「あんちゃん体力ないもんね」
一発終えた賢者モードの中、唐突にSが言う。
Sは4月から女子大に入学したが、大学の友人の彼氏たちは皆20歳前で、
2時間の休憩で少なくとも3回、猛者は5回こなすという。
アラサーの身としては2回がせいぜいである。
「なんだ、もっといっぱいしたいのか?」
「うん」
「じゃあ、今度の生理予定日の直前の日曜なら、体力の限界に挑戦してもい
いよ」
「部活はどうするの?」
「そろそろシーズンオフだから休みにする」
次の日曜日、9時にSの自宅近くに迎えに行く。9時半にアパートに着き、
部屋に入るとそのままキスをしながらブラのホックを外す。Tシャツと一緒に
脱がせ、乳首をなめながらジーンズのボタンを外す。
下半身もまとめて脱がせ、股間に手をやるとすでにぐっしょりだ。
「もうこんなに濡れてる。すぐに入れる? あとにする?」
「すぐに入れて」
Sは横になって足を開き膝を立てる。
「なんて言うの?」
「ちんちん入れて」
「よくできました」
Sのマンコは愛液が豊富で、摩擦感には欠けるが入れるとすぐに子宮が下がっ
てくる。奥に当たる感じはなかなか具合がいい。
「とても二ヶ月前まで処女だったとは思えない上達ぶりだね」
「あんちゃんの教え方が授業と同じで上手いんだよ」
「最初は入れるのにあんなに苦労したのにね」
Sは奥を突かれるのが気持ちいいという。
「貯まっているから一回出すよ」
「中に……、中に出して……。精子ちょうだい……、一番奥に……。」
子宮口に亀頭を当てて思い切り射精する。
「ああ……、子宮の中に精子が当たる……。ああ…。」
「子宮の中がちゃぷちゃぷしてる」
「いっぱい出たからな」
時計を見るとまだ10時前だ。
「部屋に入って2分でもう入ってるのもすごいよね」
「車に乗ったときから濡れてたもん」
「夕方までならあと5回、夜までなら7回くらいはできそうだよ」
「期待してるね」
Sはキスをしながら乗っかってくる。昼飯前にあと2回だな、と思いながら頭
をなでる。