遥か昔の話であり、時効であり、フィクションです。
その頃は「パパ活」という言葉もなく、SNSもあったかどうかも分からない時代。
僕は二十歳を越えても童貞だったうえに、恥ずかしながら包茎だったので風俗へ行くこともプライドが邪魔をし、どちらも知られるのが嫌で女性とお付き合いすることがありませんでした。
性欲が弱かったわけではありません。むしろ強い方だと思われ、小学生の頃オナニーに目覚めてから週に4,5回は繰り返しやってきました。
そんな僕が女性に触れることもないまま大人になったなんて、よく爆発せずに生きていけたと今でも思います。
それでも本物の女性に触れたい願望が抑えきれなくなった頃、僕は援助交際という手段を知ってしまったのです。今で言うパパ活です。
遥か昔の話なので、なぜそうなったかは覚えてないのですが、「カラオケで触るだけ」の条件で待ち合わせをすることになりました。
触るだけ。風俗でもそういうのがあるか分かりませんが、個人交渉の援助交際では自分に都合の良い内容で会うことが出来ます。この条件なら、女性に慣れていないことがバレずに済み、包茎を見られることがないと僕は思ったのです!
待ち合わせに現れたのは、貧乳で背の小さな女の子。(当時は相手の年齢を気にしてませんでしたが高2だったような……)
「初めまして。本当に触るだけでそんなに貰えるのですか?」
「はい、事前に決めた通りですよ。見るぐらいはいいですか?」
「もちろん、見せるぐらいは全然大丈夫です!」
最初にそんな会話をしたことを覚えてます。
相手も金銭ありの待ち合わせが初めてだったらしく、お互い相場も分からない状態でした。
そんなことより僕は見せてもらえることに興奮していました。
動画や画像ではなく、女性の裸を生で見るなんて、修学旅行にクラスの男子で女風呂を覗きに行った時だけでしたので。
「どうすればいいでしょうか?」
カラオケに着くと彼女はそう尋ねてきました。
童貞の僕がうまくリードできず、どうしていいのか分からない空気になったのだと思います。
「じゃ、じゃあまずは見せてもらっていいですか?」
「分かりました……。こ、こうでしょうか?」
ミニスカートで来ていた彼女は、M字開脚でソファーの上に座ります。
こんなにちゃんと女性の下着を見たのは初めてでした。パンチラどころかパンモロ!
本当はもっと顔を近づけてじっくり見たかったのですが、僕は年下の女の子を前に、大人ぶって距離をとったまま観察しました。
「中も見せてもらっていいですか?」
もしかしたら声が震えていたかもしれませんが、僕は思い切ってそう言いました。
「いいですが、どうすれば……?」
「下着を横にズラして、指で広げてください」
「え!? 下着を横にズラすのですか? そんなのやったことないのですが……、こんな感じでしょうか……?」
彼女は僕に言われた通り、左手で下着を横にズラして、アソコを右手の人差し指と中指で広げました。
お金を貰えるからでしょうか、初めてなのにしっかりと奥まで見えるような広げ方です。
僕の視界に女性の神秘が入ってきます。
インターネットでしか見たことない、モザイクの掛かっていない秘部。
初めて見たあの高揚感は今でも忘れません。
誰も見てなければ踊りだしたい気分でした。このままオナニーを始めれば、数回擦っただけで射精しそうです。
今日初めて会った女の子が、僕に見せるためにアソコを広げている。こんな興奮することがあるでしょうか。
僕は彼女の顔とアソコを交互に見比べます。
(この顔にこのマ○コが付いているのか。すげえぇぇぇぇっ!!)
初めて見たことを悟られないように、僕は平静を装って話を続けます。
「触っていいですか?」
「はい……」
返事を確認すると、彼女に近づき、ソファーの前で僕は跪きました。
目の前に指で広げられたアソコ!!
もう視線は釘付けでした。彼女のアソコから目を離すことはありません。
それから僕はゆっくりと膣に指を入れました。
いきなりかよ! と思うかもしれませんが、経験も知識も乏しい僕はクリトリスを触ることをしませんでした。
あの時は指を入れることだけしか、することが思い浮かんでなかったと思います。
指を入れて、締め付けられる感触を楽しみながらピストンさせる。
AVで見た光景を僕がやるなんて信じられない気持ちでした。
触られる彼女の様子を見る余裕もなかったので、もしかしたらいきなりで痛がっていたかもしれません。
そんなことも想像できない童貞の僕は、彼女のアソコに自分の指が入ったり出たりするところを夢中で楽しみます。
今なら女性が気持ち良くなるよう試みますが、その時はどこでやめていいか分からず数分で指を抜き、
「ありがとうございました、楽しめました!」
と彼女に伝えました。
「え? もういいんですか?」
彼女は脚を閉じ座り直します。
「はい、充分楽しめました。君のアソコを触れて良かったです。あっ……、もう一回だけ見せてもらっていいですか?」
「はい、大丈夫です」
また彼女は脚をソファーに乗せ、指で広げてくれます。
やっぱりメチャクチャ興奮する光景で、そのままシコれたらどれだけ満足できるか。
僕はもう一度お礼を言うと、お金を渡して解散しました。
何とも情けなく恥ずかしい経験です。とても知り合いに話すことはできません。
ただ、これを機に、僕のパパ活生活が始まったので、体験談として書かせていただきました。
もし当時の僕のような、大人になっても童貞で女性に慣れていない方がいましたら、オナクラあたりから始めるのをお勧めします。
それも踏み出せない時は、僕と同じスタートを切ってもいいのかもしれませんが、素人相手は止められなくなるのでご注意ください。