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2026/01/10 12:44:56
(zwZLeUHe)
ただひたすら長かった夏休みは小学生までで、中学生になるとクラブ活動やら何やらで瞬く間に過ぎるようになります。
私はいちおうテニス部でした。
弱小だから厳しくもなく、クラブ活動の体裁を採ってるだけのヌルいクラブだからなんとか続いていたようなものでした。
わりと自然が溢れるのどかな土地で、部活の帰りに友達と渓流でアイスを食べながら足水に浸かり、今日の晩御飯何がいいかなんて話して帰るのが夏休みの主な日課でした。
天候が悪く、これからさらに悪化するとの予報でクラブが早く終わって帰宅したある日…
私は見たくないものを見てしまいました。
うちは母が親の後を継いで美容室を経営していました。
寂れた町中の美容室がなかなか潰れないのは、年配のお客さんがついてるからなんでしょうね。
介護が必要な方には出張サービスなんかもしてましたから、けっこう繁盛してました。
都会の最先端をいくような美容室みたいに客の取り合いもないですしね。
その日は火曜日で店は閉まっているから裏に廻って家に入ろうとすると、素人目にも立派なマウンテンバイクが停まってたので誰だろうと思いました。
朝から雨で雨戸はほとんど閉まったままなので、中の様子が全くわからない。
母の車はあるし来客のようなので出掛けてはいないようですが。
私は鍵を使って玄関を開けると、中から男女の声が微かに漏れてきます。
だいたいこの辺りの家は無駄に広めなんです。
なんとなく大っぴらには入ってはいけないような気がしました。
チャイムを鳴らせば良かったと後悔しながら台所に向かうと、
リビングと台所が続きになっているのを見渡せる廊下で身を隠しました。
なんと、台所の流しの前で裸の男性の姿が目に飛び込んできたからです。
状況を説明すると、流しで調理かなんかをしている母の後ろに男性がいて、後ろから抱きついて話しながら調理を見ているような構図です。
あとで冷静になって分析すると、二人は日中から男女の営みに耽り、ちょっと一呼吸入れて遅い昼食を用意していた…
そんな時に帰宅してしまったみたいでした。
母まで裸でしたし、これはちょっと言い訳できないてしょう。
ただ、男性の方はすぐに見当がつきました。
声とか体つきプラス自転車というアイテムから。
同じ子供会で何度も顔は合わせてる人でした。
私が低学年の頃に六年生とかだった記憶がありますから、私がその時に中二でしたからまだ大学生とかのはずでした。
いくらなんでも母とは年が離れすぎです。
とはいえ、私の友達でもパパ活とかしてる噂のある子もいたし、逆パターンなのかもと思ったりもしました。
ただ、ひとつだけ言えたのは、めちゃめちゃ刺激が強すぎたということ。
私は鉢合わせする勇気もなく後退りして一旦家から撤退しましたが、あとあと考えるともうちょいしっかり見とくんだったと思ったりもしました。
不思議なのはそんな光景を目にしながらも、自分でエッチな事をする時にどうしても相手に彼を想像してしまうんです。
別に恋愛感情なんてないのに。
それが一番興奮するのだからやめるにやめられなくなった。
だから、のちに彼と再会した時、私は無意識に自らをアピールしたりしてしまったほどに。
彼と再会したのはちょうど受験に合格してホッとしていた頃でした。
後半はレスで