40代居酒屋経営者の居酒屋けんちゃんです。
地元で細々小さな居酒屋を経営していますが、コロナで風前の灯ながら懸命に足掻いております。
さて、地元の同級生でも、意外と接点が無ければ学生の頃から全く会わずにいる人も多く、そんな1人であった同級生の女の子(という歳でもないが)のTと商店街でばったり会った。
「おーひさしぶりやのー」(あ、関西です)と立ち話しをしをしていると、生活疲れが見て取れる風貌ではあったが、離婚を2回して娘5人を支えるシングルマザーらしく、食べるのも困ってる様子。
取引先の米屋や食品卸屋などから使わない試供品を大量に貰うので、「どうせ他人にあげるなら」と自転車に大量に積んであげると、涙をな出して感謝され、その時、連絡先交換したこともあって度々食品を提供してあげました。
そんなこんな事がありコロナ襲来で、私の城も存続の危機がやってきますが、徹底したコロナ対策と常連さんのお陰で早々に開店する事が出来、助成金等もあり今日に至るのですが、世の中は働き口が無くなり、地元でもパートやアルバイト先が、休業と共に働き口が無くなり、募集もしてないのに働き口を求める人からの問い合わせがほぼ毎日ありました(今も少なくなったがある)。
そんなコロナ過、Tは訳あって(中卒)仕事先が無く、漁港の仕事を取っ払いで努めていましたが、漁港の仕事も無く、益々困窮している様子でしたが、5人の娘を支える親は流石、「なんとかなるよ!」と空元気を飛ばしていました。
雑談の中、Tの長女は高2なんですが、アルバイト先の飲食店が長期休業により切られたそうで、どこもバイト先が無く探してるというので、少し考えた後に、「最低賃金やけど」と長女(夏樹)を雇ってやる事になりました。
面接というか何度か商店街で、Tと一緒に会った事があったので顔は分かっていますが、おぼこいというか、田舎の女子校正って感じの子で物静か。
今やっていけてるのも、席数が18席と極小店舗なのと、私1人で回せた事が大きく、夏樹を雇うのは時期的な事もあり、かなりの痛手でしたが、食器の上げ下げだけでもかなりの負担だったので、労力的には助かっています。
覚える事も早く、仕事も難なくこなすので即戦力で助かっていますが、開業以来1人でやってきたので、奥の事務所兼、休憩室兼、更衣室兼、仮眠室といった多目的に使ってる部屋で着替えて貰っていますが、難しいお年頃なので掃除や片付けなどした方がいいのかとは思いましたが、連日入りたいとの事だったのもあって、ここで変に気を使って、こっちがしんどくなっても本末転倒だと思い、そのままで使わせました。
4畳1間の畳敷きに、小さな机に無造作に山積みのお品書きや取引先からくる書類や収支計算書などや、それに埋もれかけたノートパソコンが端にあり、小さなシャワー室もあるので、帰りに浴びて着替える為の着替えを入れてる衣装ケースや、店舗で使う小物類を入れてるラック、休憩や泊まる時に使ってるテレビやエロDVDが隅に散乱、仮眠用の布団が敷いてある状態で、女子高生としたら最悪でしょう。
こっちは、「嫌なら辞めていい」くらいの開き直りというか、勢いで雇う事になったが、よくよく考えると痛いので雇いたくなくなってる事もあってでした。
初出勤当日、学校も休校の時だったので、仕込みをしながら、掃除や仕事を教える為に13時から入らせました。
開店当初、常連さんのスポーツ店の方から頂いた、店のオリジナルTシャツの余りがあったのでそれを渡すと、奥で着替えて一生懸命掃除をします。
以外にモノ覚えが早く、器用にきっちりこなすので、意地悪なコンロ回りなど指示しても、私がしても「まーこれくらいで」と終わってしまうところをめっちゃピカピカに。
「以外に使えるのか?」と思いつつ、いつも以上の掃除をしたにも関わらず、1時間ほど早く終えて早めの賄いを出して、開店時間まで休憩をするのですが、賄いを食べさせてる時に不意に夏樹を見たら、デブでは無いけど程良く肉つきがー程度の体格だなと思っていましたが、横から見たら「意外に乳あるな」と気付きました。
しかも夏樹に渡したTシャツは数枚ありますが、その日選んだのが白だったので透けてるのでブラの刺繍まで分かる状態で、思わず息をのみました。
その日を境に、夏樹との、ちょっと(だいぶ)エロ目線の居酒屋奮闘記が始まります(現在進行形)。