ジョンと由美子の見せつけるようなセックスは続きます。
あらためてジョンの裸身を見ると、筋肉といい、骨格といい実に強靱な体をしています。何よりその体に見合うモノで彼女を翻弄し、彼専用のオモチャのように扱っています。
ジョンは彼女の片足を降ろすと、空いた手で先ほどのスパンキングを始めました。さらに一層パワフルな腰使いで彼女を攻めたてます。彼女はジョンとの身長差で、ほぼつま先立ちの体勢でそれを受け止めています。互いに腰を打ちつけ合う陰部の一点でつながれている状態……というよりはジョンの肉棒一本によって彼女が支えられている感じです。
一際大きい絶叫を上げると彼女は脱力し、後ろ向きにベッドに倒れこみました。その弾みにジョンのペニスがズルリと抜け落ちます。彼女は虚ろな目を天井に向け、荒い息をついています。ジョンはまだ達することが出来なかったためか、不満げな表情を浮かべていました。
彼女の頬をピタピタ叩くと、ユミ、いつものヤツをやれ!と言い、自分の尻を向けました。
僕はまさか、と思いましたが、彼女は体を起こすとジョンのお尻の前にひざまずきました。そしてやはり何のためらいもなく、彼の肛門をなめ始めたのです。
おそらくアメリカを発ってから、一度もシャワーも浴びていないであろうジョンの肛門はかなり強烈な臭いを放っていたはずです。しかし彼女はそんなことはまるで意に介さないというように彼の肛門に舌まで入れているようです。
むしろ彼女はその臭いにさえ欲情していたのかもしれません。片手を前にまわし、ジョンのペニスをしごきながら、もう片方の手では自分の割れ目を指を入れ、クリトリスをいじってオナニーをしています。そんな彼女を見て、ジョンはニヤニヤ笑っています。
以前の彼女はアナルなめどころかフェラすら恥ずかしがって、積極的にはしようとはしなかったのに…それがこんな…
僕はここに至ってようやく理解しました。ここにいるのは僕の彼女の由美子ではなく、いえ由美子という女性はジョンとのセックスによってすでに別人になっていました。
ここにいるのは逞しい白人の征服者・ジョンに支配される快感に溺れた性の奴隷・ジャパニーズガールのユミでした。
その結論に達した時、僕は今までにない興奮と熱をペニスに覚え、気がつくと周囲に精液をまき散らしていました。こんなにも大量に…しかも触れもせずに射精してしまったのは僕にとっても初めての体験でした。