『あれ? 先生やんか!』
ホテヘルのバイトを始めて半年、借金返済のためと割り切って始めたのですが、最近は、お金よりも仕事の楽しさの方がまさってきました。
そんな時、元生徒のとしやくんがお客として偶然ついてしまいました。
誤魔化すこともできずに、動揺しながらも
「久しぶりね。どうしてるの?。こんなことしてるってことは、彼女のジュリとは別れたのかな?」
とか、教師らしいこともいったりしました。
『先生こそ、こんなことして何してるの?。弟からは学校やめたとかは聞いてないけど』
「ちょっとお金が必要で、バイトしてるのよ」
『教師のバイトは、まずいんじゃないの?。まして、こんなところじゃ(・・;)?』
「そうね。でも仕方なかったのよ。ところで、としやくんも溜まってるんでしょ(^.^)。どんなふうにされるのが好きなの?」
『どんなふうって…、憧れの先生とできるのなら、どんなことでも興奮するよ。』
「また、お世辞をいって」
『本当だよ。弟のケンジも先生のこと憧れてるし』
「そうなの(^.^)? じゃ、まずはとしやくんの興奮をおさめないとね」
と、本当は生徒となんてと心臓ばくばくしながら、平静を装いながら、ヘルス嬢としての務めをしました。
その後、4月に入り校長に呼ばれて、バイトの件について追求されました。としやくんだけでなく、こっちが気づいてなかったのですが、どうも保護者とも会っていたようで匿名のメールが教育委員会に届いたとかorz。
仕方なく、あっさりと認めて謝罪。懲戒免職やろなと諦めていたのですが、思わず校長から
「一度、俺にもサービスしてくれよ。悪いようにしないから。」
とのお言葉。
報告をあげる前に、その日のうちにたっぷりサービスしちゃいました。
「じゃ、免職じゃなく停職にしとくから、依願退職しなさい。このまま復帰もできないやろうし、そうすれば退職金も出るし。」
とありがたいお言葉をいただきました。
残念ながら、処分は受けましたが、教職は退職し、これからはヘルス嬢1本としてやって行く覚悟ができました。
『元教師』という肩書きは、お客さんには好評なようで、今まで以上にお客がつくし、元生徒や親も、時々やって来ます。(^^;;。
これからも、頑張ります!