もうだいぶ昔の夏
叔父の奥さんがなくなったとのことで、何年かぶりに
親の実家へいった時の事
叔父には5年生の娘がいた。
その時10歳だったか11歳になっていたかは覚えてないが、
母親を亡くしてかなり落ち込んでいた
もともと物静かな子で、弔問客のあいさつの時以外は
隅っこで椅子の上で膝を抱えて座っていた
従妹とは毎年夏冬に本家であっていたので多少知った仲だが、
叔父夫婦とは大して交流がなく、香典を渡し挨拶を
済ませると、早々に手持無沙汰になった
うちの田舎の通夜や葬儀は、遺体の保存と火葬場への移動以外
ほとんど業者は入らずほぼ遺族の親族が自分たちで執り行うので、
本来、一族はとても忙しい
午前中早くから坊さんが来て、午後は弔問客の対応で
深夜まで働き詰めになる。
が、自分はといえばしきたりと全く判らず、手伝うにも
かえって邪魔になるような始末。
叔父の娘、つまり従妹も役には立たないが、状況的に
放置するのもよろしくないということで、
手の空いている自分が従妹の面倒を見ることになった
とはいえ、その年ごろの女の子とどう絡めばいいのか
わからない
正確には分からないわけではないが、親を亡くした子供に
どう声をかけたものか見当もつかなかったし、そもそも
テレビくらいしか娯楽のない家にいても仕方なかったので
叔父の車を借りて出かけることにした
車好きの叔父の車は古いアメ車で、一度運転してみたかったので
ちょうどいい。
当時自分は大学2年生だったが免許は持っており、普段運転も
していたためか、叔父に事情を話すと快く車を貸してくれた。
従妹は家を出ることを少し渋ったが、結局ついてくることになった
彼女をのせて車で片道1時間半の市街地へ向かった
叔父の趣味の洋楽のカセットをかけながら走っていたが、
何をしようか全く思いつかなない
とりあえず山道の途中の退避所に車を止めて考えていると、
従妹が泣いていることに気が付いた。
ただでさえどう扱えばいいのか判らないうえに泣かれてしまっては…
とりあえず、頭でも撫でればいいだろうかと彼女のほうを見たとき、
思わず目を奪われた
従妹は5年生にしてはやや小柄でほっそりしており、夏でも色白だった
ジャンパースカートに白い襟のボレロの喪服、黒いタイツに黒い革靴
という姿で、肩までの髪に、黒いリボンをつけていた
その時までは何とも思わなかったが、握りしめたスカートの裾から覗く
黒タイツの太ももや襟から見えるうなじ、静かに泣く姿が、元から
少女嗜好だった自分には妙にエロく見えてしまった。
おもむろに頭を撫でてみると、少し驚いたようだったが抵抗せず
頬をなでて親指で涙をぬぐっても、背中に手を当ててもされるがままに
なっていた
意を決して右手を太ももに置いてみると、少し体が硬くなったものの
やはり抵抗せずに受け入れていた
足の間に手を伸ばそうと思ったが、思い直して車を出し、街へ向かった
この時点でいたずらはするつもりだったが、町で準備を整えてからのほうが
良いと考えたのだ
町は高校2年まで住んでいたので、どんな店があるかはわかっていた
映画館へ行って時間を確認し、まずアダルトグッズを扱っている店へ向かった
あえて従妹を連れて入り、従妹の体格でも使えそうなものを見繕った
連れて入るには明らかに従妹は幼いが、当時は面倒なことはあえて
深くは追及しないところが多かった
次にホームセンターと薬局に寄り、食事をしたあとで映画館へ向かう
映画館はいわゆるポルノ映画だ
年齢確認がザルなことは高校時代に確認済みだが、さすがに年齢確認を
されたらどうするか、やや緊張しながら向かったものの大人2枚のチケットで
すんなり入ることができた
女性OKのほうとはいえ、独特すぎるにおいが充満して少し気分が悪くなった
映画は人妻ものだったか何だったか
これからの計画を立てるのに必死で内容は見ていなかった
見ている間、従妹の手は握っていた
人は少なかったが、観客のおっさんたちには好奇の目で見られていた
終わった後、映画館を出ると従妹の顔は紅潮し、汗ばんでいた
車へ戻り、次の目的地へ向かう
雰囲気作りはしたがこちらの意図も伝わったはずで、警戒している
彼女に対しどう出るべきかを考えていた
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長くなりました 続きはまた後日
続きもこんな感じで書いていいものでしょうか
登場人物の仮の名前とか、セリフとか入れたほうが
伝わりやすいでしょうか
もっとも、会話の詳細などは覚えていませんが…