夏休みは案外、ミチコと遊べなかった。
次に会うときこそ!と期待はあったが、色々と行事があり、一週間連絡ひとつ
ないことさえあった。
お盆も過ぎたころ、ついに勇気を出して電話をかけた。
「N?びっくりしたぁ」
運良くミチコが電話に出てくれて、海へ行こうと約束した。
もうクラゲが出て泳げはしないが、砂浜でゆっくりミチコとお話したかった。
「水着来てく?」
「濡れるかもしれんし、水着のほうがいいかも」
というと、昼過ぎに学校の前で待ち合わせることにした。
約束場所にミチコが先に待っていた。
お盆の間はまるまる会えなかったので、10日ぶりぐらいだった。
「ミチ、焼けたなぁ・・・」
「ディズニーランドですっごい焼けて、ほら皮むけちゃって・・・」
ノースリーブの肩の皮がペリペリにむけて、痛々しい。
「N、あんま焼けてないね?」ミチに会えない数日、毎日涼しい図書館で過ご
していたからだ。
学校を少し過ぎると丘になっていて神社があった。その裏にまわると抜けると
海岸にでる。
「え?それ?大丈夫か?」
ミチは例の白い水着を下に来ていた。
「大丈夫。どうせ水に入らないし、服着るもん」とその上からTシャツを来
た。
「東京で買ったんだ。カワイイでしょ?」
水際で砂山を作りながら、ミチコの土産話を聞いていた。
有名な観光地へ行ったことや、姉ばかり可愛い服買ってもらったと頬を膨らま
せたりとミチの話は尽きることがなかった。
街へ行っていろいろ見聞した、ミチが大人びて見え、置いてかれた気持ちにな
った。
僕はミチコとの夏合宿の約束をいつ切り出そうかなとタイミングを図っている
と、雨が降ってきた。
空には太陽があって、いわゆるお天気雨。
夕立のように激しかったが温くてシャワーのようで、僕らはむしろ楽しんでい
た。
しかし、テトラポットの近くまとめてあった着替えがびしょ濡れになってい
た。
温かった雨もいつの間にか冷たくなり、まわりには人影がなくなっていたの
で、僕らも帰ることにした。
学校まで戻ってきた時、雨がやんだ。
暖かい日差しがすぐに戻ってきたが、海岸へ戻る気は起こらなかった。
「ねぇ?どうする?」ミチコがつまらなさそうに聞いてきた。
家には家族がいて、それがふたりには煩わしかった。
ミチコが体育館のほうへ向かって歩き、「学校裏へいこ!」と声をかけた。
学校と体育館をつなぐ渡り廊下は簡易な屋根と壁があるだけで、常時開放。い
つでも入ることができた。
放課後になると人目のつかない秘密の場所になり、僕とミチコのファーストキ
スの場所でもあった。
「ゴメン、ずっと待ってたよね?」
ミチが濡れたTシャツを脱ぐと、濡れた水着にうっすら透けた乳首や一本筋が
見えた。
「いいの?」ゴクっと息を飲み込むと、ミチコがうなづいた。
「約束、あたしも忘れたことないもん」
水着の上から乳房を触った。小ぶりに見えたけど柔らかい。
モミモミしながら、唇を合わせた。
「この水着もう着ないから、今日で最後にしようって」
一瞬、自分とのことを最後にするのかとドキっとした。
「違うもん!ヤダ!!絶対、別れない」
「これ気に入ってたんだけど、ちょっとちっちゃいし、透けるし・・・来年は
Nが好きそうなの買うね」
ミチは元々小柄でスレンダーだったが、そういえばちょっとムチムチになっ
て、幼児体型っぽく見えた。
今考えると、女子の二次成長期だったんだろう。当時は太った?って感じだっ
た。
ミチコを後ろからだっこして、割れ目をなぞる。
「ん・・・直に触って」ミチコが水着の股をずらして、プックリしたおまんこ
が挨拶をした。
「はぁはぁ・・・」溝をなぞって、少しばかりの知識でミチコの感じる場所を
探った。
この前はクリトリスを触っても、穴に指を入れてもこんなに感じていなかった
が、今日は息遣いが荒い。
そっと少し穴へ入れてみた。ゆっくり、ヌプヌプといったり引いたり・・・
「あ!?いたた・・・」ミチコが苦しげな声を出した。
中指が根元まで収まった。指にツプツプとした感触が絡まる。穴の中はたっぷ
り濡れていた。
「ミチ、ほら入ったよ」僕がそっと出し入れしてるところをミチがぼーっと眺
めている。
指を抜いて血がついているか確認したが、ミチコのお汁がついてただけだっ
た。
脇から手を差し込み、乳首に触ると「そっちダメ。感じすぎて痛い」と胸を隠
した。
膨らみかけた乳房を揉みながら、僕も海パンからチンポを出し、ミチコの股の
間から顔を覗かせた。
今日のためにちょっとずつ皮を剥いて、ようやくピンクの亀頭がちょっとだけ
顔を出すようになった。
ミチコは恐る恐る手を添えると、シコシコ上下する。
「うわ。もっとふにゃふにゃかと思ってた」当時流行ったおもちゃを例に出
す。
「ミチコの手、すっごい気持ちいい」というと
「手よりもさ、もっと気持ちいい、エッチなことし、しよ?」とミチコがども
って言う。