小学校の修学旅行のことでした。行き先は日光でした。2日めに
戦場ヶ原へのハイキングが含まれていました。事件はそのとき、起こ
りました。
僕たちの学校は、1組から6組まであるようなマンモス学校。そして、
休憩場所のトイレは、小さなものがひとつ。当然のことながら、女子
トイレの前には長蛇の列が出来ました。男子トイレのボックスにも
侵略してきたので、僕ら男子は、みんなそのへんでしちゃいました。
僕たちのクラスの先生は、名前は伏せますけど、O橋Y美子先生と
いいます。なんとなく伏せ字にしても、わかってしまいそうですけど、
まあいいです。大学を卒業したばかりで、きれいな女性でした。で、
O橋先生は、女子トイレの長蛇の列を見て、なぜか、かなり焦って
いました。そして、他の先生に声をかけ、僕たちの相手をたのむと、
さりげなく姿を消しました。
でも、僕はめざとく先生の行動を見ていました。そして、あとを
つけてしまったのです。そのときの僕は、先生のせっぱつまった事情
なんか、全然、想像できませんでした。はい、僕はバカです。
先生は、人目につかない林のなかで、スカートをひろげてすわりこみ
ました。それを見て、僕は、後ろからそっと忍びよりました。そして、
「わっ!」
と言って、先生の背中を押しました。
先生は、びくっとして、腰を浮かしました。先生は、ひざの下まで
パンツを下ろしていました。僕は、そのとき初めて、(あ、先生は、
おしっこをしていたんだ!)ということを理解しました。
悪いことに、先生がすわっていたところは、つま先が下がった傾斜地
でした。で、先生はバランスを崩してしまったのです。とっさに手を
前につきましたが、パンツが邪魔になって、両足をすすめることが
できません。それでどうなったかというと、ごろん、と前に倒れてしま
ったのです。体操の前転のようなかたちです。いや、どちらかというと、
柔道の前まわり受け身でしょうか。
とにかく、パンツを下ろして、おしっこを放出したまま、前に一回転
したものだから、先生のおしっこも、きれいな放物線を描いて、ぐるん、
と一回転しました。僕はそれを見て、(あ、きれいだな。)と思いました。
それとともに、先生のあそこが、全部見えました。先生のあそこは毛に
おおわれていました。そして、左右にわれた大陰唇のあいだから、ピンク
のとんがった部分が出ているのまで、全部見えちゃいました。
先生は、あわてて起きあがりました。そして、とりあえず服にかからない
ようにして、おしっこを全部、放出しました。
先生は、おしっこが終わっても、うつむいたまま動けませんでした。
そして、「くすん、くすん。」と、泣き出してしまったのです。パンツを
膝までおろしたまま。僕は、その様子をみて、(あ、先生、かわいい)と
思いました。
僕は、急いで周囲に誰もいないのを確認して、リュックのなかから、
タオルを取りだし、先生の服とからだについたおしっこを、一生懸命拭い
て、きれいにしました。そして、先生をうながして立たせました。先生は、
パンツを下ろしたまま、ぼーっと立ちあがりました。まだ泣いています。
僕は、
「先生、ごめん。泣かないで。ひとに気づかれちゃう。」
と言って、ティッシュを3枚、先生に持たせました。先生は、それで
もぞもぞとあそこを拭くと、ようやくパンツをはいてくれました。僕は、
とりあえず、ほっとしました。
そして、さらにハンカチを出して、先生のトレーナーに付いたおしっこ
を拭き取りました。(タオルとハンカチが、先生のおしっこだらけになっ
ちゃったな)と思いましたが、(それはそれで、いいかも)とも思いまし
た。そして、僕は、
「先生、ごめんなさい。僕、まさか、おしっこしているなんて思わなくて。」
と言って、謝りました。先生は、ちょっと考えこんでいましたが、いきなり
「こいつぅ!」
と言って、僕をぎゅっと抱きしめました。そして、「あははは。」と笑いま
した。(先生のその笑いによって、僕はずいぶん救われた感じがします。
もし、あのとき先生に叱られたりしたら、一生、女の人に対するひけめと
恐怖感が、消えなかったと思います)
先生は、ちょっとまじめな顔になって、
「絶対、誰にも言っちゃだめよ。ふたりだけの秘密だからね!」
と言いました。僕は、深くうなずきました。先生は、僕の手をぎゅっと
握り、にこっと笑ってくれました。そして、みんなのところに急いで
戻っていきました。
O橋先生、あれから30年経過しました。僕、誓って、あのことは、
誰にも言いませんでしたよ。ずっと、僕の胸だけにしまっておいた秘密
です。でも、30年間、誰かに言いたくて言いたくて、仕方がなかった
ことも事実です。だから、今日はじめて、ここで告白しちゃいました。
ごめんなさい。
それとO橋先生。もうひとつ、謝りたいことがあります。僕、あの
日の夜、鬼怒川観光ホテルのトイレで、先生のおしっこがしみこんだ
タオルの臭いをかぎながら、オナニーをしました。ものすごい罪悪感
を感じました。でも、強烈な快感でした。あれ以来、僕は女性のおし
っこが、好きで好きで、たまらなくなりました。でも、これは先生の
せいではありません。
最後に。僕、あの時以来、ずっとO橋先生のことが好きでした。
P.S.
プールの時間、O橋先生は、自分だけいち早く、更衣室で着替えて、
男子が着替えている教室に入ってきましたね。そして、「男らしく、
タオルなんか巻かないで着替えなさい!」とか言っておられました。
それで、しぶしぶタオルを巻かないで着替えると、O橋先生はにやにや
笑いながら、見ておられました。今にして思うと、O橋先生はショタコン
ではなかったのか、との疑惑を持っております。