塾の友達と公園で駄弁った帰りに偶然見知らぬマンションに入る兄を見かけてビックリした!
学区外の友達だったから自宅からはけっこう離れている地域だった。
その兄が三階の角部屋に入るのがかろうじて見えた。
その頃高校生の兄とは家族の目を盗んでいけない遊びに耽っていた。
その晩も親が遅いのがわかっていたから、一緒にお風呂に入り、兄の部屋で裸でイチャついた挙げ句にフェラチオしたら精液の量が極端に少なかった。
あのマンションを訪ねたのは女がいるからだと思ったが、その時は聞いてはいけない気がして黙っていた。
それから私はその友達のところに行く時は、なんとなくマンションに立ち寄るようになった。
それから2ヶ月位した時だったか…
スーパーの袋を抱えた女性がマンションに入るのとバッティングした。
私は少し気になってどこの部屋に入るのか確認してみる気になって見ていた。
そしたら、ビンゴでした。
おそらく三十前後の年齢。
かっちりしたスーツ姿だったけど、はりつめた体はけっこうエロチックな気配を感じさせた。
もっとも先入観もあるだろうけど。
なんか派手さはないんだけどエロッちいなあと思った。
そしてその翌年、私は中学生になった。
体育館でクラスの担任が紹介された時には気づかなかったけど、クラスでの挨拶時には気づいた!
あのマンションの女性じゃないかと…
心なしか私に向ける視線まで意味深に感じてくるから困った。
家に帰り兄に担任が誰になったか聞かれて答えたら、一瞬言葉につまってからちょっと自嘲気味に笑った。
兄の担任にはなったことはないが、クラブの顧問だったらしい。
私は兄と担任のただならぬ仲を確信した。
私は裸で仰向けに寝そべる兄の上に四つん這いで覆い被さり、声を押し殺して尋ねた。
「ねぇ……私知ってるんだ…お兄ちゃんと先生、セックスしてるでしょ?」
私はことの顛末を全て打ち明け、黙認する代わりに全て打ち明けるように頼んだ。