もうじき…
一年になります…
パート先のオーナーから誘われて
初めて身体を許したのが、去年の2月・節分の頃です。
お店では、まだ年が明ける前から
『恵方巻き』という期間商品を、大々的に宣伝していました。
((→節分の日に、その年毎の
“恵方”を向きながら食べると、その一年間を無病息災で過ごせる…という、元々は関西地方の風習らしいです))
その前から、何かにつけて誘ってきていたオーナーは
連日それに託つけた卑猥な言葉(セクハラ)で
主人が単身赴任中の私を苛んでは楽しんでいたのですが
『Mサンは、今年は御主人の赴任先の方角を向いて、恵方巻きをくわえなくちゃね(笑)』
とか言われてる内に
私も、つい…
寂しさにつけ込まれてしまい、魔が挿してしまったのです。
そして…イケナイ人妻にされてしまい
オーナーの性欲のままによって
慰められ、求めすがる日々が始まって(続いて)しまいました。
今年も、去年と同じか以上に宣伝をしていますが
もう、商品の期間や風習も
“恵方”の方角だって、関係ありません。
差し出されたオーナーの規格外サイズの極太巻きを
上と下のお口に丁寧にくわえて食べるだけで
強制的に天国へと連れてかれてしまうのですから。
でも、去年と違うのは
主人が、単身赴任から明けて、家に戻って来て
また一緒に暮らしているという事です。
本来は、それは何より望んでいた筈の事なのに‥
幸い(?)にして、こんな御時世ですから
私がパートを続ける事には
賛成してくれて(頼まれて)はいますが
前程には、もう、オーナーの太巻きを味わう事が出来ません。
少しでも!…と、他人目を憚って店内で、触られてはいるのですが
それだけですと、私の方が辛くて困るんです。
細巻き < 主人 < 中巻き < 太巻き <<< オーナー=極太巻き
ですが
何も大きさだけでなく
鮮度や味、量や扱いなども
比べ物に成りません…!
“恵方巻き”の験の効果によって以来
年中、禁断症状に蝕まれています。