翌朝、私は何も考えずに、いつものお気に入りのスカートを履いて学校へ向かったA子との待ち合わせ場所に着くと、先生がいた久美子、おはよう、やはり久美子なら登校すると思ったよ先生はまたニヤニヤと嬉しそうに言ったそうか…普通なら学校に行けなくなるかもスカート捲りの餌食になったB子は、もう一週間も学校を休んでる…B子は、元気かな同じ塾に通っていたのでとても心配B子のことを考えながら、私は、先生ともA子とも目を合わせられずに、すたすたと学校へ急ぐ教室に着くと、一斉に男子達の視線を浴びる頭の中に、昨日の光景が思い浮かぶ久美ちゃん、今日の帰りは、あそこに行くから、必ず来いよ!男子のリーダー的な存在の俊夫(仮名)が私に言ったあそこ…それは、一部の男子と女子で作った、秘密基地…学校の裏の小道をススキを割けて進むと、突然現れる空き地空き地の奥に、石段を作り、事ある毎に、木の実などを拾い集め飾ってあるうん、放課後に行くね…私は、渋々頷く昨日、あんな事があったのに、あそこに行ったら、私はどうなるのだろうその日の授業は、先生も男子たちも、普段と何も変わらず淡々と過ぎたが、私はB子のことと昨日のお漏らしが頭から離れずにいた放課後、俊夫が私のランドセルを持ち、久美ちゃん、早くしろ、先生も待ってるから!え?先生も…何でだろう、先生があそこを知ってるなんて私は知らなかったすると、A子が私に、久美ちゃんごめんね先生に、あそこのこと言ったのは私なの…と、うっすら涙を浮かべているえー!ううん、Aちゃん!気にしないで!私も、先生に聞かれたら言っちゃうと思うし…などとやり取りしていると、俊夫がA子のランドセルを持ち、学(仮名)に渡す学は、クラスで一番小柄な男子で、よく使いっパシリにされているA子が、泣き出してしまい、私は俊夫に、もう止めてあげて…私がひとりであそこに行くから、A子のランドセル返して!俊夫は、ゲラゲラ笑い、A子のランドセルを返せと学に言ったA子は、ランドセルを手にすると、走って教室から出て行ったああ、A子帰ったのかな…良かった…俊夫と学と、私は、あそこへ向かうススキを割けて歩く途中、どんぐりやアケビを拾った秘密基地に着くと、先生が石段の前で私に手招きしているあ、先生、ほんとにいた…先生の方へ歩いて行くと、石段の奥からなんとB子が現れたその異様な光景B子は、ブルマ姿でスカートを履かずに手に持っていたそして、泣き腫らした目で私を見つめるせ、先生…B子、どうしたのですか!?久美子、B子がスカート捲りに我慢できなくなって学校休んだから、正しいことを教えてあげてるんだよ久美子もおいで先生は、とても穏やかにそう言うと、私に近寄り腕を掴み、石段の下段に座らせたスカートなので、当然、パンツが見えてしまっている俊夫と学が、またゲラゲラと笑っている何が可笑しいのか私とB子のこんな姿を見て…久美子、昨日のことはお父さんお母さんに言ったのか?言ってないよな?わかってるよ、久美子は良い子だから言わないよなそう言うと、さっき拾ってきたアケビの実を開けて、中身を私の太ももに押し付けたひんやりと太ももに伝わる、薄紫のアケビを見ながら、私
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先生は、『先生失格』も、変態を見抜く嗅覚には優れていたようですね。しかし、朝礼台の件の夜、あそこに指をとは、更に遡らないと、変態久美子の誕生は分かりませんね。