この話は俺が大学4回生の時の話なので、かれこれ6,7年くらい前になります。俺の親戚にAさん(当時33)という人がいるのですが、この方は奥さんがフィリピン人で、年に2度、3度くらい10日~20日くらいの期間、フィリピンに帰っているそうです。
俺はそのAさんに、「海外旅行とかやったことないんすよ」と話する機会があって、するとAさんは「ならフィリピンくるか?入門としては最適だぞw」ということで、俺はそのAさんが奥さんの里帰りに同行するとき、俺も連れて行ってもらうことにしたんです。
予算は飛行機代と小遣いで6万くらい持って行きましたが、現地でメシ、宿、移動の全部はAさんが持ってくれるのでかなり安くつきました。
移動中、Aさんはフィリピンではかなり日本人はモテるらしく(もちろん金目当てで)けど、声かけてきた変なねーちゃんとこついていくなよw って忠告はされていたのですが、それ絡みでここまで考えさせられる出来事に遭遇してしまうとはその時は思っても見ませんでした。
そして僕たちはフィリピンの空港につくと、そのまま車でD都市まで向かったのです。そしてD都市までは普通に海外旅行気分だったのですが、そこからさらにR湾というエリアの一体に向かったのですが、このあたりから風景が、、途上国!っていう感じになってくるんですね。
まだ空港やD都市くらいなら普通に外人とかウヨウヨいたのですが、このR湾のとこまでくると、あちこち現地民しかいないんです。ま、都会は金持ち、田舎は貧乏っていうのはどの国も同じなのかもしれませんけどね。
そして僕達はAさんの奥さんの実家である住まいに到着するのですが、そうしたら4歳~1?歳くらいの男女の数名がいきなりAさんや俺に群がってくるんです。
みんなAさんの親戚や、あるいはその近所の子。というのでした。ただしかし、俺の中でのフィリピン人 しかも貧困エリアの子っていうイメージは、無知ゆえの失礼な先入観ですが、全員が全員、ろくに服とか来ておらず、肌も浅黒く、そんなイメージをしてたのですが、貧困エリアといっても最低限のインフラは整っているらしく、別に汚らしい感じはありませんでした。
むしろ、どの子も目がクリクリしてて可愛いし、とくに女の子に至っては普通に髪もキレイだし、太ってる子とかもいないし。普通に成長したらキレイになるんだろうな。っていう子ばかりでした。
そして俺はAさんの家のハナレを案内され、(さすがにAさん夫婦の生活空間に侵入する訳にはいかず)俺はハナレに荷物を置いていたら、やはり見慣れたAさんより、俺のとこに興味が沸くのか、子供がついてくるんですね。
そしてこのハナレも勝手知ったる我が家なのか、勝手に上がり込んだり、頼んでもないのに、「ふとんはここにある」「トイレはここよ」という感じで案内されたり。ま、それはそれで楽しかったですけどねw
そしてAさんの奥さんの家にいって食事に招待され、その日は疲れていたのでなにをする事もなく、(Aさんが忙しそうにしてたので)俺は子供達とハナレの小屋で遊ぶことにしたんです。
するとあっという間に時間は過ぎて言って、こっちも疲れてるし、そろそろ寝るわ。って事でふとんを引き始めたら、おそらく「今日、お兄ちゃんとねる!」みたいな事いってるんでしょうね。子供が家からマクラもってきたりするんですよ。
そしてまたハナレの小屋では、マクラ投げ大会みたいなのが始まってすぐには眠れない状態へ。
ただ、ここで先にお話しておきたいのが、マイカという少女の事です。あえて・・年齢はかきません。ただ、幼女とか、少女とかではないです。
このマイカは、この子供達のグループのまとめ役みたいな感じで一番の年長者でした。口数も少なく、いつも子供を陰ながら見ているお姉さん的な役割の子でした。
みためも可愛らしさと美しさの両方が見とれる感じできっと将来は美人になるんだろうなぁ。って感じの子です。
ただ一緒に遊んでいて、濃い紫のワンピースを着ていたのですが、ときおりパンチラさせたりする無邪気なところもあったり。というそんな感じでした。
ただ、このマイカは僕にとって人生観を変えさせてしまう・・・・行動にこの後出てくるのです。