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上司の娘

投稿者:良二 ◆8q0GFmb3KE
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2010/06/18 16:24:41 (1KNeghLf)
三年前のある日、上司が昼休み中の俺に、頼み事をしてきた。
『娘がスポ少のバスケやってるの、知ってるな?うちの娘、運動神経いいのに上手くならないし、チームも負けてばかりなんだ。良かった今度の日曜、練習見にきてくれないか』
俺も小中高とバスケやってて、今もクラブチームに入ってやっている。
暇だからと見に行くと、上司も見ていた。
しばらく見てて、すぐ下手で弱い理由がわかった。
基本的な個人スキルがまるでなってないなぁ。
ドリブル、パス、シュートの技術がついてなければ、チーム練習しても弱いままに決まってるが、指導者一人では、やれる範囲も限られてくる。
上司の娘さん、美里を見ると、足も早く、運動神経は確かに良さそうだ。
当時四年生の美里は、他の上級生の女の子よりも良さそうだった。
下手で弱い理由を上司に話すと、んじゃ娘に教えてやってくれないかと頼まれた。
土曜や日曜、たまにだが上司宅近くの児童館の体育館で、教えていた。
ドリブル、パス、シュート、四年生の終わりあたりに、また練習を見にいったら、美里は群を抜いて上手くなっている。
指導者の方が俺に近づいてきて
『美里を教えてたってあなたですか。個人練習は指導者一人では難しくて。良かったら一緒にチームの指導してくれないか』
仕事もあるんで断りましたが、美里だけは教えてました。
五年生ですでにエース格になった美里、負けてばかりのチームも美里次第でたまに勝ったりすることも。
上司も満足そうでした。
もっと強くなりたいからと、児童館での個人練習に美里は友達を連れてくるようになった。
するとメキメキ強くなって、五年生の冬の大会で、地区大会を勝ち上がり、県大会まで出場するまでに。
個人練習とチーム練習の融合、六年生になった美里はキャプテンに。
しかしキャプテンとして、同級生や下級生をまとめるのに苦労、個人練習より悩みを聞いてあげる時間が増えました。
そして夏の大会ではチームにまとまりを欠いて、県大会出場を逃すはめに。
大会は見てないが、かなり散々だったらしく、美里は落ち込んでいた。
そんなとき上司が会社で
『個人特訓を受けてる美里とその友達が、やっかみを受けてるらしい。まとまらない原因かも』
と教えてくれた。
美里と仲良くグループ対そうじゃないグループ。
教えることは教えたから、俺はいないほうがと思い、上司に個人練習の終了を言って了解された。

続く‥
 
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