「ほんとに助かるわあ~!これで帰りに二人で食べてきて!」
ママがUにお金を握らせてました。
その日はママが海に連れていってくれることになってました。
でも欠員が出てシフトが変更になって無理に。
そこで駆り出されたのがママの姪の旦那さんでした。
前夜の晩餐でママにその話を切り出された時に、なんなら明日時間作れるから僕が連れていきましょうか?…ええっ!いいのぉ?…
と、トントン拍子に話が決まったのでした。
ちなみにお盆でママの実家に集まってる時でした。
ママの姪、私には従姉にあたるお姉さんもその日はどうしても休めないからと、私たちは二人で車で出掛けた。
旦那さん(以下U)も従姉の奥さんに感謝されて臨時の軍資金を出してくれたらしい。
ちなみにUはまだ三十手前でそこそこ若い。
ただね、みんな知らないの…
Uをただ面倒見がいい人だと勘違いしてる。
本当は、けっこうガチでロリ好きなのでした。
私も話はわかるし、元々海に連れてってとせがんでたぐらいだったから、Uに対してはまんざらでもない。
あの時折ふっと見せる私への視線。
そういうの見逃さないから。
12歳にもなれば。
「水着持っては来たけど、新しいの買ってもいいってお金くれた」
私はどんなのか聞かれて持参した水着を見せた。
買った時はフリフリいっぱいついてて気に入ってとけど、ちょっと子供っぽいかと思っていた。
そしたら、水着買ってあげるから、そのお金はお小遣いで取っておきなと言ってくれた。
だから、水着は彼の意見を参考にして選んだ。
海の近くにある海水浴系のセレクトショップで買ってくれたのは、トロピカルなビキニだったけど、けっこう布小さい気がした。
もちろんそれに気づかないふりをして柄のかわいさを褒めるところが私もあざとい子だと、今だとちょっと赤面する。
曜日的には平日で、海の家があるような海水浴場じゃないからほとんどガラガラ…
幼児を連れたママさんらがポツポツ入るだけ。
それでも最初はさすがに恥ずかしくて、ノースリーブのTシャツを着たままでいた。
かなり急成長してきてる胸もまだまだ誇らしげに見せつけられるほどではなかったし。
でも、Uは凄い似合ってるし、実年齢より二つは上に見えると言ってくれた。
まあ、確かに背の順も後ろの方だし、発育はいい方だ。
なにより喜んでくれるならそれでいい。
私はだんだん見せつけたい気持ちになり、Tシャツを脱いでずっと水着のままでいた。
写真を撮ったりするたび、これってもしかして使う気?とかジョークでいじめた。
実はこの頃かなりみんなが思っているより打ち解けた関係になっていた。
対外的にはお子ちゃま的に甘えてるように見えてとはずで、ママや従姉は微笑ましく思っていたのは間違いない。
Uもそういうスタンスをわかってうまく相手をしてくれていた。
絶対潜在的に利害が一致していたから打ち合わせしなくてもできたんです。
だから、今日みたいなことになっても気持ちよく送り出してくれる。
うしろめたいほどに。
10年以上入ってないという海にもUは入り、私とのふれあいを楽しんだ。
体が自然と接触する場面は多々あるから。
ビーチマットに持たれて浮かびながら、ぼちぼち帰り支度を始める人達を眺めながらダラダラとりとめのない会話をした。
波打ち際にしか人がいないから、なんとなく二人っきりのような切ない気分になり、
「今日はアリガトッ!」
なんてふざけて頬にキスした。
これは前にもしたことあった。
そしたら、今日はこっちがいいって唇に人差し指を当てた。
「そお、別にいいよ…」
私がなんかキャーキャー騒ぐと予感してたのか、あっさり了承され実現しちゃったからドギマギしててかわいかった。
急で味わえなかったからもう一回!
そう言われて私は水中でお尻を叩いた。
「」