なんとしても自分の顧問をしてるクラブに入れたかった。
うまいこと担任にもなれたから接点はできたし、人参を鼻先にぶら下げて勧誘できた時は内心狂喜乱舞でした。
彼は初等部の頃からたまに見かけて琴線に触れた珍しい生徒だった。
一見なよっとしておとなしそうに見えるけど、初等部の水泳大会で見たカラダはなかなか引き締まっていてキレイだった。
あの淡いピンクの乳首…
反則でしょ…
少し話をする機会があったから尋ねたら、三年生の時からスイミングクラブに通っているという。
私は筋肉をチェックする振りをしてカラダを触った。
「中等部に来たらウチに入りなさい」
彼の股関の膨らみが増したような気がした。
一通りバタフライまでマスターし、タイムを競う事に興味がないからと部に入るのに難色を示した彼に私は言いました。
「じゃあ、記録係りでもいいわよ、それなら毎日出なくてもいいし。泳ぎたい時は泳いでもいい」
我が校は運動部と文化部に入らなくてはならない。
運動部に入ってる者だけは文化部に入る事を免除されるのだ。
彼は了承してくれた。
私は完全に女子部と化している水泳部の女帝と陰口を叩かれるような、典型的な体育会系女教師だ。
トップクラスには入れても本当に突き出たトップにはなれないと実業団の誘いを断り教師になった。
結果を出さないアスリートの末路は寂しいものなのはさんざん見てきたから。
そこそこ強豪校に招かれ体育教師としてもベテランになりつつある三十代初め。
私は安定と欲望を秤にかけ、結果欲望に負けた。
私をその気にさせた要因として、彼が私を女性として意識しているのがわかったのが大きい。
私は中3になればかなりアスリート体型に変貌してくる最上級生よりさらに体格がいい。
ガッチリした肩幅に厚い胸板。
弛みのないお腹と引き締まったお尻だけは同年代の女性からも羨ましがられるが、いわゆるマッチョなのだ。
これは選手時代は武器でも女性として鏡を眺めてると、たくましすぎてコンプレックスに思うのだ。
だから、その生徒の羨望の眼差しがやけに眩しかった。
私は彼が入学してから、彼を思ってオナニーしない日はなかった。
一部生徒からはなんか贔屓されてない?
的な呟きもあったらしい。
ただ、彼的には自慢にはならないだろうが…
私は可能な色仕掛けで餌を撒き散らしては時期を伺い、最後は強引な直球で攻めた。
私は練習中は水着は着てもジャージなどを羽織っている。
だが、彼がいる時はモロに水着になった。
その辺が他の部員に怪しまれた原因かもしれない。
ただ、彼が私みたいな中年女に食指を動かすとは思ってないのか、深刻な噂話には発展しなかった。
男子がいるから何を色気づいて水着になってるの…(練習用の超ハイレグ)
そう思われるくらいは想定内だ。
彼にも勘づいてほしいのだから。
それから練習がない日に彼を呼び出し、私は彼にマッサージを手伝ってもらう事に成功した。
「長年の選手生活でガタがきてるの…」
部員を私物化してるのがわかったら大変!
他の部員には内緒にしてくれる?…
私のカラダに興味がある子なら役得なはずで、向こうからしてもお望み通りなはずだ。
報酬がジュースから食事になり我が家にも呼べる口実ができる。
こうして私は彼を私の城に引きづりこむ事に成功した。
家の私のベッドの上でうつ伏せの私に股がり腰を押す彼の男根が膨張してるのが最高に心地よい…
彼もここまで来ると予感はあっただろうし、それを隠そうともしてなかった。
お尻とお尻もずっとぶつかりあってキスを交わす。
夕飯をウチで取ることになり、彼には家に電話もさせた。
電話を変わって挨拶した母親は当然他の部員もいると思っている。
「用意してる間にシャワー使いなさい。けっこうマッサージも重労働で汗かいたでしょ?」
夕飯は焼き肉にするつもりだから簡単な準備しかない。
五分くらい待ってからお風呂場に行った。
今日はTシャツにランパンだったから、立ち止まらずに三秒もかからず裸になり浴室の扉を開けた…
一瞬ハッとしたが、すぐに私の裸体に目が釘付けになった。
もしかしたら触ってたのかもしれない、すばやく股関を手で覆った。
「背中流してあげるわよ…」
完全に隠しきれてない性器が妙に隠微で生唾を飲み込むような感じになった。
何かが自分の中で弾けた。
「素敵よ…もう立派な大人ね」
私は彼の手を払い男根を見た。
ため息がもれそうなキレイな先端。
ズル剥けでしっかり陰毛も繁っている。
彼の男根は私のセリフにいちいち脈打ち、私は愛おしくてたまらず握りしめていた。
「本当に素敵。あなたが欲しくてたまらないわ…もうどうなってもいい…先生に何してもいいのよ」
最大級にセクシーに響くように訴えた。
この時は私の方が身長が高かった。
私は彼を包みこむように抱きしめると、彼もしゃかりきになってしがみついてくれた。
あの瞬間の感動って今でも特別なものとして残っている。
性に目覚めたての男子の精力のスゴさに最後はこっちが押され気味だった。
こんなの味わったら抜け出せる訳ない。
私は最後に送り届けたという設定の彼の母親と挨拶を交わしながら、帰ってからも高ぶりが収まりそうもないなと考えていた。
最初で最後でいいから、在学中は狂ったように愛しあいたい。
車を運転しながら言葉にしていた。
あんまり幸せだとつい独り言を言ってしまうの…