2013/11/21 00:34:09
(1AgdaL.w)
ブルゾンを羽織らせた裸の少女を連れ、とりあえずは人目に付かない場所へ移動しようとした。
まだ何もして居ないとはいえ、騒ぎになれば俺の言うことなど信じるはずかない。
冤罪で社会的に抹殺されるぐらいなら、せめて致してからにしたい。
俺の昇って来た側の階段はコンビニが近く誰かに見られるかもしれない。
反対側から行こうと連れ出そうとすると、待ってと少女に止められた。
少女の言うには階段下に家の鍵があるらしい。
なんでも先に合鍵を隠して置き、本来の鍵は野外露出に出る際にポストから玄関に入れたらしい。
ここまで鍵を取りに来なけれ帰る事も出来なくなる、自己強制野外露出なのだと。
しかしコンビニ前は危険だ。
ブルゾンを羽織っていても何かの拍子に見えるほどの長さしか無い。
探し物などとてもとても…
少女には階段から出ないように言い、俺が代わりに取りに行った。
簡単に鍵は見つかった。
簡単に手に入れた。
切札を。
返してと半べそな少女を制して、そのまま伴って歩き出す。
向かうのは一番近く誰かに見咎められる可能性の無い場所。
つまり俺の自宅だが途中で横断地下道に寄る事になった。
この地下道は先ほどの歩道橋と同じ道路を渡る通学路で、危険防止の為に横断歩道を渡ってはいけない小学生ぐらいしか使わない。
こんな時間なら尚更で一時的に物を隠すなら最適だった。
少女はそこで服を脱いだらしい。
服と言ってもロングのジップアップパーカー一つ。
隠せるが脱ぎやすい服の選択が何度か露出を経験していると確信させる。
「前にも露出見かけてムービー撮ったんだよねー…」
などとカマをかけて見る。
「そんな…消して、下さい」
やっぱりな!
パーカーを着た少女にブルゾンを返して貰いながら、キスしそうなほど顔を近づけて言ってやる。
「こんなヤラシー事何回もしちゃう変態なら分かってるだろ? 見つかったらどうなるかぐらい」
目と目が眼鏡越しに合う。
涙が浮かびポロポロと溢れている。
このままキスしたい。
唇を奪い、舌を捩じ込み、唾液を啜って、俺の唾液を飲ませたい。
力一杯抱きしめて、すべて奪うように。
泣いても叫んでも放さない。
身体中舐めあげ指を這わせ、チンポを擦りつけたい。
なのに触れるだけで粉々に砕けて壊れそうで、出来なかった。
そして再び少女を伴い歩き出した。
-もう少しだけつづくかも?-