私とリアルで付き合う気なんてなかったんです。」
「…」
「ケンジさんのことは、もう諦めました。それより私、今はあなたのことが…」
「そりゃあ…」
「調子いいこと言ってるのはわかってます。そんなに早く切り替えられるのかって…でも…恋に落ちるのに時間なんて関係ありません。」

「…正直に言えば、俺も君に惹かれ始めている。けど、俺は出会って3日しか経ってない娘と、そんな関係にはなれない。」
「それなら、明日からも毎晩、あなたのベッドに潜り込んで誘惑し続けます。抱いてくれるまで…」
彼女は俺の、惹かれているという返事に自信を得たのか、そう言って悪戯っぽい笑顔で笑うと、俺の胸に顔を埋めて来た。
その晩俺は、辛うじて彼女に手を出さずに済んだ。

翌日の晩は、俺がベッドに入ろうとすると、当然のように一緒に入って来た。
いつまでも素っ気なくするのも可愛そうな気がしたので、俺が右腕を伸ばすと、それを腕枕にして、背中に腕を回してきた。
彼女の微かな、でもとても柔らかな膨らみが俺の胸に当たる。
俺は彼女の背中に左手を回し、抱き返すような体制になって、背中とお尻を撫で回した。
その晩は、そこまでだった。

次の晩、彼女は俺の腕枕に収まると、右手を背中に回さず、いきなり俺のぺニスを握ってきた。
「あっ!こら、ダメだよ」
「あ、ごめんなさい。痛かったですか?」「そうじゃないけど、清純な中学生が、そんなことしちゃダメですよ!」
俺は彼女の挑発があまりに露骨なので、可笑しくなって、わざと真面目くさった言い方をした。
「私、清純なんかじゃありません。これでも結構エロいんですよ。」
「じゃあ、男としたことは?」
「それは…ないです」
彼女は顔を赤らめた。
「身体を触らせたことは?」
「触られたことなら…」
それは多分、電車で痴漢にお尻を撫でられ他とか、その程度の話だろうと想像した。

そんな話をしている内に、彼女の手の動きがどんどん早くなり、俺はヤバイ感じになってきた。
俺は彼女の右手首を掴んでぺニスから引き離し、左手首も掴まえて、仰向けに押さえつけた。
「もう!どうなっても知らんぞ!」
俺がそう言うと、彼女は熱い視線で俺を見返してきた。

俺は彼女のパジャマのボタンを外し、ティーシャツを首まで捲り上げた。
『かわいい!』
世の中にこんなに可憐な乳房があるとは…
昔、ロリの友達に、女子中学生のヌード写真を見せてもらったことがあるが、それは、小振りの山の頂点が少し濃い肌色で円になっているだけで、乳首らしきものは見当たらなかった。
しかし、今目の前にあるのは、頂点で柔らかそうなピンク色の乳首が、ぷくっと盛り上がっている。
膨らみの形も、小さいなりに均整が取れていて、美しかった。

俺がずっと彼女の胸を凝視して動かずにいると
「や、やだ!そんな見ないでください…恥ずかしい…」
と、ますます顔を赤くした。

俺は彼女の左の乳首の先に、おそるおそる舌を着ける。
「ひゃっ!」
「あ、痛かった?」
発育途中のJCの胸は、軽く触られただけでも痛い、という話を聞いたことがある。
「いえ… なんか、ぞくぞくって…」
俺は安心して、乳首を口に含み、舌先で愛撫した。
次第にそれは、固くしこり、唇の間でくわえられるほどになった。

「あっ!あん!あっ…あっ…」
次第に彼女は、控えめな声であえぎ始めた。
嘗めるたびに、全身で跳ねるように反応する。

俺は右の乳首も愛撫して固くさせながら、パジャマのズボンの中に手を入れ、パンツの上からそこに触れてみた。
薄い布の上からでも、中がしっとりと濡れていることが分かった。

次はクンニ…と思ったが、こんな状況になっても敬語を使って話す彼女を、ちょっと虐めてみたくなった。

「濡れてるな。パンツの中びしょ濡れじゃないのか?」
「そう…ですか?」
「ここ、嘗めてもいい?」
「えっ?」
「クンニって、知ってるだろ?」
「…はい」
「嘗めてもいい?」
彼女はコクンとうなずいた。
でも、俺は言葉に出して聞きたかったので、意地悪くもう一度
「嘗めてもいいのか?」
すると彼女は
「はい…お願いします…」
と答えてくれた。

俺は彼女のズボンとパンツを一緒に脱がし、股間に顔を埋めた。
思った通り、そこはすでにびしょ濡れだったが、大陰唇がぴったりと閉じて、指で開かないと中の襞やクリトリスは見えなかった。
陰毛は、ワレメの上端付近に薄い茂みを作っているだけ。

俺は1年前まで同世代の彼女がいたし、その前にも何人かと付き合い、身体の関係を持った。
しかし、みんな成人し、成熟した女性だぁたし、処女でもなかった。
俺にとって、これ程幼い、未成熟な身体を見るのも触れるのも、はじめての経験だった。

固く閉じた襞を押し開くように、下から上へ嘗め上げると、彼女はまた
「ひゃっ!?」
という驚きと戸惑いの入り交じった声を上げた。

グルーミング…俺は親猫が子猫の毛繕いを、してやるみたいに、何度も繰り返し、彼女のそこを嘗めてやった。

俺は、親猫が仔猫を繰り返し嘗めて落ち着かせるように、淡々と嘗め続けた。
ただし、前カノとの何十回もの交わりで磨いた技を、無意識に駆使していた。

緩急をつけ、時に焦らし、舌先でクリの包皮を剥き上げてなめ転がし、膣口にも舌先を軽く押し込み…

淡々とした俺の行為とは反比例して、彼女の反応はどんどんエスカレートし、太ももで俺の顔を挟み込んだり、俺の後頭部に手を添えて引き寄せるようにしたり、競り上がったり…その都度、全身でビクッビクッと跳ねるように反応するのだった。

俺とこの娘では、性経験が違いすぎる。あまり急速に追い詰めては、かえって辛いのではないか?

俺は心配になり、一度そこから口を離した。
ところが彼女の方を見ると、深刻な表情で俺を見つめている。

「男の愛撫が止まったら、次は挿入をしようとしている合図だ」
などという知識を、誰かから聞いていたのかも知れない。

彼女が、いよいよその時が…と覚悟を決めているなら、期待に応えなければ。
まして、俺のそこは、さっきから痛いほど固くなっていて、いつでもOKな状態だった。

俺は、トランクスを脱ぐと、彼女の股間に入って行った。
彼女はその様子を、真剣に見ている。
先端を膣口に当て、軽く押して見る。
「いっ!」
思わず、といった感じで、彼女が苦痛の声を上げた。

『狭すぎる…』

処女を相手にしたことがない俺。まして相手は身体ができていない、中学生だ。
その入り口の余りの狭さに、戸惑った。

こんなにも小さな物に、無理に押し込んで、壊れたりしないだろうか?
知識としては、女性のそこは、見た目より弾力があり、濡れてもないのに強引に押し込んだりしない限り、大丈夫だと、知っていた。

だが、実際にペニスの先を当ててみると、さすがに不安になり、俺はためらった。

すると彼女が
「だ、大丈夫ですから…続けてください『」
と、消え入りそうな声で行った。

「我慢できなかったら、そう言うんだよ」俺は覚悟を決めて、亀頭あたりまで押し込んでみた。
「んっ!くっ!」
彼女の顔が苦痛で歪む。
「大丈夫か?」
彼女がコクンと頷く。
「もうやめようか?」
俺が言うと、彼女は大きく首を振って
「やめないで…だ、抱き締めてくたさい…おねがい…」
俺は彼女の上に覆い被さるようになり、少し抱き起こして、両手を彼女の背中に回した。
すると彼女は、俺の背中に手を回し、しがみつくように抱き返して来た。

俺はそのまま、小刻みに腰を動かし、少しずつ彼女の中に入って行った。
「うっ!ぐっ!」
俺が動くたび彼女は低くうめきながら、俺にすがるようにしがみついてくる。
『なるべく早く終わらせないと、苦痛が長引くだけだな。でも、ペースを上げたらもっと痛いだろうし…』

レイプなどで、女性の苦痛を顧みず、強引にねじ込めば、締め付けがキツイ分、男は強い快楽を得られるかもしれない。
だが、大切に思う相手になるべく苦痛を少なくして、いい形で初体験を済ませるには、男の方にかなり配慮が必要らしい。
俺はこの時、そのことを思い知った。

時間はかかったが、ようやく俺の先端が、彼女の奥に突き当たった。
ホッとしたと同時に、ここまでたどり着くまでの未体験の締め付けと、膣内の温かい心地よさに、俺はほとんど動かずに射精してしまった。

それが彼女にも分かったようで、
「終わったんですね?私たち、結ばれたんですね?うれしい…」
と涙を流した。

俺は、ペニスを抜き取ると、彼女の側に横になった。彼女がより添ってくる。
まだ震えている声で
「私、こんな風に、好きな人と結ばれる時のこと、ずっと想像してたんです。でも、想像の中の相手は、いつもうんと年上の人ばかりで…ファザコンなんですかね?」と言った。

そんな彼女が堪らなくいとおしく思え、俺は痛いほど抱き締めた。


土曜日がやって来た。
俺が彼女を児童相談所につれて行くと約束した日だ。
だが、俺はもうその時点では、心から彼女を手離したくないと思っていた。

俺は児相に行く前に、意を決して彼女の母親と電話で話してみることにした。

母親の携帯にかけると、間もなく出た。
俺は名を名乗り、彼女を預かっている経緯を簡単には説明した。
「…それで、今日は休みなので、これから娘さんをそちらにつれて行こうと思うんですが、あなたは娘さんに、帰ってくるなと言ったそうですね。それは本心ですか?」
すると母親は
「娘にそう言ったのは事実です。私には今、再婚を考えている人がいます。でも娘は反対して、話も聞いてくれない。こんな状態で娘が家に戻っても、うまくやっていけるとは思えないので」と言った。
「それでも、あなたは母親だ。娘さんを家出させたままって訳には行かないでしょう?」
「そうですね…あの子はまだ15だし、18才までは、親の都合で一緒に暮らせない子を、見てくれる施設があるようなので…」

俺は母親の言うことがあまりに身勝手なので、次第に腹が立ってきた。
「つまりあなたは、彼女を棄てようとしてるんですね?」
「…そう言われても仕方ないですね。でも私はあの子のために再婚を諦めることは、どうしてもできない…」
「あんたが娘さんをいらないというなら、俺が貰います。」
母親は、さすがに驚いたようだった。
「…それは、養子に貰ってくださるということですか?」
「いいえ。彼女はもうすぐ16になりますよね?親のあんたが同意すれば、結婚できるはずです。それを待って、俺が彼女を嫁にもらいます。まさか反対はしないでしょうね?」
「…娘も、それを望んでいるのですか?」「もちろんです。」
俺は勢いに任せて、彼女の意思も確認せず、返事をしてしまった。

「そういうことなら、あなたにお任せします。ちょっと娘に変わってもらえますか?」

俺は彼女に携帯を渡した。
彼女はいくつか、母親に確認されているようで、平坦な声で
「うん…うん…そうだよ…わかった…」
と、返事をしていた。
電話を切ると、いきなり泣き顔で、俺にしがみついてきた。

「わ、私…本当に親に棄てられる所だったんですね?…そうなる前に、ギリギリで、貰ってくれる人ができて、本当によかった…」
「勝手に決めちゃってごめんな。でも、俺たちはもう家族だから、安心しな…」
俺は彼女をきつく抱き返してやった。

数日後、彼女の母親から、婚姻届と親権者の同意書が届いた。
「娘をよろしくお願いします」
という短い手紙が添えられていた。

春になり、彼女は中学を卒業した。(3学期は出席しなかったが、日数は足りていたようだ。卒業証書は母親が受け取り、俺の家に郵送してきた。)

高校をどうしようか?と相談したが、彼女は、高校の勉強より、主婦になるのだから、家事や育児など、学ばなければならないことが沢山あるから、行きたくない、と言った。
俺は彼女の「育児」という言葉にドキリとした。しかし、俺たちは初めての時以来、ずっと避妊なしてやってるので、近いうちにそうなる可能性は存分にあった。

結局彼女は、通信制の高校に通うことになった。
俺が仕事に行っている間、家事の合間に結構熱心に勉強しているようだ。

6月になり、彼女の誕生日が来るのを待って、俺たちは婚姻届を出し、名実ともに家族になった。


1年前の冬、俺は隣の部屋の前で凍えそうになっていた子猫を拾い、部屋で暖を取らせ、食事を与えた。
すぐに飼い主に返すつもりだったのが、思いがけず、なつかれ、情がうつり、家族として迎えることになった。
おかげで、寒々しかった俺の部屋に、温もりが戻ってきた。

そんな話だ。





 
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13
投稿者:(無名)
2015/03/07 01:54:12    (w6b2bFsx)
彼氏に会いに来たってはなしから、いつ家出になったの?
12
投稿者:シン
2015/03/06 06:22:20    (hfgDrJ6F)
良い話でした。
ちなみに、中学は出席日数が0じゃない限り卒業出来ます。
俺は、中3の1年間で10日も出席して無かったけど何事も無く卒業しましたよ。
11
投稿者:(無名)
2015/03/05 15:39:10    (tl/WvBv.)
そもそも中学に出家気日数なんてないから。そこがつじつまが合うか合わないかなんてそもそも議論のムダ。
10
2015/03/03 22:16:16    (7g1Xm6w3)
最初の内は「ウンウン」って感じで読んでたけど、やっぱ途中からはスレ主のテンションが上がっちまうんだよな。書いてる方は「良い感じに乗ってきた」って思って書いてるんだろうけどさ。読む側からすると、最初の頃と比べると書いてある内容がおかしくなっちまうんだよね。自分を良い人キャラにした設定だろうけど、一昔前の冴えないドラマみたいになってるね。
こういうのは、そんなにマジになって考える事でもないんだしさ。スレ主は「良い感じに仕上がった」と思ってアップしたんだから、それで良いじゃない。
どうせフィクションなんだからさ。仮にリアルだとしてもさ、此処に来る事自体がおかしいじゃない。
そんな大事な女が居るのならナンネットなんかで遊んで無いだろうし、ましてこんな掲示板には書いたりはしないでしょ?
冷静に考えたら分かる事じゃない。
みんなの意見や評価を聞いて、次はこそは良い作品を書こうって活力になれば良いじゃん。
実際、リアルじゃないって事くらい皆分かってるんだからさ、そんなに熱くなる必要も無いってば。
登場するキャラをもう少しリアリティーにしたら良い作品になると思うから頑張ってねw
9
投稿者:(無名)
2015/03/03 04:12:28    (VaZsvtkz)
>>8
三学期丸々出なくても、それまでが皆勤なら余裕で足りるよ。
計算してみ?
1月が冬休みで1週間ほど休みで出席期間3週間。
2月は出席期間4週間。
3月は3年なら出席期間1週間ほど。
合わせて8週間。週5日として40日間。
年間通して平均的に休んだ場合に換算すると12ヶ月で月に3~4日休み。
こんな程度の休みで出席日数足りなかったらびっくりだわ。
ましてや冬休みが長い地域だったりしたらもっと余裕。
そもそも義務教育である中学なら、多少足りない位なら、校長判断って事で卒業させてくる。
8
投稿者:(無名)
2015/03/03 03:11:06    (TWPMq5aM)
つじつま合わない点や、出席日数が3学期まったく出ないで足りるわけないことを除けばいい話だ!
7
投稿者: ◆2hxXF5TRRI
2015/03/03 02:52:29    (LKC30rom)
どこまでがホントでどこまでがウソか。たとえお話の中だとしても、不幸な少女が救われた事はよしとしなければ
6
投稿者:   adja.a
2015/03/03 01:24:58    (/Fcax0n1)
いいお話でしたd(⌒ー⌒)!
5
投稿者:(無名)
2015/03/03 01:21:02    (U78ddp0e)
まぁいい話しだったね。これからも仲良くね。
4
投稿者:質問です?
2015/03/02 17:35:53    (i4CqFVkR)
そこまで立派な考え方を持っている人がどーしてナンネットなんかで遊んでるのですか?

行き場の無い少女が居る=SEXする!

これが鉄板だと思います。
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