当時私は小学二年生だったでしょうか。
家にたくさんの親戚が集まっていました。
中学生か高校生くらいのお兄さんと、幼稚園児のいとこが遊び相手です。
年上というだけで“かっこいい”と憧れてしまう時期だったので、そのお兄さんが大好きでした。
三人でかくれんぼをして遊ぶことに決め、ジャンケンでいとこが鬼になりました。
六階建てのマンションに住んでいたので、最上階をスタート地点にすることにし、三人でエレベーターに乗ります。
お兄さんが私を抱え、話しかけて来ました。
「キスしたことある?」
「ううん。ない」
「してみたい?」
「うん!」
私たちの唇が触れ、私はなにを思ったか、自らディープキスをし始めてしまいました。
痺れる感覚が気持ちよく、ずっとしていたい気持ちが起こりました。
「上手だよ」
その言葉で自慢気になったのは言うまでもありません。
最上階に着くと鬼のいとこを残し、私たちは反対側の階段まで走りました。
階段で一階まで降りると、そこには階段下の大きなスペースがあります。
そこに隠れることにした私たちは、しばらくじっとしていました。
ふとお兄さんが話し掛けてきました。
「そこに横になって」
私は言われた通り横になると、お兄さんが私のズボンとパンツを一緒におろしました。
私はさっきのキスが気持ちよかったのと、お兄さんを慕う気持ちがあるため、逆らうということは考えもつきません。
性器を触られ、何故そのようなことをするのかは判りませんが、いやらしいことなのだと思っていました。
「触るのと舐めるの、どっちがいい?」
と聞かれ、迷わず舐めるのを選んだ当時の私はおそらく、舐められて気持ちよかったのではないかと思います。
あのディープキスのことを思い出すと、今でもたまに興奮してしまいます。
悪戯されたはずなのに、妙に興奮する体験でした。
彼はかなり年下の彼女とできちゃった婚をしました。
ただのロリコンに遊ばれた私が、少しショタコンの気があるのは……秘密です(笑)
カテ違いでしたら申し訳ありません。