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2016/03/25 13:02:08 (Mna8ZikL)
学生時代の不勉強がたたって、乱文なのは勘弁して下さい。
あと、幼なじみというニュアンスとは多少異なるかもしれないことも、勘弁して下さい。
仕事の関係で、ある女性と名刺交換をしました。
私の名刺を見て、私の顔を見た女性。
『山本さん、って★★中学じゃないですか?』
『え?そうですが』
女性はニコニコっとしました。
『覚えてないですか?秀美、安藤秀美です』
確かに名刺にはそう書かれているのはわかるが、ピンときませんでした。
『私がお弁当忘れてきたとき、山本さん、購買からパン買ってきてくれましたよ』
思い出しました。
その時私は、母の都合で弁当無しで、購買で買ったパンを確かあげたことがあることを。
安藤秀美、そんな女の子確かいたな~くらいの記憶でしかありませんでした。
『あれはわざわざ買ってきたのではなく、たまたま弁当無しだったから、買ってきたパンを一個あげただけですよ』
『それでも私は嬉しかったんですよ。友達はお弁当わけてくれたりしたけど、パンは嬉しかったです』
45人くらいのクラスの人数、接点のなかった女の子は覚えていませんでした。
仕事の話に入る前に咲いた昔話。
校内暴力、いじめが問題に最初になりはじめた私達の世代は正直、中学時代にいい思い出はほとんどありませんでした。
少なくとも私は。
悪いやつらから目をつけられないように、弱い私は防御に気を使う毎日でしたから、私の中学時代は記憶から消し去りたかった時代です。
だからクラス会みたいなのも存在しません。
昔話から始まり、仕事の話も済んだとこで、私も次の予定があったので席を立とうとしました。
『仕事の話抜きでもっと話がしたいです。いつか時間取れませんか?奥様には迷惑かけませんから』
『奥様は残念ながらいませんよ。だからいいですよ』
『あら!失礼なこと言いました。今日仕事終わったあとは?』
『いいですよ』
会う約束をしました。
仕事を終えて待ち合わせをし、秀美の希望で入った海鮮居酒屋で話をしました。
私は×1、29歳で一度結婚するも五年で妻に浮気され離婚してました。
子供もいなかったので、あっさり逃げられました。
秀美は×2でした。
一度目は旦那の金の問題で、二度目は旦那の親との軋轢に耐えかねて、そんな話をしてました。
当時私達は45歳、三十年ぶり、しかも仲が良いどころか、ろくに会話もしたことがなかったのに、話に花が咲きました。
 
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4
投稿者:山本永同
2016/03/28 01:38:51    (Tq7zlscp)
そして、本当に諦めました。
おしまい。
3
投稿者:(無名)
2016/03/26 08:59:52    (FGfYiuPR)
続きをお願いします。
2
投稿者:山本永司
2016/03/25 13:41:57    (Mna8ZikL)
お互い、離婚を経験してきたせいもあるんでしょう。
ただ秀美には二度目の旦那との間に息子有りという状況でした。
その息子さんと両親、秀美は実家暮らしをしてました。
近況から中学時代の話までして終わり、それから時々仕事以外でも会うようになりました。
でもすぐ男女の関係になったわけではありませんでした。
秀美には息子、両親と家族がいて、特に息子は中学生と多感な年頃とあり、手を出しかねていた、と言うより、単なる仕事+ちょっと飲み仲間的存在でいいと思っていました。
二年たちました。
秀美の息子が高校生になったときでした。
いつものように、居酒屋の椅子に腰を落とそうの前屈みになったとき、秀美からなんともいえない、いい香りがしました。
『香水とか何か変えた?』
『え?何も変えてないけどなんで?』
『なんかいい香りがしたから』
秀美は衣服を鼻に当てて、自らの匂いをかいでました。
『別に、いつもと変わらないと思うけど』
そう言いながら、メニューに目をやってました。
でも食事してる最中も、やたらその香りが私に襲いかかりました。
(もし俺が肉体関係を迫ったらどうなるだろう)
頭にめぐりました。
その中で秀美の話の中で、今夜は息子が部活の関係でいないことを知りました。
いつも通り約二時間ほど飲み食いして店を出ました。
バス乗り場に向かおうとした秀美の肩に手を回しました。
『なになに?どうしたの~?』
驚いていた秀美でしたが、秀美は逃げるわけでもなく、そのまま肩を抱かれた状態で歩きました。
近寄るとさらに強い香りに襲われました。
『セックスしたい』
俺はついポツリと言ってました。
『はぁ~?』
秀美の怪訝そうな声が、裏返ってました。
その声の感じで、これはダメだと思いました。
でも秀美は私に肩を抱かれたままの状態を崩しませんでした。
『今日?』
秀美は言いました。
『息子さんいないんでしょ?』
『でも親がいるから。今日いきなりはちょっと~』
『今日じゃなきゃいいの?』
『う~ん…』
しばらく沈黙した秀美でした。
『日曜なら…昼間だけど』
凄く歯切れの悪い秀美の言葉でした。
したくないのではないか、そんな感じでした。
日曜会う約束をしました。
そして会いました。
秀美はいつものニコヤカさは消え、機嫌が良くなさそうでした。
だから言いました。
『嫌なら無理しなくていいんだよ?』
『…うん…』
やはり非常に悪い歯切れ、私は諦めようとしました。
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