す「よく来てくれたね!」僕が精一杯の笑顔で語りかけると、彼女はベコリと他人行儀に頭を下げた。僕はひどく混乱して、次の言葉が出てこなかった。すると彼女が「先生のうち、どっちですか?」と聞いたのて、やっと「あ、こっち」と返して、ようやく先に立って歩き出した。アパートに着き、低いテーブルの前に座らせても、彼女は俯いたまま黙りこくったまま。僕は思い切って「どうしたの?」と聞いてみた。「先生、あたしのこと好き?」「もちろん!本気で愛してるよ!」「……先生みたいな人のこと、ロリコンって言うんですよね?」僕は絶句した。たしかに僕にはその自覚があった。だからこそ、女子学園の教師になるのは不安だったのだ。だがまさか、当の少女から、面と向かって指摘されるとは思ってもみなかった。「そうだね。そう言われても仕方ないかもしれない。でも僕は…」「そういう人って…」りおが僕の言葉を遮った。「女の子が子供の内はいいけど、大人になると、興味がなくなっちゃうって…」僕は、『これか!』と思った。どこでそんな話を聞いたのか分からないが、彼女の憂鬱の原因は、この事だったのた。僕はすぐにでも反駁し、『そんなことはない。僕たちに限って…』と叫びたかった。しかし、そんな空虚な言葉では、とても彼女を納得させられなかっただろう。自分だって、よく分からなかったのだ。「確かに、僕もそういう話を聞いたことがある。でも僕が、自分にそういう傾向があることに気づいたのはまだ最近のことなんだ。だから…正直、よく分からない。」僕はなるべく誤魔化さず、ありのままを彼女に伝えようと努めた。「けど、少なくとも僕はこれまでに、普通に同世代の女性と恋愛したこともあるし、セックスの経験もある。勿論、大人の女性とだ。」僕がそういうと、少しだけりおの表情が和らいだ気がした。しかしまだ、黙って俯いたままだった。長い沈黙のあと、ふいにりおが立ち上がり、僕の背後にあったベッドの上に座り、ブラウスのリボンを外した。ブレザーを脱いでベッドの下に置き、ブラウスのボタンを一つづつ外して行く。その手が、遠目からでも分かるほど、震えていた。僕は彼女の横に腰掛け、細い両手首を掴んだ。「いいの?」彼女がコクンと頷く。りおはさっきの説明で納得したのか?僕はまだ釈然としない思いだったが、いずれにしろこれ以上彼女を放っておくことはできない。僕は彼女に代わって、ボタンを下まで外し、ブラウスの前を広げた。そこに現れたのは…ピンクのレースで上品に飾られた、少女用のブラジャー。カップはなく、柔らかそうな三角の布が、りおの育ち盛りの乳房を優しく包んでいた。「かわいい…」思わず口を突いて出た。「やだ先生!胸がかわいいって…暖ちっちゃいって言ってるのと同じだよ?」りおが少し怒った顔で抗議した。僕は思わず『小さいおっぱいが好き』と言いそうになったが、そんなことを言ったらさっきのりおの不安を再燃させそうだった。「あ、ちがうよ暖暖ブラが…とても可愛らしいなって暖暖すごく似合ってるよ」そう言うとりおは照れて「でもこれ、校則違反ですよね暖学校にはして行けない…」と言った。彼女の言う通り学園には、制服は勿論、ブラウスや靴下、それに上下の下着のデザイン、素材、色まで、男性教師が読み上げたらセクハラになるような細かい校則があった。「こんな美しいブラが違反とはおかしいな。校則の改正を
...省略されました。