今日、大晦日。俺(27)は今、親戚の家に来ている。この後、夜の21時頃から新年を祝う本年最後の瞬間を親戚同士で祝おうと、親戚の中の叔母さんや、母親とかの女性陣が、鍋料理の準備をしている中、俺は今、ちょっとした休憩時間の合間に、ひとり離れの小屋でこうして文章を書いている。
ぶっちゃけどこから話せばいいのかわからなくて、今も困っているが、実は俺はこの親戚との付き合いを今まで10年間くらい避けてきた。
その避けなければならなかった原因は後で詳しく話すとして、今ここにいる理由は、新年を親戚と、一緒に祝う。というのもあるが、実は親戚の子(24)が、初めての出産を迎えて、その赤ちゃんのお披露目会も兼ねているのだった。
俺は今回の集りが、ただの元日を祝う。というだけなら、今年の集りも例年通り避け、ただ避けてきた事が11年目に突入する。それだけだった。
しかし、今度ばかりは、さすがに「赤ちゃんのお披露目にも来ない。」というのは、さすがに分が悪いようなところもあって、いや、流れ的なもので避けれなくなって、俺はしぶしぶ参加する他なかったのだ。
ではここで10年前に何があったのか。とうのを書いていきたいと思う。