冒頭からごめんなさい。
実は、そこそこの長文書いてたんですけど、ワードの調子が悪くて保存する前に落ちちゃって、1時間くらいかけて書いた記事がパーになっちゃったんです。
で、改めて書くほどの余力もないので、冒頭部分は時系列だけ書くので、その時のシーンは適当にイメージしちゃってください。
俺が23の時である
俺が仕事が終わって家に帰った
家の玄関先で姉貴と同級生の女が立ち話していた
部屋に上がっていた俺は下の階の母から急に呼ばれた
姉貴が俺を呼んでいるらしい
俺は姉貴がいる玄関へと向かった
姉貴は、同級生が家具を組み立てるのを手伝ってほしいと言っていると俺にいってきた
相手が目の前にいるのに断れない俺は、「いいですよ」と安易に承諾した
そして日曜「新開かなえ」(25)の12畳のワンルームマンションへと向かった
が、その部屋はあまりに無機質だった
姉貴の部屋とは違い、女の部屋なら普通にあるであろう、アイドルポスター、音響システム、化粧品、そういう生活感が一切ない部屋だった
そして大きいテレビ台を通販で買っていた
俺はそれをプラスドライバーだけで4時間かけて組み立てた
すると新開かなえは「お礼に食事をごちそうする」と言ってきた」
俺は「気を使わなくていいですよ」と断った
だが結局「たこ焼き」と食べる事になった
新開かなえは、近所のスーパーにタコを買いに行った
それからたこ焼き機をつかって新開かなえはたこ焼きを作り始めた
それまでの間、会話という会話はなかった
シュールな空気が流れていた
きっと新開かなえは、「変わり者」なんだろうとおもっていた
たこやきのアテにビールがでた
とりあえず飲みながら話していた
ここまでが消えたんです。
で続き。
俺「それにしても、かなり質素な部屋ですね」
かなえ「うん、そうね、私、技術とかテクノロジーが嫌いでさ」
俺「へ??」
(何をいってるんだコノ人。。。)と思った。技術?テクノロジー?なにそれ。という感覚である。
とりあえず会話を続けてみた。
俺「なんでまた、そんな思想になるんですか?」
かなえ「いい質問ね」
といってかなえ氏が答えてきた内容はこうであった。
「よく技術の向上が人を幸せにするとかいうけどさ、あれは絶対嘘だからね。というのも、そもそもこの資本主義社会では、金が全てであって、効率よく金を稼ぐ事を考えている資本家っていうのがいてさ、その資本家がつくったシステムに、いち労働者階級は「搾取」されているんだよ。」
もしかしたらコアな読者は気が付いたかもしれない。そしてもし、俺にこの手の話を掘り下げて話せるなら、コアな読者を満足させる内容を書けたかもしれないが、とにかくかなえ氏は「反資本主義」「マルキシズム」「私のバイブルは資本論!」という、かなり変わった人だったのである。
それからたこ焼きなんてもうなくなっているのに、ビールという飲み物だけで、「富とは」「紙幣とは」「労働とは」「資本家とは」「労働者とは」「価値とは」「銀行システムの成り立ち」「利息について」「なぜ金持ちは金で金を稼ぎ、労働者は汗と涙で金を稼ぐのか」「なぜ貧富の差は開いていく一方なのか」「資本家の最初の資本はどうやって稼いだのか」「労働者はなぜ、いつまでたっても労働者のままなのか」
という類の話を延々とされたのである。
「はぁ・・・・」
とため息しかつけない。。。。と同時に・・・
(この人、、すげぇ・・・・・)
と驚いたのが正直な印象だった。
とにかく、かなえ氏がいうには「私はいち労働者になりたくない。社畜なんてなりたくもない」というポリシーがあるようで、かなえ氏は在宅ワークの募集企業と、それをやりたいという主婦などの間をとりもつ、ブローカーとしての仕事をしているとの事だった。
収入としてはさしたる収入はないものの、「自分は動いていない」「けど金は入ってくる」という、それこそ資本主義的なシステムで金を稼いでいるというのであった。
俺の「でも、反資本主義が、資本主義と同じやりかたで生きてるっていうのは自己矛盾なんじゃ。。。」というと、「私がやる場合にはいいの!」というのである。。。
なんとうか、23歳で何の疑問もなく、ただ「簡単に働き、簡単に辞めれるから」という理由だけで派遣社員をやっている俺からすれば、このかなえ氏の思考はまるで「目からうろこ」であったのである。まさに大きなハンマーで頭をゴーンと殴られたような衝撃であったのは間違いない。
それから俺はこのかなえ氏との最初の出会いを超えて、俺はかなえ氏を師匠と仰ぎ、週に1回くらいの頻度でかなえ氏の部屋に通って教えを請うというスタイルが確立されてしまったのであった。
それから3か月、俺は週に1回、かなえ氏の部屋に教えを請いに通う事になり、かなえ氏がどういう人物なのかを知る事になっていくのだった。
最初は姉貴の同級生。そこそこ美人の変わり者。とくらいしか知らなかったが、俺が知り合って3か月たって知りえたデータはこうであった。
新開香苗
25歳
職業:インターネットビジネス(人材ブローカー)
思想:マルクス主義
略歴:そこそこ有名大学の経済学部に所属し、22歳までは普通の女子大生として生活をする。新卒で入社した会社でパワハラにあい精神を病む。療養のために実家で暮らしている最中に、「なぜ自分は会社になじめなかったのか」と自問自答する。その結果、諸悪の原因は「資本主義における構造ストレス社会」にある事を突き止める。それ以来、反資本主義者を掲げ、技術やテクノロジー、資本家、というものを毛嫌いするようになる。気が付けば精神的な疾患は完治し、インターネットビジネスで生計を立てる事を志す。療養中に資本主義を知り尽くした本人は、それこそ資本主義的やり方で労働者を動かし(高収入こそないものの)人を使って収益を得る立場となる。が、時間を持て余し退屈する毎日を過ごしている。彼氏は大学時代に付き合っていた人と別れ、ここ2年近く彼氏はいない。
これがかなえ氏のプロフィールであった。
もともと精神を病んでいた。と言われて納得できる部分があった。確かにこの人は尋常ではない。
話を戻そう。
かなえ氏の部屋に週1くらいのペースで通って、その「反資本主義」について教えを請っていた俺とかなえ氏の間には、自然と同じ時間を共有しているという事からか、最初のほうにあった「人見知り的な空気」というのは自然と和解していったのであった。
冗談も普通に言える関係にもなり、俺も俺、かなえ氏の説く「資本論」というのがどういう思想なのかも少しは理解できていた時の事であった。
もう何度目の「タコパ」(たこ焼きパーティー)の時か、かなえ氏がスーパーに「ネギ」を買いに行く間、部屋で待たされていた俺は、その時、すきっ腹でビールを飲んでいたという事もあって、ちょっとした好奇心からか、かなえ氏のクローゼットに何が入っているのか物色してみようと魔がさしたのである。
そもそも、なぜそんな魔が差したのかと言えば、急な話ではなかった。もともとかなえ氏は俺に対し、「反資本主義者」としての、いいかえれば「聖人君子」的な思想を持っている姿しか見せていなかった。
だが俺は内心(いうても25歳でしょ、普通にエロとか実は好きだったりしてw)という、そんな裏側のギャップもあるだろうと踏んでいたのだった。
だって考えてもみてほしい。いくら思想は反資本主義だなんだとか言っても性欲まで隠せるか?いや、むしろ過去に精神を病んでいたとか言う程なのだから、人には言えない裏の姿ってのがあるんじゃないか。っとずっと前々から考えていた事もあったのだ。
で、俺の予感は悪いほうに的中してしまったんだ。
かなえ氏がスーパーに買い物に行っている間の15分で俺は、今まで開けた事もない、開けたところも見た事のないクローゼットを開けてみたんだ。すると中にはフタが半分空いている段ボール箱があって、その中から、「異様な書籍」が大量に入っているのを見つけたんだ。
俺はその段ボール箱を少し開けてみると・・・・
(うわ・・!!!)
なんと、何かに入っていたのは、コミック。いや、サイズで言えばワイド版のような大きさのコミックであったが、70冊くらいはあろうその漫画本は、いわゆる「同人誌」のエロ漫画だったのである・・・。
(え・・・こういうの好きだったんだ。。。)
その中の数冊をペラペラとめくってみると、恋愛をモチーフとした背景で美男、美女がSEXに明け暮れるシーンが描かれている漫画であった。というより、段ボール箱がパンパンになるまで敷き詰められているという、その姿に俺は圧倒的な「かなえ氏の秘めたる性欲」を垣間見るハメになったのである。
(なんだよww なんだかんだ、偉そうに語ってる割には、エロイじゃんwwww)と思ったがすぐに
(いやいやww これ普通の女の子はこういうの読まないってwww そうとうエロイっていう証拠だってこれはwwww)と言い直している俺ががいた。
そして俺は何事もなかったかのように元の場所に着席し、かなえ氏が帰ってくるのを待った。そして酒に酔っていた(というのはクローゼットを物色する前からであったが)俺は、かなえ氏にある資本論の話題を振りかけていたのである。
俺「あ、そうそうかなえサン、そういえば前に、この世界の「富」の最小単位は「商品」だって言ってましたよね」
かなえ「うん。それがどうしたの?」
俺「その商品になにか2つの価値があって・・・」
かなえ「ああ、使用価値と交換価値ね」
俺「そうです」
かなえ「それがどうしたの?」
俺「という事は、この世界、つまり今こうして僕の目の前にあるテーブルとか、まぁ変な話、かなえさんが寝ている布団とか、こういうのも商品としての価値があるんでしょうか?」
かなえ「うーん、あなたが欲しい。と思うなら価値があるね」
俺「思わないなら?」
かなえ「それはニーズがない。という事なので商品にはならないよね。それに私自身が、このテーブルや布団に「交換価値」があるなら、それを元になにかお金儲けしていると思うし、そもそも交換価値はなくて、「使用価値」しか残ってないから、私がこうして使用しているだけのモノになっているわけだからね」
俺「じゃ、資本主義を知り尽くしているかなえさんからすれば、ニーズさえあれば、すべてのモノは販売の対象になると?」
かなえ「うん。そういう事。もちろん利益が出ればの話だけど」
俺「その利益をどう使うんですか?」
かなえ「さらなる利益を生むための資本になる。というのが答えです」
俺「ほうほう。じゃ、極論ですが、さっきから気になってたのですが、そこのバスタオルのの中に挟まれているブラジャー。(畳れたタオルからブラ線だけはみ出ていた)きっと僕が来るという事でタオルにはさんで隠したんだと思うのですが、そのブラジャーを僕が売ってください。っていったら、それも販売するんですか?」
かなえ「え。。w なにみてんのw」
俺「いえいえ、真面目なお話です。こういう問いにはどういう回答をするのかな。って思ってw」
かなえ「売りませんよ」
俺「だったら話がさっきと違いませんか?」
かなえ「う・・・」
俺「だって考えても見てください。そのブラが定価3000円だと仮定します。それに「美人なかなえさんが使用した」という労働力を加算し、5000円で買います。となったとしましょう。そうなればかなえさんからすれば何も労せず2000円を設けるワケです。これこそ資本主義的やり方なのではないでしょうか」
かなえ「理論上はそうだけど・・・」
俺「売れないと?」
かなえ「うん。。」
俺「理由は?」
かなえ「それは、人に見せる者じゃないのを見て手に取られるという羞恥心があるからです」
俺「でも、その羞恥心っていうのはかなえさんだけにしか通用しない価値観ですよね。購買者としての僕には関係ありませんよね。」
(過去に「想いでの品とか、親の形見だから」というのは商取引上で意味をなさないとかなえさんが言っていた)
かなえ「それはそうだけど」
俺「じゃ、その羞恥心を考慮する。という部分も含んで、「それを考慮しても、僕は欲しい気持ちがある」という一念を加えてかなえさんの羞恥心と相殺し、5000円ではなく、パンツもセットで1万で買います。っていったらどうですか?」
かなえ「なんでこんな話に・・・w」
俺「けっこう真面目ですよ。資本家としてのかなえさんはどういう判断をするのかな。って思って。ここでも自己矛盾するのか、それとも徹底した資本家なのか、その辺をしりたくて」
かなえ「うーーーーん・・・。1万・・・、」
(その日、俺はパチンコで勝っていたという事もあり、さらに強気にでたのであった)
俺「こうでもいいです。もし今、はいてるパンツだったら僕にとっては他では買えないアイテムとなるし、かなえさんが着用したという、世界で一つだけのアイテムという付加価値も付くので、目の前で脱いでくれたら2万だします。」
かなえ「なんか変な話に進んでない?」
俺「いえ、ぜんぜん。いたって俺は真面目です。購買者としての立場を言っているだけです」
かなえ「2万だよ? 普通にかったら今はいてる下着なんて2000円もしないで買えるんだよ」
俺「だから、それはただの「布」でしょ、ただ女性にとって「使用価値」があるだけの」
かなえ「だから、男のアナタにとっては使用価値もないただの布に2万も出すのは賢い買い物じゃないっていいたいの」
俺「いえ、俺にとっては別の使用価値があります。」
かなえ「それはどんな?」
俺「使用方法は販売者は知る必要はないと思うんですが」
かなえ「そうだけどさ」
俺「で、どうします?2万で今着用している下着を俺が買います。(財布から2万を出す)はい。お願いします」
かなえ「えええ、、、」
こういうところで真剣に困っているかなえさんが可愛いと思ったと同時に(やっぱどっか尋常ではない人なんだな)とも思った。
俺「じゃ、さっきまで俺に説いていた商品うんぬん、価値うんぬん、っていうのはあくまで「かなえさんの描いている幻想」であって、実際の生活にはなんの影響もない妄想だった。という事ですかね」
かなえ「ちがうって。私は自分のポリシーどおりに生きてるつもりですよ。だからこそ、生活も質素だし、自分で生計立ててるし」
俺「でも、「すべて需要ある品は商品になりえる」というものの、「これだけはなれない」という、限定的な思想であって、時と場合によってコロコロかわる。っていう事なんですよね」
かなえ「わかったよ。売りますよ!」
(ぎゃくに、、、えwwwwww となったww もっと面白い討論を繰り返せるのだろう。と俺は思っていたし、本当に目の前で脱がして下着を2万で購入しようなんてハラはなかったw)
が、冷静になり、もっといじめてやろうwww と思って・・・
俺「じゃ、取引成立ですねw あくまでこの商品は、「かなえさんが着用していた」という事に意味があります。じゃ目の前で確認しますので、恥ずかしいとは思いますが脱いでくれますか?w」
かなえ「うううーーん・・・:
俺「うううんじゃないですよ。どこかに隠れて脱いで出されても、「かなえさんのモノ」という証拠にはならないでしょう」
かなえ「そうだけど・・・」
俺「そうだけど?」
かなえ「恥ずかしいじゃん」
俺「だから、その恥ずかしさ、さっき羞恥心っていいましたけど、そこを加味して2万という破格がついているのです。」
かなえ「わかった・・・・・ちょっと待ってね」
俺「待ちますよ」
そういうとかなえさんは立ち上がり、クルっと俺に背後を向けて俺に見えないようスカートをめくりあげ、どうやら、パンツを確認しているような素振りを見せた。
かなえ「やっぱ無理無理><」
俺「なにが無理なんですか」
かなえ「だって、ほら、今日ずっとはいてたから、、、なんつうの、、使用感っていうかwwww」
俺「それがいいんじゃないんですかwww」
かなえ「えーー・・・・」
俺「だって今、スカートでしょ、そっと脱げばそれまでじゃないですか。なにも直接、一番みられたら恥ずかしいところを見るって言うわけじゃないし」
かなえ「そうだけど、、、、」
俺「じゃ、はやく。俺、待ってますよ」
かなえ「うう・・・」
そういってしばらく恥ずかしそうに下を向いて硬直した後、意を決したかのようにスカートの中に手を入れ、それからは素早い動作で右足、左足とパンツ脱ぎ、「はい><!!!」と手に丸めて俺に手渡してきたのであった。
渡してきた丸められた布切れを手にした俺は、まだその生地が人肌程度に生温かく、そしてそのパンツが薄いクリーム色のトリコットショーツである事が一瞬で分かった。
俺はそれを手にし、ポケットに入れ、「取引成立ですねw じゃ2万w」とかなえさんに手渡したのである。
かなえさんはそれからずっと恥ずかしそうに顔を赤らめ、言葉を発しなくなっていた。俺はそんなかねさんを可愛いなぁwなんて思いながら、適当な世間話を広げていったのである。
そして俺はそれから暫く後にかなえさんの家を後にし、家に帰ろうかとしている道中でかなえさんから「今、なにしてる?家ついた?」とメールが入っているのに気が付いた。
今までかなえさんからメールが来ることなんてなかったのに、よほど、俺がかなえさんのパンツをどうしているかが気になるのだろう。俺はわざと「今、とても神秘的な体験をしていますw」とか、意味深な返事をしたのだった。
そして実際、家に帰ってから初めてかなえさんのパンツを広げてみると、アソコが触れるクロッチ部にはほんのりと黄色いオシッコシミをくっつけ、ツンと強烈なアンモニア臭を醸し出している出来立てホヤホヤの生パンツがあったのであった。
いくら過去に精神を病んだことがある、変わり者である、とはいうものの、男として「普通に美人で可愛い」かなえさんの脱ぎたてパンツを、「本人を目の前にして」脱がさせた俺は、圧倒的な満足感に浸っており、(ヤらせてくれるのも時間の問題だな)なんて確信を抱くまでになっていた。
(事実、あとで本番行為に発展した時に、この日の下着を譲り渡した時の晩、俺が自分のパンツできっと自慰行為をしているんだ。というイメージが頭から離れなくて、興奮しオナニーしまくった。とかなえさんは後述していた)
つづく。というか、つづいていい?