はっきりいって、エミのことが好きなのか、エッチなことがしたいだけなのか分からないけど、あれ以来、僕はエミのことを追いかけた。初めてのセックス、初めての射精。まだ小6のガキが味わった、何から何まで初めての、強烈な体験と快感に、もう一度やりたいと思っても不思議はないと思う。ただ、そういう相手はエミしか考えられなかったわけだ。僕はクラスの皆の視線なんかお構い無しに、事ある毎に、エミに話しかけた。でも、エミは全く無視!以前なら「ブスの癖に何お高く留まっとんねん!」と、心の中で叫んでたと思うけど、それが可愛いツンデレ女子に見えてしまうのはなぜだ?学校でダメならと、放課後に家の前まで行ったことも何度もあった。夕方、柔道教室帰りのエミが僕に気づくと、慌てて家の中に逃げ込む。そんな日の翌日は、教室でリカかナナが僕のところに来て、「迷惑やから、家まで来んといてよ」と伝えに来る。それも、何度も続くと、リカもナナも面倒になってきて、伝言ではなく、『ボケ!』とか『ヘンタイ!』とかのメモ書きが机に置いてあるようになった。(ちなみに、あの頃はストーカーという言葉はなかった)あの日から2か月経っても進展はなかった。よくそんなに怒りを持続できるもんだ。全く、女の子の執念は恐ろしい。僕は家の仏壇や近所の神社にもお詣りして、エミとの交際(内容はエッチな遊び)が叶うようにとお願いした。「神様、エミちゃんとまたエッチなことができるなら、死んでもいいです!」あれ以来覚えて日課になってたオナニーも、「我慢します!」と、神様に誓った。オナ禁の誓いが神様に届いたのか、良くないものがチンコに溜まり出して10日ほど。夏休みに入って間もなくの頃だった。エミが夏休み中、午前中は毎日柔道の練習に行っているとの情報を掴んで、僕はお昼前にエミの家の前で待ち伏せをしていた。そんな行為は、好きな子に対しては普通にアリな行動だった。炎天下で1時間以上待って、ようやくエミが帰ってきた。でも、僕の方をちらっとみて、急ぎ足で門のところに逃げていく。「エミちゃん……」今日こそはと、声をかけたけど、喉がカラカラでかすれて変になった。エミは僕の方に振り返ると、開いた門に手をかけたまま、門の中の方に首を振った。それで、僕は急いで門の中に飛び込んだ。エミは黙って門を閉めると鞄の中から家の鍵を取り出した。門から玄関までは、階段を二段上がって、タイル張りの小さなポーチがあるだけ。エミは玄関の鍵を開けると、ドアを開いてそのまま手で押さえていた。僕はエミの横をすり抜けて、家の中に入った。家の中は誰もいないみたいだった。僕は家の中の空気を思いっきり吸い込んだ。エミの部屋は二階にあった。急な階段を昇るとき、エミがスカートの中を気にする風もなかったので、生のパンツを見ることができた。仲が良ければ手を伸ばすことができそうな、プルンとした張りのあるお尻が、遠くに感じる。部屋にはベッドや学習机が置いてあったけど、エミは部屋の真ん中に敷いてある夏物のラグの方を手で示したので、そこに腰を下ろした。エミも向かい側に座る。僕は緊張してて、正座。エミは膝を崩して、お尻をラグにペタンとつけてる、女の子座り。そんなに広い部屋ではないので、お互いの膝の距離は30センチぐらいしかない。こんなに近くでエミを見るのはあの日以来だ。相変わらず、不機嫌な顔で黙って視線を反らしてる。白のTシャツの下に、きょうはちゃんと着けているのか、ブラのラインが透けて見える。スカートの裾からは10センチぐらい膝小僧が覗いてて、そのすぐ奥にさっき階段で見えてたピンクの水玉模様のパンツがあるのかと思うと緊張感が増してくる。何から話したらいいのかわからず、エミも黙ったままなので、仕方なく、僕は土下座した。「ごめん」頭を下げたら、おでこがエミの膝にぶつかる。でも、エミは避けようとしないので、僕の方が少し頭を斜めにした。しばらくして頭をあげたら、エミは顔を背けたまま頬っぺたを膨らませていた。「エミちゃん、あのときはゴメンね。僕、女の子のこと、よくわかんなくて、つい夢中になってしまって……」あれから色々調べて、女の子のことも勉強した。女の子は初めてのセックスでは酷く痛いもので、出血もあると知った。エミには出血はなかったけど。ひたすら謝り続けて、膝の上にあったエミの手を取った。手は避けなかったけど、表情は憮然としたまんま。「エミちゃん……」握った手を振って訴えたら、こちらに顔を向けて、睨まれた。
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歌が聴こえる。巨大蜘蛛に栄養たっぷりの体液を三回続けて吸われて、干からびそうになった僕のために、冷蔵庫に入ってるポカリスエットを取りに行ってくれた優しいエミの歌声。人生楽ありゃ苦もあるさ。あれは水戸黄門のテーマだ。学校でも、こんな上機嫌のエミは見たことない。僕はエミのベッドで大の字になって水分補給を待っていた。頭を上げたら、ぐったりしたチンコが目に入る。こいつは三回目が終わって力尽きた。もし、あの後チンコが復活してたら、今ごろ僕は間違いなく殺されてた。死因「エッチ死」犯人「ヤマムラエミコ」凶器「マンコ」ああ、役に立たなくてよかった!ホッとしたのも束の間、エミが階段を上がってきた。部屋のドアを少し開けて、そこから顔だけひょっこり出した。「お・ま・た・せ」慣れないウインクで、両目を瞑った。可愛く作った声で、とっても似合わない。部屋に入ってきたエミは、もちろん部屋を出ていったときとおんなじで、素っ裸だった。まず目がいったのは、ふさふさのマンコでも、プルんとしたオッパイでもなく、手に持ってる飲み物。何かのビンを二本持ってる。「もう、あんまりジッと見んといてよぉ。恥ずかしいやんかぁ……」ベッドに近づきながら、照れ臭そうに頬を染めて、腰をくねらせる。普段からそんな態度なら、もうちょっと男子に人気も出そうだけど、急にされてもなんか不気味。手にしてたビンの一本を、僕の頬っぺたに押し付けた。「ひゃあ!」冷たくて気持ちいいけど、オロナミンC。「ポカリよりこっちの方が元気ハツラツやろ?」エミは微笑みながら僕の横に腰掛けて、オロナミンCをポンッと開けると、グイッと一気に飲み干した。エミちゃん、僕は元気より水気が欲しいの!「ヨシダくんは、元気より色気の方がいいんでしょ?」エミがプルんとオッパイを揺らした。頭を冷やしたくて、オロナミンCを開けた。炭酸が喉に気持ちいい。空になったビンを、エミが受け取って、自分のビンと並べてベッドの足元に置いた。一息ついたら、疲れてるのか、お昼寝したくなってくる。大あくびをしたら、エミが笑う。「寝むなったん?」「ふぁあ……」返事とあくびが被った。目を瞑ったら、エミがチンコを触ってきた。「こっちのヨシダくんも寝てるね」くたっとなったチンコを遠慮なく、くにゅくにゅ摘まむ。薄目を開けた見たら、エミがチンコに顔を近づけてた。さすがに休憩してたので、チンコに余裕があって、だんだん復活してきた。「あ、起きてきたね」嬉しそうにチンコに「オハヨー」って話しかけてる。完全に立ち直ったチンコの皮をつるんと捲られた。「ヨシダくんのオチンチンは、可愛いね……」「えっ? カワイイ?」そんなこと思ったこともなかった。エミがチンコに頬を寄せるようにして、皮を被せてはツルンと捲り、また被せては捲るのを繰り返す。「柔道教室でな、男の子は道場の隅っこで着替えるんやけど、先生がおらんかったら、わざと見せる子がおるねん」まあ、男としては、分かる気がする。「中学の子なんか、暑い暑いってパンツ脱いで下敷きで扇いだり、大人みたいのをおっきくしたりして、くっ付けに来るねん」エミは不機嫌にチンコをしごく手に力を入れた。「ちっちゃい女の子なんかは、ワケわからんと笑うから、男子が調子に乗るんよ!」「てっ!」いきなりギュッて握りつぶされそうになった。エミの握力はきっと僕の二倍以上はある。「あっ、ゴメン」慌てて、動きをソフトに戻してくれた。「で、そんでな、夏休みに合宿練習があるんやけど、毎年、男子がエッチなことにしてくるから……」なんでも、その合宿では、毎年、翌年中学に上がる6年の女子が、中学で柔道部に入ってる男子から、二人っきりで秘密の練習をさせられるそうで、それがすごいエッチなことらしい。中学生の男子は、力も強いし、中学に行ったら先輩になるわけで、逆らえないんだそうだ。「そやから、変なことされる前に、ヨシダくんと仲良くしたかったの」僕は、まさかエミのことでヤキモチを焼くことになるなんて、思ってもみなかった。「オマエ! そんな合宿行くなよ!」思わず怒鳴ったら、エミがビックリしてチンコを扱く手を止めた。「ゴメン…… でも、最後の合宿やし、友達もいてるから……」
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