高校生の頃の体験談を書きます。
高2の時クラブの顧問と付き合ってました。
名前は高井まき(当時30歳)、未婚で彼氏はおらずサバサバした性格から男子部員の間では影でいきおくれとか無感情女とか呼ばれてました。
そんな顧問とそういう仲になったきっかけはクラブの練習中。
男子部員と顧問が口論になり、
うるさいババァ!とか、そんなんだから彼氏も出来ねぇんだよ!とか言われてました。
そこに自分が仲裁に入り結果男子部員に謝罪させたのがきっかけ。
その騒動があった数日後、体育館にある教官室(いつも体育の先生がいる部屋)に呼ばれました。
教官室に入ると顧問と数人の先生がいて、顧問の隣の机に座るように言われました。
顧問「この間はありがとう。ずっとお礼言おうと思っててんけど、なかなかタイミングが合わなくて。」
俺「あー、いいですよ。別に普通のことですし、悪いのはアイツらですから。」
他の先生「お、田中。(俺の名前)かっこえぇな!さすがモテ男は言うこと違うで(笑)」
俺「いやいや、全然モテてませんから(笑)」
みたいな会話をして他の先生は出て行き、顧問と俺の二人きりになった。
顧問は少し黙ったあと
顧問「影でいきおくれって呼ばれてんのは知ってんねん。でもさすがに面と向かって言われるとキツイな(笑)」
と言った。
顧問の顔を見るとちょっと涙ぐんでて、俺はビックリして慌てて
「俺は呼んでないですよ!」と言った。
ここからちょっと会話
顧問「知ってる。田中はいつも影ながら先生のことフォローしてくれてるもんな。感謝してんねんで。」
俺「いやべつにフォローなんて。思ってること言ってるだけです。
」
顧問「さすがモテ男はカッコいいな」
そう言った顧問の目からは涙がこぼれてて、無理して笑ってるみたいやった。
顧問「先生みたいな人フォローしてたらいろいろ敵も多いやろ?彼女とかになんか言われへん?」
俺「いやマジで彼女とかいませんから。おったらクラブせんと帰ってますよ(笑)」
顧問「おい!(笑)」
こんな感じでとにかく俺は顧問に泣き止んでほしくて時々ふざけながら会話をした。
しばらくの会話の後、
「田中のお陰で気分晴れたわ、ありがとう。田中みたいなんが彼氏やったらえぇのにな!」
と言うので俺が
「先生はもっとみんなの前で素を見せるといいですよ!普通にかわいいですもん。」